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旧:院長ブログ 2015年6月アーカイブ
自律神経と整体 ~背中の痛み~①
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
背中の痛みと自律神経失調症との関係とは?
実際来院される患者さんの中でも、背中がガチガチにこっている、背中が痛くてたまらない、と感じている人は多いです。
そこで、自律神経失調症だとどうして背中が痛くなるのか?
今回から2回に分けて具体的にどんな痛みなのか?
対策にはどんな方法があるのか?などについてお伝えしたいと思います。
どうして背中が痛くなるのか?
自律神経失調症と背中の痛みとは、密接に関係しています。
背中の痛み以外にも、肩こりや腰痛をはじめとして、体のありとあらゆるところに鈍い痛みを感じるといった症状も、自律神経失調症と関係していることが多いのです。
背中が痛くなる原因は『体液の流れが滞っているため』というのがおもな原因として考えられます。
自律神経は、活動・緊張モードである 「交感神経」 と、休息・体の回復モードである 「副交感神経」 の2つから成り立っていることは、自律神経と整体のシリーズで度々お伝えしています。
この正反対の働きをするこの2つのバランスがとれているのが本来の健康な状態なのです。
そして、ストレスの多い生活によってバランスが大きく乱れている状態、それが自律神経失調症なのです。
このバランスの乱れの多くは「交感神経ばかりがはたらいてしまい、副交感神経が十分にはたらけていない状態」 となっています。
ストレスで交感神経ばかりはたらくことが原因!
バランスを乱す原因であるストレス。
人間関係や仕事のプレッシャーといった精神的な影響だけではありません。
通勤ラッシュ、睡眠不足、不規則な食生活、運動不足、食品添加物、花粉、といった肉体的なストレスも大きく影響します。
ストレスがたまると 「心も体も疲れ切ってしまう!何とか頑張って元気にならなくては!」 と感じた交感神経がフル活動し始めます。
交感神経がはたらくと、心臓や肺などの臓器に血液が多く送り込まれて、活動モード全開にします。
「血液が多く送り込まれるなら、いい事なのでは?」 と思うかもしれませんが、実はいいことばかりではありません。
それは 「筋肉や器官につながる血管が収縮してしまう」というデメリット。
主要臓器は活発に動くようになったとしても、その他の血管は細く収縮してしまって血液の流れが悪くなる、ということです。
この血液の流れが悪くなることでの症状のひとつとして 「背中の痛み」 を感じるわけです。
交感神経がはたらくことで緊張状態となり、筋肉がこわばって背中に痛みを感じてしまう。
逆に副交感神経が活発になれば、筋肉も血管もふわりとゆるみます。
心臓などのはたらきも落ち着いてきて、筋肉や器官につながる血管もひろがってきます。
「背中のコリや痛みに悩まされている」、という人は副交感神経が十分にはたらけるような対策をとることが大切です。
そこで、副交感神経を高めるための方法をお伝えしていきたいと思いますが、種類がいくつかあるので、こちらは次回詳しくお伝えすることにします。
背中の痛みの具体的な症状
背中の痛みと一口に言っても、さまざまな症状があります。
どんな痛みなのか気になる人も多いと思います。
どんな感じを自覚するのか?
★肩から背中にかけて、鉛(なまり)のように重たくて、だるさが取れない
★背中がガチガチになってしまっており、背筋を伸ばすことがつらい
痛みがひどすぎて、あお向けで寝るのがつらい
★背中の痛みというより、しびれるような感覚が常にある
★眠っていても、背中に痛みが走って目が覚めてしまって熟睡できない
などといった症状がほとんどです。
痛みの程度については、軽い人から重い人までいろいろです。
このくらいの痛みであれば自律神経失調症による背中の痛みです、という明確な基準はありません。
今回はここまで、次回は背中の痛みをやわらげるために、普段の生活でできる対策についてをお伝えしたいと思います。
整体で身体のバランスを整えることは、自律神経失調症の解消だけでなくさまざまな不調の解消にとても大切なポイント。
そんな、あなたの身体の悩みを解決できる整体療法はこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年6月29日 07:33
自律神経と整体 ~痛み~②
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
痛みへの対処法
体の痛みに効く方法とは?
