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旧:院長ブログ 2015年2月アーカイブ
胃腸の調子が良くない⑤ 過敏性腸症候群
胃腸の調子が良くない⑤
過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)
ストレスがかかると、おなかの調子を崩す人は近年、確実に増えています。
朝の通勤、通学時に腹痛が起きる過敏性腸症候群で悩む人は、人口の10~15%といわれ、消化器内科を受診する患者の約半数が、過敏性腸症候群だという報告もあるそうです。
レントゲンや内視鏡、便など検査をしても、何の異常も見られないのに、症状だけが続き、 常にお腹の調子が気になってトイレに行けないような場所では不安を感じてしまいます。
なぜストレスと腸の調子が関係があるのかは、脳で感じたストレスは自律神経を介して腸を刺激して、腸の蠕動(ぜんどう)運動に異常が生じて下痢や便秘そして腹痛が発症するのを脳腸相関と呼ばれています。
逆に、腸の不調が脳へのストレスを引き起こして、精神不安や緊張そして抑うつなどを招くこともあるのです。
過敏性腸症候群の症状は、腹痛や腹部の不快感を繰り返してますが、排便後は症状が治まりやすく、男性の場合下痢をする人が多く、女性の場合は便秘になる人が多く下痢と便秘を交互に繰り返すという症状の方もいます。
腸内の内容物を押し出すための大腸の蠕動運動の過剰になることで下痢が起こります。
一般的な便秘は、逆に腸の蠕動運動が弱まって起こる弛緩性便秘がほとんどです。
川越総合整体院の整体療法では、腸の働きだけではなく、体全体のバランスが整うことにより下痢や便秘などの症状改善にも有効です。
体のゆがみは、胃から腸に至るまでの消化管運動にも支障が出て、消化不良になるのです。
消化器官の調子を崩している原因となるゆがみを矯正することで、このような消化吸収の要でもある唾液分泌や自律神経のバランスを整えることになり、その結果、過敏性大腸症候群などの症状にも有効なのです。
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(川越総合整体院) 2015年2月13日 08:03
胃腸の調子が良くない④ 食欲不振
「お腹が空いた~」、「お腹が一杯になった~」の感覚は、脳の視床下部で摂食中枢と満腹中枢脳で制御しています。
食欲不振は消化吸収から排泄に至るまでの機能が体のゆがみによって低下することも大きく影響します。
また、消化器系の機能低下から来る食欲減退だけでなく、時として病気や体調不良が関係している場合もあり、食欲不振の原因は多岐にわたっています。
例えば疲れている時や風邪を引いている時、夏バテ、食べ過ぎた後などその時の体調に応じて一時的に食欲不振になることは日常生活の中でもよくみられることです。
次に、空腹時に「グーグー」と鳴るのを経験した方は多いと思いますが、それは「空腹期強収縮」と言って、胃で消化された後の食物の残留物や胃粘液を清掃するための収縮運動で、食後ある程度の時間が経って、空腹感を感じるのは、この空腹期強収縮の後になります。
「グー」っと音がなるのはこの空腹期強収縮の音なのです。
胃下垂や胃アトニーなどで食欲不振に陥るのは、脱力気味の弛緩した胃壁の筋肉ではこの空腹期強収縮がうまく行えないためでもあります。
食欲が減退するのは、各種の病気に伴って起こり得る全身症状の一つなのですが、胃痛・逆流性食道炎による胸焼けなど胃の不調がやはり一番の食欲不振の原因になることでしょう。
他にも精神的な要因として不安や恐怖・悲しみ・怒りなどが胃の働きに影響して食欲不振になることがあります。
病院で「胃痛と食欲不振」を訴えて胃バリュウムや内視鏡検査(胃カメラ)・ 超音波検査などで胃の異常が発見されなかった場合、「自律神経失調症です」と告げられることが多く、実際このような体調の時、自律神経の働きは乱れていますから、これらは全て自律神経失調症となってしまうのです。
体の機能には全て自律神経が関わっていますから、自律神経が乱れることで、食欲不振の場合もありますが、逆に過度な食欲、過食になるケースもあります。
<食欲不振にともなう症状>
・食べても味がない
・少量でも、すぐにお腹が一杯になる
・ 食べられない・食べたいと思わない
