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冷え・むくみについて⑤
冷え・むくみについて⑤
冷え・むくみについてはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/03/entry_1143/
冷え性に対する東西の医学治療法
西洋医学の場合
西洋医学の医療は、病気を臓器別(胃、脳、心臓など)に専門医をわけて診察します。
治療手段は薬品や手術などです。
一方の東洋医学は、西洋医学と違い身体の部分だけでなく、全体を診察して身体の体質やバランスを判断して整える医療です。
心と体の状態を含めて診断し、生命力を活性化させるための治療を行い、効果を高めていきます。
薬は、漢方薬などの天然の生薬を使います。
西洋医学の世界では、「冷え性」という病名はなく、冷え性は自覚的な症状として扱われてしまいます。
ですので、西洋医学では「冷え性」と診断されることはなく、冷え性の場合は「自律神経失調」として診断されるようです。
したがって病院では、自律神経を整えるべく、精神安定剤を処方されたり、冷えの症状を緩和するような投薬が行われます。
冷えだけの場合、ビタミン剤が処方されてお終いということもあるのです。
このように、西洋医学的に「冷え性」の改善は、東洋医学のように、その原因にある根本を治すのではなく、症状に対処するための対症療法が行われているということになります。
ですので、冷えの根本治療を行うものではありません。
手足が冷たいというだけでなく、心の状態、生理痛・低血圧というような他の症状とを総合的にみて、「冷え性」と診断されることはないのです。
西洋医学を「臓器医療」「対症療法」「化学薬品」という特徴でまとめると、一方の東洋医学は「全人的医療」「全身調整」「天然薬物」と、その特徴をまとめることができるでしょう。
冷え性の捉え方一つにしても、治療法にしても、西洋医学と東洋医学ではまったく異なるようです。
東洋医学からみた病気とは?
逆に東洋医学では、起こっている病気や不調を「からだ全体のもの」として部分ではなく、全体を一つとして捉えます。
病気や不調が起きることは、からだのバランスが崩れていることが原因という考え方になります。
西洋医学のように、病気・症状が出ている部分だけを見るのではなく、からだ全体のバランスを見て原因を明らかにして、その人の体質にマッチした治療を施していく医療なのです。
東洋医学では、からだのバランスを保っているのは「気」「血」「水」という要素だと考えていて、この3つの要素がバランス良くきちんとからだを循環することによって、心身が整えられ、健康を維持、促進されていると考えます。
気・血・水とは?
「気」とは、心身の活動に必要なエネルギー。
「血」とは、体内を流れている血液のこと。
「水」とは、からだの中の血液以外の水分。体液や分泌液などです。
この3つの要素どれもが大切な役割を持っているので、一つでも働きがおかしくなると、その他の循環に支障が出てしまいます。
これが、病気や不調などになって現れてくると考えています。
東洋医学の場合
東洋医学で冷え性をみるとき、どこが冷えるか、ほかの部分の状態はどうか…をいうことを大切にしています。
めぐりの悪さが原因で冷えが引き起こされていると考える東洋医学の「冷え性」は、冷えの場所や冷えと熱が混在する場所などが、冷え性の原因を解明するヒントになります。
からだをめぐる「気」「血」「水」という働き具体を探り、冷えの原因を特定していくのです。
気の乱れ:気が乱れると、下半身が冷えて上半身がのぼせる症状が起こります(冷えのぼせ)。
血の乱れ:血が停滞すると、骨盤腔内、手足の冷え、下腹の冷えなどが起こります。
水の乱れ:水が停滞すると、胃腸の機能低下に伴って冷えが起こります。
東洋医学での冷え性の治療法とは
東洋医学での冷え性の改善方法として、漢方薬を使用した治療方法があります。
からだは自然界の一部と考え、自然の生薬を用いて「気」「血」「水」の不足を補い、流れの滞りを調整することで、からだのバランスを調整し、冷えを改善するという考え方です。