それは『力を抜く』ということです。
力を抜くというのは猛スピードで走り続けている交感神経を静めることにつながります。
精神的なストレスや運動不足・睡眠不足・多忙な仕事などが原因となって、交感神経がはたらきが過剰になって、副交感神経が弱ってしまうことで、自律神経失調症は起こります。
ですので、交感神経を静めることがもっとも根本的な解決につながるのです。
とはいえ、「痛みをやわらげるためにチカラを抜きましょう」、「リラックスしましょう」、と言われても、「ストレスの多い毎日でどうやったらリラックスできるの?」かと思われるでしょう。
そこで実践していただきたいのが、
①まずは深呼吸
一番手軽なのは深呼吸です。
息を吐く時は副交感神経が優位になり、自然とチカラが抜けてきます。
ストレスが多く忙しい現代人は、無意識のうちに呼吸が浅くなって猫背になっている人が多いです。
そこで、数回でもいいので、ゆっくりと深呼吸をしてみましょう。
鼻からゆっくりと息を吸って、口からゆっくりと息を吐く。
息を吐く時は「2メートルくらい前にあるろうそくの火を吹いて揺らすようなイメージ」でゆっくりと。
4、5秒くらいで息を吸って、8~10秒くらいかけてて息を吐く、といった感じです。
※ここであげた秒数はあくまでも目安です。
そのくらい、息を吸うときよりも吐くときに時間をかけては息を吐きましょう、という意味です。
②体をストレッチ
ストレッチといっても、常にみっちりしなくて大丈夫です。
伸びをしたり、首を回したり、肩を上げ下げしたり。
ゆっくりと呼吸をしながら体を動かすだけでも痛みをやわらげる効果があります。
パソコン仕事をしている人も、家事をしている人も、日常生活でしている「動き」はにはかたよりがでます。
腕を大きく回すこともないでしょうし、足を大きく開くこともないでしょう。
普段、動かしていない筋肉、動かしていない関節は、どうしても硬くなりがちに。
そこを意識して軽く動かしたりストレッチしてみましょう。
筋肉や関節がほぐれますし、なによりも気持ちがいいはずです。
もちろん時間があるとき、または時間を作って、みっちり出来るとよいのですね。
③お風呂でゆったり
お風呂の時間は、睡眠の次に副交感神経がしっかりはたらける絶好のタイミングです。
シャワーで済ますのはNGです。
なぜならシャワーは交感神経を優位にしてしまいやすいからです。
ゆったりと湯船につかりましょう。
お湯の温度は40℃位、これも目安です。
のんびりと気持ちよく湯船につかれる湯温に設定しましょう。
また「湯船につかるのが効果的」といっても、ムリして長時間湯船につかるのはかえって逆効果。
のぼせてしまうと、副交感神経から交感神経へ切りかわってしまいます。
あくまでも基準は「あなたが気持ちいいと感じる程度」の湯温で長過ぎずです。
「あー、気持ちいいー!」と感じるようにお風呂に入れば、体の痛みもやわらいでいくでしょう。
ご自身の取り組みを続けても、いっこうに良くならない痛みの解消にはこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年6月27日 07:39
自律神経と整体 ~痛み~①
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
痛みの症状について
自律神経失調症になると、体のいろいろな場所に"痛み"を感じることがあります。
もちろん「体のあちこちが痛い」ということではなく、「痛みを感じる場所が人によって違いがある」ということです。
例えば、私は頭が痛い、私は肩に痛みを感じる、私は腰が痛いということです。
では、自律神経失調症の痛みが体のどの部分に、どのような感じであらわれるか、につてお伝えしていきます。
そもそもどうして痛みが出るの?
自律神経失調症の人が体に痛みを感じやすいのか?
原因として考えられるのが、自律神経のひとつである"交感神経"が異様に高まってしまっていること。
交感神経というのは、活動している時、興奮している時、緊張している時、ストレスを感じている時などに優位になる神経です。
これはストレスに負けない、よい精神状態を保つために必要不可欠ではありますが、高まりすぎるということは、体が休まることなくずっと活動状態・興奮状態にある、ということになります。
人間、休まなければ体力、気力を回復することはできません。
精神的にも身体的にも、休息をとることは非常に大切なことです。
ですので、交感神経が高まりすぎていつも張りつめた状態になってしまうと、副交感神経(体を休めて疲れやダメージを回復するリラックスの神経)がじゅうぶんにはたらけなくなってしまうので、体は休めることができません。
一日のなかでもっとも体を回復する「睡眠中の時間」でさえも交感神経が優位になっていて、寝つきが悪かったり、眠りが浅い、夜中によく目が覚める、と感じるようになります。
これでは体の回復は円滑に進みません。
本来ならすぐに良くなるはずの痛みやダメージを治せないまま翌朝をむかえて、また次の朝、そしてまた次の朝へ、と持ち越してしまいます。
このようにダメージが蓄積してしまうことで、いつも頭が痛む、肩の痛みに悩むという状態が慢性的になってしまうのです。
では、具体的にどんな場所に痛みを感じる事が多いのか?