・ 疲れやすくて気力がない
・ お腹が張る(腹部膨満感)
・ 吐き気
・ げっぷ(胃酸過多)
・ 胃下垂
・ 痩せる(体重減少)
・ 便秘
・ 下痢 などです。
川越総合整体院の整体が胃痛と食欲不振に対して有効なのは、摂食中枢と満腹中枢の機能を低下させてしまっている体の歪みを整えて機能を正常化させることから始まり、その結果、唾液の分泌も正常化されることにより消化吸収から排泄に至るまでの機能が回復し、また体調不良の原因となっている器官の機能が正常に戻って行く過程での様々な体の調子も回復されるからなのです。
消化吸収のメカニズムが正常化することは、食欲不振の解決になるです。
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(川越総合整体院) 2015年2月12日 07:40
胃腸の調子が良くない③ 胃下垂
胃下垂は、胃や内臓全体が正常な位置より下の方に垂れ下がった状態のことで、重症の場合は臍(へそ)のあたりまで下がってしまう方も。
胃下垂は腹壁の緊張、脂肪不足と筋肉の収縮、腹部の圧力低下などが誘因だと言われいて、このような状態は、胃アトニー(胃の筋肉がたるんで機能が低下した状態)も伴っていることが多いようです。
■ 胃下垂の症状。
① 胃の蠕動運動(ぜんどううんどう)機能低下による膨満感と食欲不振
② 食後のむかつき
③げっぷ(逆流性食道炎)と胸やけ(胃酸過多)
④便秘と肌荒れ
⑤胃痛と吐き気
⑥胃もたれ
⑦ 腰痛
⑧ 下腹が出る など
腹膜により覆われる臓器を腹膜内臓器と言って、胃の下垂だけではなく腹膜内の臓器全てが下垂しているとみなすべきで、胃だけではなく内臓下垂=胃下垂と考えなくてはなりません。
腹膜内臓器には胃、十二指腸上部、空回腸、脾臓、卵巣卵管などがある。
その他、横隔膜の位置異常で、すぐ下にある胃が横隔膜の圧迫されて胃を押し下げて陥っているケースもあり、横隔膜の調整により位置が改善されることで胃の下垂やそれに伴う症状からも解放されるでしょう。
上記のような直接的な調整のほかに、横隔膜へと続く脳からの神経(横隔神経)は頚椎4番(首の骨)から横隔膜へ向かって流れています。
背骨と骨盤をしっかり調整することで、頸椎4番も矯正され、横隔膜の位置異常も改善され、胃下垂や関連症状の解放へと導く手法もあります。
また、空腹時に甘いものを摂取することで胃の筋肉が弛緩してしまい、その状態の胃袋に食べ物が入ってきて胃を下げてしまうこともありますので、甘いものを食べるタイミングなども大切なのです。
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(川越総合整体院) 2015年2月10日 07:54
胃腸の調子が良くない 胃の痛み②
胃の痛み②
胃の痛み①から読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/02/entry_1116/
胃酸過多が招く、胃痛と逆流性食道炎
逆流性食道炎とは、胃酸の過剰分泌で胃液や胃の内容物などが食道に逆流することで、食道の粘膜が荒れ、炎症が起きてしまう病気です。
胃液には、食物を消化するための強い酸「胃酸」が含まれています。
胃酸が食道に逆流すると、粘膜は炎症を起こしやすくなります。
逆流性食道炎の原因
①ストレス、暴飲暴食、飲酒などによる胃酸の過剰分泌 胃酸過多
②食道と胃のつなぎ目にあり、胃から食道への逆流を防ぐ働きをする筋肉、下部食道括約筋の機能低下
③胃と食道の境目にあり、胃液が逆流しないように閉まっている噴門(ふんもん)の機能不全
④噴門が閉じなくなる(3)の原因となる食道裂孔ヘルニア
⑤ 妊娠、肥満、便秘による腹圧の上昇
胃痛と逆流性食道炎の治療方法
逆流性食道炎と診断を受けてお薬を処方されて服用していても、症状を抑えているだけの対症療法でしかならないのです。
なので結果として、だらだらと薬を飲み続けることになるだけです。
辛い症状が解消するための近道は、その元となる原因を解決するのが一番です。
人間の体は、故障や体調不良の不都合が起きても、自力で修復する力が備わっています。
ですが、体にゆがみがあることで、十分に働けなくなっています。
なので、整体による原因療法をしてその修復する力を十分に働くようにしてあげれば、胃酸逆流やそれに伴う症状も自然に消滅するのです。