ですから、たとえ同じ「冷え」であっても、一人ひとり個別によって、服用する漢方薬は異なります。
薬だけに頼るのでなく、食事や心の状態、生活習慣などから体の回復を考えていきます。
東洋医学では、漢方薬治療のほかにも、医食同源に基づいた食事療法、整体療法、鍼灸療法、気功療法などの治療法があります。
漢方薬で冷え性治療
西洋医学で処方される薬は、動物実験で作られた化学薬品ですが、「漢方薬」は植物や動物などから抽出したり、粉末化にした天然の産物です。
三千年という長い間に効能が確かめられてきた、天然薬物です。
東洋医学で冷え性をみるときは、顔色や脈、眼や鼻、舌の状態を診察し、自覚症状、生活習慣やストレスなどの有無なども聞いていきます。
そうした情報をもとに、それぞれの冷えのタイプを見極め、冷えの原因を取り除けるような、全身治療を行っていくことになります。
漢方薬は、天然の植物、動物、鉱物などを原料とした「生薬」を組み合わせて処方されています。
ですから、漢方薬にはさまざまな作用をもたらす、さまざまな成分が含まれています。
からだへの作用も単純ではありません。
漢方薬には身体を温めるものはさまざまあります。
身体を温めたり、ほてりをさましたり、血行を良くしたりする効果のものなどです。
それぞれの冷えのタイプによって、冷えを根本から改善しくもの、その逆に体を温める効果を持つ漢方薬が処方されます。
つまり、人によって、処方される漢方薬は変わるのです。
こうした漢方薬は、冷え性を改善するだけでなく、乱れた体のバランスを整えてくれる作用があるので、体質改善にも役立ちます。
漢方と整体による相乗効果
その他、生活習慣や心の状態、日頃のからだのクセによって歪んでしまった骨格や筋肉、内臓機能などを整えることでも、より漢方薬の効果を引き出すことに整体療法は有効とされています。
整体療法だけでも、気・血・水のバランスは整い、大半の冷え性は改善されています。
なにより、漢方薬と整体療法での相乗効果による早期改善も期待できるでしょう。
冷え・むくみの改善には欠かせない体のゆがみを整えるならこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
冷え・むくみについてはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/03/entry_1143/
冷え性に対する東西の医学治療法
西洋医学の場合
西洋医学の医療は、病気を臓器別(胃、脳、心臓など)に専門医をわけて診察します。
治療手段は薬品や手術などです。
一方の東洋医学は、西洋医学と違い身体の部分だけでなく、全体を診察して身体の体質やバランスを判断して整える医療です。
心と体の状態を含めて診断し、生命力を活性化させるための治療を行い、効果を高めていきます。
薬は、漢方薬などの天然の生薬を使います。
西洋医学の世界では、「冷え性」という病名はなく、冷え性は自覚的な症状として扱われてしまいます。
ですので、西洋医学では「冷え性」と診断されることはなく、冷え性の場合は「自律神経失調」として診断されるようです。
したがって病院では、自律神経を整えるべく、精神安定剤を処方されたり、冷えの症状を緩和するような投薬が行われます。
冷えだけの場合、ビタミン剤が処方されてお終いということもあるのです。
このように、西洋医学的に「冷え性」の改善は、東洋医学のように、その原因にある根本を治すのではなく、症状に対処するための対症療法が行われているということになります。
ですので、冷えの根本治療を行うものではありません。
手足が冷たいというだけでなく、心の状態、生理痛・低血圧というような他の症状とを総合的にみて、「冷え性」と診断されることはないのです。
西洋医学を「臓器医療」「対症療法」「化学薬品」という特徴でまとめると、一方の東洋医学は「全人的医療」「全身調整」「天然薬物」と、その特徴をまとめることができるでしょう。
冷え性の捉え方一つにしても、治療法にしても、西洋医学と東洋医学ではまったく異なるようです。
東洋医学からみた病気とは?