痛くなる部分と痛み方
自律神経失調症の人が痛みを感じやすい部分や痛み方をあげてみました、個人差はありますが、参考にしてください。
肩
①ずっと肩が重くて、ズーンとするような痛みがある
②肩の奥深くがしくしく痛む
③肩がバリバリにこっていたり、首・肩・背中がパンパンにパンパンに張っている
④肩の痛みがあまりに強くて夜眠れない
というケースも珍しくありません。
腰
①いつもどおりの生活を送っているはずなのに、腰痛がひどくなったり痛みがずっと引かない
②痛みとしては、激痛を感じるケースよりもにぶい痛みがずっと続くというケースが多い
③特になにもしていないのに腰が痛い
④朝起きた時はいつも腰が痛い
という人も少なくありません。
頭
頭痛は、交感神経の高ぶりによって脳が常にはたらいていることが原因となっている可能性が高いです。
①徹夜明けに感じるような頭がぐらぐらするような痛み
②頭の片方がズキズキ痛む偏頭痛
③後頭部がしめつけられるような痛み
後頭部の痛みは筋肉や脳が緊張状態にあることから起こることが多いので、緊張がほぐれたり、整体などで体の緊張を緩めると頭痛も消えていく傾向にあります。
このような痛みの症状に対して、自分でできる対処法はあるのでしょうか?
次回は痛みの症状への対処法をお伝えしたいと思います。
自律神経の乱れからくるカラダの不調改善には欠かせない整体療法ならこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年6月25日 07:52
自律神経と整体 ~倦怠感・疲れ~②
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
どうして倦怠感がでるのか?
自律神経失調症になるとなぜこのような倦怠感や疲れを感じるのでしょうか?
その原因は、ストレスによって交感神経が極度に緊張してしまうことです。
この状態が長く続くと、体を回復する副交感神経がじゅうぶんにはたらけなくなり、体への負担がどんどん大きくなってしまいます。
これはで良くないと、と体はなんとかしなくてはと、今度は一気に副交感神経に切りかわります。
これは体の防衛反応なのです。
一気に強い副交感神経にきりかわってしまうことで、ぼんやりしたり、体が重たく感じたり、といった倦怠感をおぼえるようになるのです。
ですが、原因であるストレスが消えたわけではないので、また一気に交感神経が緊張し、その状態から体を守るために、また一気に副交感神経が緊張し、と双方を激しくくりかえすこともあります。
こうなると、倦怠感だけでなく、便秘や下痢をくり返す症状があらわれることもあります。
倦怠感を改善するには?