自然治癒力を発揮させるための整体
自然治癒力は、脳からの指令により脊髄神経を経由して全身の神経ネットワークでつながっています。
背骨や骨盤の矯正は、脊髄神経の通りを良くするのが目的です。
脊髄神経の流れがよくなると全身が快方に向かい、胃の症状だけでなく、首、肩こりや頭痛、不眠症なども良くなります。
脳からの神経は全身につながっていて、胃だけではないのです。
症状を何とか消そうする目的のための整体ではありません。
当院の整体により、あなた自身の体の異常を脳がキャッチして、それに見合う治すための指令を脳から伝達して、自力で修復するシステムが働くようになるから自然に自力で処置をするのです。
胃痛改善のために大切なことは、唾液分泌
食べ物が口の中に入った瞬間から、消化吸収の第一段階です。
消化液である唾液が不十分な状態で、食べ物を噛み砕いて胃に送っていると、胃腸はそれを補おうとして余分に働くことになります。
唾液が唾液分泌量は成人で1日あたり1.5リットルと言われています。
ですので唾液分泌量と成分が消化作用の大切な役割を担っています。
ところが、唾液の分泌異常が胃にも負担をかけて胃の病気である、胃酸過多や逆流性食道炎になりやすくなります。
唾液の中には消化酵素がありますので、消化吸収には重要な役目を担っているのです。
唾液腺は、口の周囲に存在しています。
(耳下腺・顎下腺・舌下腺・口唇腺・頬腺・舌腺・口蓋腺・洗浄腺の8つ)
顎関節症などで、口周辺にゆがみがあることも唾液腺が正常に働きにくい原因となることも考える必要があります。
逆流性食道炎の症状で悩んでいらっしゃる方は顔のゆがみもチェックする必要があります。
逆流性食道炎の症状
①就寝中や前屈姿勢になったときに喉や口に胃酸が逆流する。
②甘い物が食べられなくなる。
③咳き込む。
④口臭がきつくなる
⑤胸やけ→食後に胸に熱いものがこみあげてくるような感じがする。
⑥ 食道がつまった感じで食物を飲みこみにくい嚥下障害(えんげしょうがい)
⑦ 酸っぱいものや苦いもの液体が口まで上がってきてげっぷが出る。
⑧みぞおちのあたりが痛む。
⑨ 胸に締め付けられるような痛みを感じる、などです。
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(川越総合整体院) 2015年2月 9日 07:16
胃腸の調子が良くない 胃の痛み①
胃の痛み①
病院で検査をしたけれど、特に異常がみつからない胃の痛み。
実際に胃が悪くないのになぜ痛みがでるのでしょうか?
この場合、整体の見地では、横隔膜の位置の影響で、胃痛や胃の不快感を感じてしまっているケースがあります。
これは、横隔膜の下にある胃を刺激したり圧迫して胃に症状を感じている訳ですが、「胃が痛い」と訴えていらっしゃる患者さんの半数近くはこの横隔膜の位置異常から来る胃痛です。
胃の細胞から胃粘膜までは、さほど壊れていないという事であれば、横隔膜の位置が正されれると胃は楽になれると言えます。
横隔膜は面積が大きい筋肉ですから、横隔膜の位置異常による胃への負担も大きいものとなります。
横隔膜は横隔神経に支配されていますが、横隔神経は頚椎4番から出て横隔膜へ向かっていますら頚椎4番の歪みにより横隔膜にもゆがみが出てしまいます。
胃痛以外にも横隔膜のゆがみの影響は、すぐ上にある心臓や心臓から出て横隔膜を抜けて通る腹部大動脈を刺激して、二次的に動悸や実際には心臓が悪くないのに、不整脈を起してしまう場合もあります。
当院では、横隔膜の調整と頚椎4番を含む背骨全体のバランスをととのえる整体作用により横隔膜の位置も矯正されます。
もし、実際に胃が悪いかたでも回復力が高められ自然治癒を促します。
体のゆがみを整えることは、消化吸収から排泄までのプロセスをも正常化していきますので、総合的な意味においても胃への負担が減って調子が改善されるでしょう。
また、胃液の分泌が正常化されることでダイエットをサポートしやすい体になる可能性もあります。
なぜなら、胃液には脂肪を脂肪酸に分解する消化酵素リパーゼが含まれていますから、リパーゼには溜まった内臓脂肪や皮下脂肪を減少させる働きがあり、胃液の分泌が正常化されるとダイエット力も高まるでしょう。
それと、胃の不快感がなくなると、表情も明るくなって周りの方に好印象を与えるようになるかもしれませんね?