逆に東洋医学では、起こっている病気や不調を「からだ全体のもの」として部分ではなく、全体を一つとして捉えます。
病気や不調が起きることは、からだのバランスが崩れていることが原因という考え方になります。
西洋医学のように、病気・症状が出ている部分だけを見るのではなく、からだ全体のバランスを見て原因を明らかにして、その人の体質にマッチした治療を施していく医療なのです。
東洋医学では、からだのバランスを保っているのは「気」「血」「水」という要素だと考えていて、この3つの要素がバランス良くきちんとからだを循環することによって、心身が整えられ、健康を維持、促進されていると考えます。
気・血・水とは?
「気」とは、心身の活動に必要なエネルギー。
「血」とは、体内を流れている血液のこと。
「水」とは、からだの中の血液以外の水分。体液や分泌液などです。
この3つの要素どれもが大切な役割を持っているので、一つでも働きがおかしくなると、その他の循環に支障が出てしまいます。
これが、病気や不調などになって現れてくると考えています。
東洋医学の場合
東洋医学で冷え性をみるとき、どこが冷えるか、ほかの部分の状態はどうか…をいうことを大切にしています。
めぐりの悪さが原因で冷えが引き起こされていると考える東洋医学の「冷え性」は、冷えの場所や冷えと熱が混在する場所などが、冷え性の原因を解明するヒントになります。
からだをめぐる「気」「血」「水」という働き具体を探り、冷えの原因を特定していくのです。
気の乱れ:気が乱れると、下半身が冷えて上半身がのぼせる症状が起こります(冷えのぼせ)。
血の乱れ:血が停滞すると、骨盤腔内、手足の冷え、下腹の冷えなどが起こります。
水の乱れ:水が停滞すると、胃腸の機能低下に伴って冷えが起こります。
東洋医学での冷え性の治療法とは
東洋医学での冷え性の改善方法として、漢方薬を使用した治療方法があります。
からだは自然界の一部と考え、自然の生薬を用いて「気」「血」「水」の不足を補い、流れの滞りを調整することで、からだのバランスを調整し、冷えを改善するという考え方です。
ですから、たとえ同じ「冷え」であっても、一人ひとり個別によって、服用する漢方薬は異なります。
薬だけに頼るのでなく、食事や心の状態、生活習慣などから体の回復を考えていきます。
東洋医学では、漢方薬治療のほかにも、医食同源に基づいた食事療法、整体療法、鍼灸療法、気功療法などの治療法があります。
漢方薬で冷え性治療
西洋医学で処方される薬は、動物実験で作られた化学薬品ですが、「漢方薬」は植物や動物などから抽出したり、粉末化にした天然の産物です。
三千年という長い間に効能が確かめられてきた、天然薬物です。
東洋医学で冷え性をみるときは、顔色や脈、眼や鼻、舌の状態を診察し、自覚症状、生活習慣やストレスなどの有無なども聞いていきます。
そうした情報をもとに、それぞれの冷えのタイプを見極め、冷えの原因を取り除けるような、全身治療を行っていくことになります。
漢方薬は、天然の植物、動物、鉱物などを原料とした「生薬」を組み合わせて処方されています。
ですから、漢方薬にはさまざまな作用をもたらす、さまざまな成分が含まれています。
からだへの作用も単純ではありません。
漢方薬には身体を温めるものはさまざまあります。
身体を温めたり、ほてりをさましたり、血行を良くしたりする効果のものなどです。
それぞれの冷えのタイプによって、冷えを根本から改善しくもの、その逆に体を温める効果を持つ漢方薬が処方されます。
つまり、人によって、処方される漢方薬は変わるのです。
こうした漢方薬は、冷え性を改善するだけでなく、乱れた体のバランスを整えてくれる作用があるので、体質改善にも役立ちます。
漢方と整体による相乗効果
その他、生活習慣や心の状態、日頃のからだのクセによって歪んでしまった骨格や筋肉、内臓機能などを整えることでも、より漢方薬の効果を引き出すことに整体療法は有効とされています。
整体療法だけでも、気・血・水のバランスは整い、大半の冷え性は改善されています。
なにより、漢方薬と整体療法での相乗効果による早期改善も期待できるでしょう。
冷え・むくみの改善には欠かせない体のゆがみを整えるならこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年3月28日 07:12