倦怠感や疲れの対処法としては、ストレスによって高まってしまった交感神経をおさえることです。
そのためには次の2つのポイントが重要です。
精神面・・・気分をリラックスさせる
肉体面・・・体をリラックスさせる(筋肉の緊張を緩める)
では、普段の生活の中でできる具体的な方法をお伝えします。
ストレッチや軽い運動
本格的におこなう必要はありません。
首、肩、腕、足などの筋肉を伸ばしてみましょう。
ストレッチ以外にも、ラジオ体操やウォーキングでもよいのです。
運動不足だと体の筋肉はかたく緊張していきます。
期間が長ければ、関節の動きもかたくなってくるでしょう。
普段の生活での動きは意外とかたよっています。
足を大きく開くこともないでしょうし、体をそらすことも少ないでしょう。
つまり、動かしていない筋肉や関節がひじょうに多いということです。
体を動かせば筋肉が収縮して血液の流れもよくなります。
特に、全身の筋肉の7割近くが集まっている「下半身」を動かすのはとても効果的です。
ウォーキングや軽いジョギングなどが筋肉をほぐしてくれます。
アロマをたいたり、ヒーリング音楽を聴くのよいでしょう。
とにかく、リラックスできる空間をつくることが大切です。
「香り」は、感情をつかさどる脳の部分に直接はたらきかけますので、リラックス効果も高いでしょう。
好きな香りのオイルをたいたり、ティシューにふくませて枕元に置いたり。
好きな果物のにおいをかぐことなら手軽にできます。
また、ヒーリング音楽や自然の音など、聴いていて心地いいと感じる音楽もいいですね。
夜などは蛍光灯から間接照明にきりかえて、ゆったりと癒しの音楽でリラックスタイムをもうけましょう。
健康的な食事をとる
倦怠感や疲れがたまり過ぎると、食欲がなくなることもあります。
かといって、食事を抜くとますます自律神経のバランスが悪くなってしまいますので、意識して栄養価の高い食事を摂るように心がけましょう。
特に、倦怠感を解消するのに役立つ成分と言われているのが「鉄分」です。
レバー、小魚、煮干し、しじみ、海藻、卵黄などに多く含まれますので、意識してとりましょう。
また、副交感神経を高めてくれる食品は、きのこ、海藻、ごぼう、れんこんといった食物繊維の多い食べ物や、お酢などの酸っぱいもの、唐辛子、キムチなどのからい食べ物です。
これらも組み合わせてとるように心がけてみてください。
ご自身での取り組みを続けても、なかなかよい結果が現れないあなたは、こちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年6月22日 07:38
自律神経と整体 ~倦怠感・疲れ~
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
倦怠感や疲れが取れない原因はいくつかありますが、ストレス社会の中、現代人に多いのは自律神経失調症から起因するもの。
そこで、そんな倦怠感や疲労感はどのような状態なのか、改善するにはどうしたら良いのか、についてくわしくお伝えします。
倦怠感や疲れの症状
自律神経失調症からくる倦怠感や疲れの症状は、人によってあらわれ方や感じ方も様々です。
その中でも代表的なものとして
全身のだるさ
全身がだるくて、手足を動かすのもつらい、という症状が強く出ることがあります。
ひどいときには、ソファやベッドに横になったまま、何時間も起き上がれないほどの倦怠感におそわれることもあります。
睡眠をしっかりとれていない時のような疲れ
徹夜明けの時のような感覚に似て頭の奥が痛むような疲れを感じる人もいます。
ここでいう疲れや倦怠感は、不眠が原因ではなく、眠れているのに感じるものです。
頭痛をともなうことが多く、それがまた疲れの原因となります。
体のコリ(緊張)
肩や腰などが凝り固まっていて、ずーんと重たいものでも背負っているような倦怠感や疲れを感じます。
関節が痛くなってしまう人もいます。
何もやる気がしない
やらなければならないことがあるにも関わらず、やる気が出ないで、ぼんやりと過ごしてしまうということもあります。
のぼせたようなボーッとした感じ
熱いお風呂に長時間入ったあとのような、ボーッとした感じが続きます。
ちょっと何かしただけで運動をしたあとのような疲れを感じる
運動をしたあとというのは、息切れがしたり動悸がしたり、筋肉が痛くなったりしますが、自律神経失調症からくる倦怠感や疲れはこのような感じです。
ちょっと歩いただけなのに、ちょっと階段をのぼっただけなのに、ひどく疲れたり倦怠感をおぼえたりします。
以上がよくある感じ方ですが、このほかにも倦怠感や疲れの感じ方は人それぞれです。
では、なぜ倦怠感をおぼえるのでしょうか?
次回詳しく、お伝えしたいと思います。
自律神経の乱れからくるカラダの不調改善には欠かせない整体療法ならこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年6月21日 07:23
自律神経と整体 ~咳(せき)~
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
自律神経のバランスが乱れていると、風邪でもないのに咳が止まらなくなることがあります。
そこで、自律神経のバランスが乱れるとなぜ咳が出るのか? その原因は? どんな咳なのか? その対策は? といったことについてお伝えしたいと思います。
咳が出る原因とは?