胃痛の原因になっている横隔膜のゆがみを改善するならこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年2月 7日 06:30
川越市 目の疲れに効果的な成分と効能
眼精疲労の回復に効果的な成分とその効能について今回はお話ししたいと思います。
目の疲れについて始めから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/01/entry_1110/
①ルテイン
ルテインは、ほうれん草やブロッコリーといった緑黄色野菜に多く含まれているカロテノイド色素の一種です。
近年の研究でその機能性が認められ、注目を集めるようになりました。
特に眼の水晶体と黄斑部にはカロテノイドの中でもルテインとゼアキサンチンしか存在していないため、これらの部位が正常に機能するために重要な働きを果たしています。
ルテインの効能
近年の研究により、水晶体・黄斑部のルテインの量が少なくなると、白内障・加齢黄斑変性症といった眼病の要因になることも確かめられています。
ルテインは、光線(特に紫外線)を遮る役割があり、さらに抗酸化力を持つことから光による酸化ダメージを和らげます。
ルテインは、紫外線や活性酸素から目を守るフィルターの役割をすることが注目されています。
ルテインの摂取量
目の健康を守るためには、 一日に6mgのルテインを摂ることが望ましいとされています。
私たちの健康にとって、頼もしいルテインですが、ルテインは体内でつくることが出来ないので、日々様々な手段により意識的に摂取することが大切です。
②アントシアニン
アントシアニンはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用を持ち、コラーゲンの合成を促進したり、 炎症を抑える働きを持つことが知られています。
調査結果によると、対象とした40種類の果物・野菜の中で、ブルーベリーは、最も酸化防止効果に優れた食品であることがわかっています。
アントシアニンの機能は、視神経の働きを支えているロドプシンという色素の再合成を促す性質をもっています。
ですが、パソコンのモニターを長時間見るなどして目が疲れてくると、ロドプシンの再合成が分解に追いつかず、必要量を維持できなくなってしまいます。
またロドプシンは、加齢によっても減少するので、目が疲れたり、見えにくくなるといった症状を引き起こすことになります。
このような時に、アントシアニンを摂取すると、ロドプシンの再合成を促して、目の疲れを改善し視力を向上させる効果を持っています。
アントシアニンは天然由来
アントシアニンは、もともと、太陽からの有害な紫外線から植物内部を守るため、ブルーベリーの皮の部分に特に多く存在している物質で、活性酸素の生成を抑制する効果があります。
このような天然由来のアントシアニンを摂取することで、視力改善や血液浄化・血液循環をよくする作用、毛細血管の保護・強化作用、抗潰瘍作用、抗炎症作用などを持っています。
目の疲れ、そして目の疲れにともなう頭痛、首、肩こりの原因は体の歪みかもしれません。
そんなあなたにはこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年2月 6日 07:26
川越市 目の疲れ③ 近視
目の疲れ①から読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/01/entry_1110/
近視が進行するのは、ある程度の年齢までで、後は変わらないなんて思っていませんか?