風邪を引いたときなどに咳が出るのは、「体の中に侵入してきた異物を外へ出すため」 です。
しかし自律神経失調症から来る咳は、風邪をひいた時などに出る咳とはすこし種類がちがいます。
自律神経失調症は、活動をつかさどる 『交感神経』と、休息や体の回復をつかさどる 『副交感神経』 のバランスがくずれている状態です。
このときには、心臓や肺などのはたらきに関係している自律神経も乱れてしまうのです。
ストレスや不安に押しつぶされそうになったとき、わたしたちは自分の体を守るために、交感神経のはたらきを優位にして活性化させています。
ということは、体の中のはたらきが活性化するということ。
脈拍は速くなったり、血圧が上昇したりします。
そんな交感神経の過剰な反応を止めようと、今度は正反対のはたらきをする副交感神経もあわててはたらきを活性化させます。
しかし、自律神経のバランスがうまくとれていない状態にあるために、副交感神経も過剰にはたらいて、今度は血圧が低くなり過ぎてしまい、両極端な変化に見舞われます。
副交感神経がはたらいているときは、気管や気道が狭くなります。
息をするための通り道となる部分が狭くなっているので、呼吸が苦しくなって、「げほげほ」と結果として咳が止まらなくなることがあるのです。
もちろん咳には、ぜんそく、アレルギー、もしくはその他の病気からくる場合もありますので、ドクターの診断を受けずに断定することはできません。
「咳が止まらない」、「咳止めも効かない」 という状態が続くようなら、先ずは病院で診察が必要でしょう。
特くに何もないのであれば、自律神経のバランスが乱れて出ている咳である可能性が高くなるでしょう。
どんな咳が出るのか?
特徴として、風邪を引いているわけでもないのに、首を触ったり冷たい空気を吸い込んだりしたときなどに咳が続きます。
また、夜間によく咳が出る傾向があります。
これは、夜になると副交感神経が優位になることが原因でしょう。
咳の症状としては、空咳であることが多いようです。
では、自律神経失調症からくる咳への対策として、どんな方法があるのでしょうか?
ふだんの生活の中でできる方法をいくつかお伝えします。
咳への対策
咳が出ないようにする方法をいくつかお伝えします。
①横向きに眠る
あお向けで寝ていると、鼻水がのどに流れやすくなることが原因で、咳が出やすくなることもあります。
横向きで寝るようにしてみましょう。
また、横向きで寝ている姿勢は、副交感神経のはたらきが強まったことで狭くなった気管や気道を広げるのに有効な方法でもあります。
※改善後は仰向け寝が良いです。
②鼻呼吸を意識しよう
口呼吸をしている方は、無意識のうちにいつも口が開いていることになります。
いつも口が開いていると、のどが乾燥しやすくなるので咳がひどくなる原因になります。
鼻呼吸をするように心がけるとともに、口が開いていることに気がついたら、すぐに口を閉じるように意識してみましょう。
③マスクをする
マスクをすることでのどの乾燥を防げます。
マスクの中で湿った息が充満するので、加湿器を使用しているような潤いが保てます。
この方法、とても手軽ではありますが、意外と効果を感じる人が多い方法です。
ちなみに、鼻を覆わないでマスクをつける人もいますが、のどの乾燥を防ぐためには鼻も覆うようにマスクをしましょう。
④あたたかい飲み物を飲む
咳の対策に有効なのはあたたかい飲み物。
冷たい飲み物はのどを刺激するので、副交感神経のはたらきによって収縮した気管がますます収縮して、咳が止まらなくなってしまうこともあるので注しましょう。
あたたかい飲み物を少しずつ飲むことで、湯気でのどを潤すことができるでしょう。
また、「ハチミツは小児用咳止めシロップよりも効果がある」 という研究結果も出ているほどで「ハチミツ」を、ぜひあたたかい飲み物に入れて飲んで、咳対策をしましょう。
大もととなる自律神経の乱れに影響を及ぼす体のゆがみを整えるなら、こちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年6月19日 07:55
自律神経と整体 ~目が覚めてしまう~②
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
前回、早期覚醒についての症状と原因についてをお伝えしました。
今回は、その続きとして
目が覚めてしまう(早期覚醒)の改善策とは?
をお伝えしたいと思います。
①生活リズムを整える
生活のリズムの乱れは自律神経の乱れに影響します。
たとえ生活のリズムが毎日同じであっても、「寝るのは毎日深夜の2時頃、、」 といった生活では体に不調が出ても当然。
人間の体内時計にあった生活のリズムに整えていきましょう。
6時に起きる、7時に朝ご飯、12時頃に昼ご飯、夜8時頃に晩ご飯、9時半にお風呂、11時には寝る、といったように、昼間のお仕事をされているなら、上記のようなおおまかな生活リズムを決めて過ごしてみてください。
最初からすべての時間をそろえるのは難しいでしょう、ですので「朝は6時に起きよう」、「お昼ごはんは12時頃に食べよう」、「11時には寝よう」 など、できるところから時間を決めてリズムを作っていくと良いでしょう。
無理をしても続きません。
少しずつリズムを整えていって、早期覚醒の改善につなげていきましょう。
②照明をオレンジ色のものに
寝る前は、蛍光灯のような明るい白色の光を浴びないようにしましょう。
なぜなら、主に交感神経は昼間にはたらくもの。
太陽の光は、無色透明な白い色をしてますね?
ですので、夜になってもそれと同じような光を浴びていると、体が「今は昼間だと思い、交感神経がはたらく時間だ!」と勘違いしやすいのです。
逆に、オレンジ色の光は副交感神経をはたらかせる作用があります。
電球などの間接照明もいいでしょう、LED照明でもオレンジ色のものなら柔らかい光の中でリラックスできます。
居間や寝室の照明などは、蛍光灯ではなくオレンジ色のLEDや電球に変えてみるのも良いでしょう。
その他、寝る前の1時間は、パソコン、スマホ、テレビ、ゲームを見ないようにしましょう。
パソコン、スマートフォン、携帯電話、テレビ、ゲーム、といったものも眠りをさまたげて早期覚醒の原因になることもあります。
なので、本を読んだり、音楽を聴いたり、ハーブティーやホットミルクを飲んだり、ゆったり過ごしましょう。
また、スマホやゲームをしている時は、無意識のうちに猫背になっていることも多いはず。
悪い姿勢は神経を圧迫します。
体のゆがみは自律神経の乱れにもつながります。
③夜はカフェインや香辛料を控えめに
カフェインや香辛料などを夜に摂取してしまうと、交感神経が活発化する原因となってしまいます。
「コーヒーを飲む時間がなにより楽しみ。リラックスした気分になれる。」と感じている人は多いと思います、夜に飲んでも眠りに影響がないのならいいのですが、目が覚めてしまう人にはおすすめできません。
ココア、チョコレート、紅茶、緑茶などにもカフェインが含まれていますので、寝る前の一杯には向きません。
番茶ならカフェインがとても少ないですし、麦茶、黒豆茶、ハーブティーなどのノンカフェインのものがおすすめです。
どうしてもコーヒーが飲みたい、という場合は、ノンカフェインのコーヒーにするようにしましょう。
以上、早期覚醒の改善策をいくつかお伝えしました。
目が覚めてしまう(早期覚醒)おもな原因は 「ストレスが多くて、交感神経ばかりが優位にはらたいている毎日」 にあります。
お伝えした方法以外にも、少しぬるめの湯船にゆったりつかる、食物繊維の多いものや酢の物を食べる、ウォーキングなどの軽い運動をする、呼吸に気をつける、ご自分でストレッチやマッサージで固くなった筋肉をほぐすなど、毎日の生活のなかで副交感神経を優位にする方法はいろいろとあります。
ちょっとした工夫をしていくことで、早期覚醒だけでなく、そのほかの不調も改善されていくことでしょう。
ご自分の取り組みで、なかなかよい結果が出ていないのでしたら?→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年6月16日 07:40
自律神経と整体 ~目が覚めてしまう~
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
早期覚醒と自律神経失調症との関係
目が覚めても眠たくてつらい、という人もいれば、パッチリ目が覚めてスッと起きれる、という人もいます。
まず早期覚醒とは何なのか?
自律神経失調症との関係は?
改善策にはどんな方法があるの?
などについてお伝えしたいと思います。
目が覚めてしまう(早期覚醒)とは?