それは俗説です、年齢に関係なく、下記のようなことで近視は進行します。
その原因は、パソコンや携帯電話の普及などによる目の使いすぎです。
さて、そもそも近視にはどのようなものがあるかをお伝えしたいと思います。
軸性近視(じくせいきんし)
軸性近視とは、眼球の奥行きが伸びてしまう(つまり、眼球が縦長になってしまう)ことが原因で起きる近視です。
もともと、人間の目は外から入ってきた光を角膜・水晶体(凸レンズ状の形をしています)で屈折させ、眼球の奥にある網膜にその光を集中して当てるような構造になっています。
もし、眼球の奥行きが伸びてしまうと、その分だけ、光の焦点(屈折した光が集中して当たる場所)が網膜の手前側にくるようになってしまうのです。
その結果、網膜にあたる光は像がぼやけたものになってしまいます。
人は、網膜にあたる光により、視覚の元となる情報を作っているため、その網膜にあたる光がぼやけていると、目で見える景色もぼやけてしまうのです。
屈折性近視(くっせつせいきんし)
屈折性近視とは、角膜・水晶体の調子がおかしくなることが原因で起きる近視です。
水晶体の厚みはある程度自由に変化させることができます。
(水晶体の厚み、というのは、凸レンズの表面の曲がり具合を変形させることを意味します。)
そのため、水晶体の厚みを変化させることで、外から来た光が焦点を結ぶ位置をある程度調整することができます。
もし、水晶体の厚みが変化しないとすると、人はある一定距離のものしか見ることができなくなってしまいます。
例えば双眼鏡や望遠鏡をのぞき込んでいるときに、ピントを調整しないと、ある一定の距離のものしか見えないですよね?
人の目の構造も基本的には双眼鏡や望遠鏡に似た構造になっているのです。
この水晶体の厚みは、普段は自動で調整されて、ピントを見たい物に合わせています。
水晶体の厚みを変化させているのは、水晶体の縁から少しはなれたところにある毛様体筋(もうようたいきん)という筋肉です。
私たちが遠くのものを見る時には、毛様体筋はピントを合わせるために縮み、水晶体を引っ張ることで水晶体を薄くしてピントを合わせています。
逆に近くのものを見る時には、毛様体筋はピントを合わせるために伸び、水晶体を引っ張る力を弱めることで水晶体を厚くしています。
ところが、水晶体を調整する筋肉が緊張して、ピントを調節する機能がうまく働かなくなってしまうと、角膜・水晶体の厚みがうまく調整できなくなってしまうことがあります。これが、屈折性近視です。
仮性近視(かせいきんし)
ところで上記した、屈折性近視になる一歩手前の状態として「仮性近視」と呼ばれるものがあります。
これは、毛様体筋が緊張して疲労がたまっている状態で、水晶体の厚さが元に戻りにくくなってしまっている状態をいいます。
もし、このまま放っておくと屈折性近視に移行してしまう一方で、この段階で筋肉の凝りがとれれば、元に戻る可能性もあるの状態です。
人間の目は外から入ってきた光を角膜・水晶体(凸レンズ状の形をしています)で屈折させ、眼球の奥にある網膜にその光を集中して当てるような構造になっています。
水晶体の厚みはある程度自由に変化させることができます。
水晶体の厚み、というのは、凸レンズの表面の曲がり具合を変形させることを意味します。
そのため、水晶体の厚みを変化させることで、外から来た光が焦点を結ぶ位置をある程度調整することができるのです。
この水晶体の厚みは、普段は自動で調整されて、ピントを見たい物に合わせています。水晶体の厚みを変化させているのは、水晶体の縁から少しはなれたところにある毛様体筋(もうようたいきん)という筋肉です。
ところが、最近は生活習慣の変化により、近くを見ることが多くなりました。
この時に、毛様体筋が伸びっぱなしとなることにより、毛様体筋が緊張して凝り固まってしまい、戻らなくなってしまうことがあるのです。
これが、屈折性近視です。
これは、水晶体を調整する筋肉が緊張して、ピントを調節する機能がうまく働かなくなってしまうことによって、角膜・水晶体の厚みがうまく調整できなくなってしまうことが原因です。
屈折性近視を防ぐためには、あまり近くを見続けない。
根本的な対策はあまり近くを見続けないことに尽きます。
近くを見続けると、水晶体を動かす筋肉である毛様体筋(もうようたいきん)が伸びっぱなしとなることにより、毛様体筋が緊張して凝り固まってしまい、戻らなくなってしまいその結果、視力が落ちてしまうのです。
早期に筋肉をほぐせば、仮性近視からの進行を抑えられます。
但し、毛様体筋が凝り固まってしまって視力が落ちたとしても、ある程度の期間までならば、毛様体筋の機能を回復させることができます。
この、一時的に視力が落ちた状態は仮性近視でしたね。
そして、この状態までならば視力を回復させることができるのです!