早期覚醒とは、わかりやすくお伝えするならば、目覚まし時計よりもかなり早く起きてしまう状態のことです。
本来なら6時に起床するはずが、4時、5時に覚醒してしまうという人は、早期覚醒の症状が出ていると思っていただいてよいでしょう。
早期覚醒の症状が出る人には2種類のタイプにわかれます。
・朝起きたときに眠くてつらいタイプ
・スッと起きれる(目が覚める)タイプ
前者ならば、「どうも最近調子がよくないなぁ」 と体調の変化が気になるので、病院を受診することもあるでしょう。
しかし後者の場合は、「最近は目覚めがいい!」 と、それ自体は問題に感じるどころか、調子がいい、ととらえがち。
なので「病院で診てもらおう」 とは思わないでしょう。
そんななかで、「朝の目覚めはいいのに、なぜは体調がよくないなぁ」 と感じる人が多いようです。
ちなみに、早期覚醒は『不眠症』の一種ではあり、他の不眠症とは違って寝つきが悪いなどといったことはなく、すぐに眠りにつくことができるのが特徴です(他の不眠症も併発しているなら話は別です)。
寝つきが悪いわけでもない。
寝ている途中で目が覚めてしまうこともない。
でも、朝早く目が覚めてしまう。
これが、早期覚醒の症状になります。
早期覚醒の原因とは?
早期覚醒の症状が出てしまうのにはさまざまな原因がありますが、ここでは 『自律神経失調症による早期覚醒』 についてお伝えします。
自律神経失調症は、簡単に言うと、
活動・緊張・ストレスモードである『交感神経』
休息・睡眠・リラックスモードである『副交感神経』
の2つのバランスが乱れて、どちらか一方にかたよっている状態のことを言います。
早期覚醒が起こるのは、活動・緊張・ストレスモードである『交感神経』ばかりが優位にはたらいてしまっている状態です。
交感神経が過剰にはたらいてしまうと、本来なら休息の時間である体を目覚めさせてしまうのです。
このことが原因で、早期覚醒が起こってしまいます。
例えば、幼い頃、遠足の前の日、運動会の前の日、旅行の前の日など、楽しみで楽しみでなかなか眠れなかったり、いつもよりも早く起きてしまったり、という経験はありませんか?
これは、感情が高ぶることによって交感神経が活発化していたからなのです。
ですので、もし今あなたが早期覚醒の症状があるのなら、ストレスなどで神経が緊張しがちな毎日である、と思っていいでしょう。
もちろん、早く目が覚めるから早期覚醒だ、ということではありません。
特に不調を感じない人が目覚ましよりも早く目が覚める、しかも気持ちよく目が覚めるのなら、健康な状態でしょう。
休息・睡眠・リラックスモードである 「副交感神経」 にしっかりと切りかわることができて、深い眠りで体の回復がすばやく完了した状態。
これは理想的ですね。
でも、早く目が覚めるだけでなく
・体が重たい
・疲れがとれない
・顔がほてる
・暑くもないのに汗が出る
・手足が冷える
・頭痛がする
・動悸や息切れがする
といった不調を感じているのなら、自律神経失調症からくる早期覚醒が考えられるのです。
そこで、早期覚醒を改善するために、普段の生活でできる方法、これを次回まとめてお伝えしたいと思います。
自律神経の乱れからくるカラダの不調改善には欠かせない整体療法ならこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年6月14日 07:13
自律神経と整体 ~不眠症~
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
不眠症の症状・原因・改善策について
自律神経の乱れは毎日の眠りにも大きく影響してきます。
その典型が不眠症。
それでは具体的な症状、原因、改善策についてお伝えしていきましょう。
不眠症の症状
不眠症は、自律神経の乱れからくる代表的な症状のひとつ。
例えば、寝つきが悪い、眠りが浅い、夜中によく目を覚ます、寝不足で昼間に眠くなる、といった不眠症に悩む人が増えています。
不眠症でも、運動して体が疲れたり気分がリラックスすれば眠れる方もいますが、自律神経の乱れが原因の場合の不眠症はそういった工夫ではなかなか改善されません。
不眠症の原因
自律神経失調症から起こりうる不眠症は、そのほとんどがストレスによって交感神経が優位になっていることが原因です。
たびたびお伝えしていますが、自律神経は、交感神経と副交感神経の2つからなっています。
この2つが正反対のはたらきをバランスよく交互にはたらき、保つことで、私たちの健康状態を維持しています。
交感神経・・・活動や緊張する時、ストレスを感じる時(おもに昼間の活動中)
副交感神経・・体の休息や修復中、リラックスする時(おもに夜間の睡眠中)
しかしストレスが多い生活では交感神経ばかりが優位にはたらいてばかりいて、体を回復する副交感神経が十分にはたらけなくなるので、今回お伝えするような不眠症などのいろいろ不調があらわれてきます。
不眠症の解消法
昼間のストレスや緊張を夜まで持ち越してしまって、リラックスできない=副交感神経に切りかわらない→不眠症の原因。
ですので、不眠症の改善策としては、しっかりと副交感神経に切りかえることが大切。
おおもとの原因であるストレスを減らし、副交感神経を優位にして身体の緊張をほぐすことが、不眠症の改善にはもっとも大切なのです。
ですが、ストレスをすぐに減らすのは難しいでしょうし、自分の意識で副交感神経を優位にすることもできません。
ですが、あなたは整体を受けた後眠たくなった経験ありませんか?