そこで、私たちが近視に対応するために以下のことを心がけることをお勧めします。
・眼の筋肉に疲れをためない
・たとえ、疲れがたまったとしてもケアして早く回復させる
眼の疲れをとる、回復させる方法
遠くを見る
仕事に集中していると、どうしても長時間集中して手元を見がちになってしまいます。
ですが、それを続けてしまうと、目の筋肉が緊張してしまい、目の疲れの原因となります。
そこで、少なくても1時間に1回程度は手元から目をはずして、できるだけ遠くを見るようにしましょう。
眼の運動をする(その1)
眼の筋肉をほぐすために、眼の筋肉をあえて動かすことが効果的です。
まずは、眼を開けて、まず、作業中の距離よりも遠い距離(約5m位)の場所を見てください。
そして、徐々により遠い場所(空、雲など、できるだけ遠いところに)に視点を移してみてください。
これを何回か繰り返してみてください。
眼の運動をする(その2)
眼の前、約20cmの位置のところに親指を立てて、その一点を数秒間見つめてください。
その後にその後方にあるより遠い物を5秒ほど見つめてみてください。
これを1セットとして片目1分から2分、一日4~5セットを目安にしてみてください
眼の運動をする(その3)
視野を広げる訓練です。
これにより眼の筋肉も鍛えられます。
まず、視野の一番左上のほうを見ます。
次に右下、右上、左下と順次視線を動かしてください。
これを何回か繰り返します(注:目一杯の力を入れずに、ほどほどの力で無理をしないこと)
コツコツ実践してみてくださいね!
目の疲れ、そして目の疲れにともなう頭痛、首、肩こりの原因は体の歪みかもしれません。
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(川越総合整体院) 2015年2月 5日 08:11
川越市 目の疲れ② ドライアイ
目の疲れ① 眼精疲労から読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/01/entry_1110/
ドライアイとは?
目の疲れを訴える人の約6割は、ドライアイの症状があるといわれています。
ドライアイとは、涙の分泌量が減り、眼球の表面が乾いてしまった状態です。
ドライアイになっている人は正常な人と比べると、涙の分泌量の半分以下になっています。
日常的に分泌されている涙は、目の縁から出る脂や水分がバランス良く混ざって角膜などを保護する役割をもっているそうです。
そのため、涙の分泌量が減ることにより目の調子が悪くなってしまうのです。
パソコンとドライアイ
長時間、パソコンの画面などを見ていると、まばたきの回数が知らず知らずのうちに減ってしまい、涙の分泌量が減少してしまいます。
コンピュータを見ている時には意識してまばたきをしないと、まばたきの回数がどんどん減ってしまいます。
そしてオフィスは空調が完備されていて快適に働けますが、そのせいで、逆に空気が乾燥しているため、目の表面も乾きやすいのです。
最初のうちは自覚症状がなく、気づかないうちに進行してしまっています。
目が重たい、目がゴロゴロするなどの症状があったら、ドライアイかどうか受診されてもいいかもしれません。
コンピュータによる作業は目に悪影響を及ぼす?
コンピュータを使った作業は、目に悪いとよく聞きますよね。
ここでは、なぜコンピュータを使った作業が目に悪いと言われるのでしょうか?
まばたきの回数がが減る
よく言われるのは、コンピュータを見ていると、まばたきの回数が減るということです。
皆さんも経験があるのではないでしょうか?
例えば意識してまばたきを止めてみてください。
どれくらい、まばたきをしないで我慢できますか?
普通は、人はまばたきをしない、ということはありえず、頻繁にまばたきをしています。
どれくらいかというと、通常1分間に20回~30回まばたきをすると言われています。
ところが、コンピュータを見るなど作業に集中してしまうと、まばたきの回数が減ってしまいます。人によっては、まばたきが1分から2分に1回になる、とも言われているようです。
このように、まばたきが減ってしまうと、どんなことが起こるのでしょうか?
まばたきは、涙を出すためのきっかけとなっています。
そのため、まばたきをしないと、涙がでなくなってしまうのです。
涙といっても、泣くときだけに出るわけではありません。
私たちの目の表面は常に涙で覆われ保湿されているのです。
この涙はまばたきによって分泌され、目の表面に涙の膜を形成し、目を覆って保護しています。
この涙の膜は、しばらくすると蒸発してなくなってしまうので、その蒸発する前にまばたきをすることにより、涙が補充され、その結果涙が、目の表面を覆い続ける仕組みです。
ところが、まばたきが減ってしまうと、この涙の補充がうまく行われないため、目に悪影響を及ぼしてしまいます。
焦点距離・照度が大きく変化する
コンピュータを操作する際に、視線はディスプレイ・キーボードをいったりきたりしますよね。
また、他に資料などを使いながら作業をする場合、その資料もちらちらと見ながら作業をすることになります。
このように、コンピュータを操作しながら、ディスプレイ・キーボード・資料と、いろいろなところを見ることになるので、視点を変えるたびに、それらにピントを合わせる必要がでてきます。
これも目に負担がかかります。
さらに、ディスプレイは初期設定では非常に明るく設定されています。
そのため、その明るさを調整せず使用すると、資料やキーボードなどの物とディスプレイとでは、明るさが大きく異なってしまいます。
また、日中と夜間、日が当たったり、当たらなかったりといった事でも、物やディスプレイの明るさは変化します。
このような状況に対応して、全てのものを出来る限り均等の明るさになるように、調整していかないと、目の負担の原因となります。
ドライアイへの対処法
コンピュータとうまく付き合う
目のためには、コンピュータを使わないが一番いいのは間違いありません。
ですが、現代ではコンピュータは生活の一部になってしまっているため、そうもいってられません。
コンピュータ時の目への負担を少なくするポイント
・ディスプレイを頭より下に置く
少し下を向くと目をあまり開けずにすむので、涙の蒸発が抑えられます
(試しに上を向いてみてください。目が動作に連動して開くのがわかると思います)。
・パソコンを使うときには、通常、別の資料等を見ながら使う場合が多いと思います。
そのようなときには、ディスプレイ、キーボード等の入力装置、資料のそれぞれを目から同じ距離に配置すれば、視点を変えるたびにピントを合わせる労力が減り、目が疲れにくくなります。(書見台などを使うと良いでしょう)
・作業中には手元ばかりを見ず、遠くも見るようにする。
近くを長時間見つめていると、目の疲れの原因となるばかりでなく、視力低下の原因にもなります。
・パソコンを使った作業をする際は、30分に一度は画面から視線をはずして、できるだけ遠くを見ましょう。
・手元で何かの作業をするときは、目から30cm以上離すようにしましょう。
・画面の明るさを調整し、周りの明るさとの差をなくしましょう。
画面は明るすぎても暗すぎても目が疲れてしまいます。
部屋とコンピュータ画面に明るさの差があると、光の調節のため瞳孔の筋肉が伸びたり縮んだりして目の筋肉が非常に疲れてしまうからです。
周りの明るさが均等になるよう机の位置を変えたり、照明の工夫をしましょう。
・ディスプレイフィルタを使う
フィルタをディスプレイに取り付けて画面からの光を和らげたり、ディスプレイから出る電磁波を防ぐことで目の負担を減らします。
ディスプレイ用や液晶ディスプレイ用があります。
ドライアイへのセルフケア
上に書いたのはすべて、ドライアイの予防方法又は悪化を防ぐ方法です。
もし既にドライアイの症状がある場合には、まずは、ドライアイの症状を緩和することを考えましょう。
蒸しタオル
簡単で効果を実感しやすいです。
蒸しタオルで目を1分くらい温めると、ほどよい温かさと湿気で目の疲れが緩和されます。
蒸しタオルの作り方:
タオルに水を含ませてきつく絞ります。
その後電子レンジ(500W)で40秒前後加熱すれば完成です。
※加熱時間はタオルの厚さ・大きさにより、異なります。
同じような効果はお風呂に入っている時に目を閉じて湯船のお湯を目にあてるのでもOKです。
水分補給する
あたりまえですが、体内の水分がなければ涙も出にくいです。
そのため、水分をしっかり、こまめにとることも大切ですね。
また、お部屋の湿度も低くなりすぎないように保ってください。
目の疲れ、そして目の疲れにともなう頭痛、首、肩こりの原因は体の歪みかもしれません。
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(川越総合整体院) 2015年2月 2日 06:55
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