これは、身体のバランスがとれることで骨格や筋肉が緩むことで副交感神経に切りかわって眠たくなったということなのです。
副交感神経に切りかわれば体も心もリラックスできて自然と眠たくなりますし、眠りも深くなって疲労回復や不調の解消も促進され、体が軽くなります。
整体で身体のバランスを整えることは、不眠症の解消だけでなくさまざまな不調の解消にとても大切なポイント。
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(川越総合整体院) 2015年6月11日 07:45
自律神経と整体 ~下痢~
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
自律神経失調症の下痢の症状・原因・改善策
下痢や便秘も自律神経失調症のおもな症状のひとつです。
どちらかといえば便秘になる人の方が比較的多い傾向にありますが、便秘になったり下痢になったりという人もいて注意が必要です。
今回は、自律神経失調症からの下痢について具体的な症状や原因、改善策についてお伝えしたいと思います。
自律神経失調症の下痢の症状
下痢にもさまざまな原因がありますが、変なものを食べていないのに吐き気がする、食後に胃がムカムカする、下痢になる、というのは自律神経失調症の症状として考えられます。
また、強いストレスがずっと続くと、下痢と便秘をくりかえすこともあります。
自律神経失調症の下痢の原因
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っていて、正反対の働きの2つが、交互にバランスよくはたらいて健康を保っています。
交感神経・・・活動や緊張する時、ストレスを感じる時(おもに昼間の活動中)
副交感神経・・体の休息や修復中、リラックスする時(おもに夜間の睡眠中)
そして「ストレスで胃が痛くなる」ように、胃腸などの消化器官は自律神経の支配下にあって、精神的な影響もうけやすい器官なのです。
自律神経失調症の下痢の原因として・・・
リラックスが多い → 副交感神経ばかり活発に → 下痢になる
ストレスが多い → 交感神経ばかり活発に → 便秘になる
と言われていますが、それだけではありません。
下痢と便秘をくりかえすケースが増えています
下痢なのに、肩コリ・首コリ・背中が硬い、という人が増えています。
下痢=副交感神経、肩コリ=交感神経。
ちょっと矛盾していますよね?
この理由は「自己防衛反応」なのです。
自己防衛反応?そのメカニズムはというと・・・
体を守ろうと正反対の副交感神経に過剰になって、便秘から下痢になるケースが多いのです。
しかしいつもはストレスが強いため、このストレスで交感神経が一気に優位になり便秘になる。
このように強いストレスが原因で、便秘と下痢をくりかえす人が増えています。
自律神経失調症の下痢の改善策
自律神経失調症の下痢の人のほとんどが、この「自己防衛反応」によるものと言えるでしょう。その証拠に、肩でも首でも背中でも、体を触ってみると筋肉がかたく緊張していることがわかると思います。
ストレスによる交感神経の緊張が下痢の原因ですので、副交感神経をはたらかせること、体の緊張をゆるめることが必要なのです。
そこで、普段の生活で副交感神経を最短ではたらかせる方法は
生活、職場環境からのストレスを少しずつ変えていくことに取り組みながら、自律神経のバランスの乱れに拍車をかけているもう一つの原因、それは体の歪みなのです。
強い衝撃によるケガなどでない限り、歪みは日々の何気ない習慣の積み重ねで発生したり、慢性化していきます。
そこで、しっかりとあなたの歪みの状態をチェックして、より確実な改善に結びつくよう、施術と生活指導を徹底して行なう川越総合整体院の整体療法がおすすめなのです。
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(川越総合整体院) 2015年6月 9日 07:27