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旧:院長ブログ 2015年7月アーカイブ
自律神経と整体 ~息切れ~②
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
息切れの対処法について
息切れの対処法として、西洋医学では
①薬によって自律神経のはたらきを調整する方法や
②専門医のもとで行動療法をおこなう心理療法
などがありますが、まずは自分でできる対処法として、次の2つが大きな効果をもたらす方法となるでしょう。
★ストレスを減らす
★交感神経をおさえて副交感神経をはたらかせる
この2つの息切れ対処法について、くわしくお伝えしていきます。
1)ストレスを減らす
自律神経の乱れからくる息切れのおおもとの原因はストレスでしょう。
とはいっても、ストレスとなっている人間関係を変えたり、仕事を変えたり、家庭環境を変えたり、ということは簡単に、また、急にはできません。
ですが、体のストレスを減らす工夫はできるのではないでしょうか?
たとえば、、、
①不規則だった食事の時間を規則正しくする(体内時計を整えます)
②朝目覚めたら太陽の光をあびる日光浴(体内時計を整えます)
③ビタミンBの多い食べ物をとる(疲労回復が促進します)
④寝る前はパソコンやテレビを見ない(寝つきやすく眠りが深くなります)
⑤寝る前はホットミルクやハーブティーを飲む(寝つきが良くなります)
⑥なるべく睡眠時間を確保する
⑦散歩やジョギングなどで運動不足を解消する
といったことで体のストレスを減らしていきましょう。
2)交感神経をおさえて副交感神経をはたらかせる
息切れは交感神経ばかりが優位はたらくことが原因として考えられます。
交感神経をおさえて副交感神経がはたらかせることは息切れの解消にとても効果的なのです。
おすすめは「深呼吸」。
息切れがすると感じたら、
まず落ち着いて、
鼻からゆっくりと深く息を吸って、
口から細くゆっくりと息を吐きます。
この深呼吸を何回かくり返しましょう。
息を吐くと副交感神経が優位にはたらきやすくなります。
「ゆっくりと息を吐く」ことをくり返すだけで緊張した体も緩みやすくなり、息切れも動悸もおさまってくるでしょう。
個人差はありますが、約3秒で息を吸ったら6秒かけて吐く、というように息を細くゆっくり吐くことを心がけて深呼吸をしてみましょう。
息切れがする人の姿勢は、猫背気味になっていることが多いです。
背すじを伸ばすように心がけましょう。
そうすることで深い呼吸もしやすくなります。
深呼吸をする時は、肩を上げ下げすると肺もふくらみやすくなって、より深い呼吸がしやすくなります。
息切れを感じなくても、日頃からこまめに深呼吸をしましょう。
深呼吸のほかにも、副交感神経をはたらかせるその他の方法
①シャワーではなく湯船につかる
②玄米・きのこ類・海藻など食物繊維の多い食べ物をとるようにする
③お酢などの酸っぱい物やからい物を食べる
④ストレッチして固まった筋肉を緩める
ストレッチで緊張した筋肉をゆるめることは、副交感神経をはたらかせるとても良いの方法です。
整体を受けて、気持ちよくなって眠たくなった経験、ありませんか?
これは全身の筋肉が緩んで、しっかりと副交感神経に切りかわった証拠なのです。
自分で自分の体をストレッチでゆるめて、副交感神経が活性化させると、息切れの解消をサポートしてくれます。
自律神経の乱れからくるカラダの不調改善には欠かせない整体療法ならこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年7月 9日 07:56
自律神経と整体 ~息切れ~①
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
息切れについて
息切れも自律神経失調症の症状のひとつです。
運動をしたり、階段を急いで駆け上がったりした時に息切れをするのは当然のことで、ごくごく普通のことです。
ですが、ちょっと歩いただけで息切れがする、すこし階段を上っただけなのに息切れがする、というのなら注意が必要です。
息切れにも様々な原因がありますが、ここでは、自律神経失調症の息切れとはどんな症状なのか?
原因はなにか?、対処法はあるのか?、などについてお伝えしたいと思います。
息切れの症状
立っているだけなのに、座っているだけなのに息切れがする。
肩で息をしなければならないほど息が切れてしまう。
呼吸するときにいつもと違う違和感がある。
呼吸をすること自体が困難である
これが自律神経からくる息切れの症状です。
また心臓のはたらきが低下している場合などにも起こる症状です。
ちなみに、自律神経失調症からくる息切れを感じている人は、息切れのほかにも動悸や胸の痛み、胸の圧迫感などの症状を感じる人も多いです。
原因はなにか?
自律神経失調症の息切れは、交感神経が緊張して脈拍が速まっていることがおもな原因です。
ストレスを受けると交感神経が緊張して、全身の筋肉がかたくなります。
筋肉がギューッとかたくなれば、その中を通る血管も縮みます。
例えるなら、ホースを手でギュッと握ったような状態ですね。
細くなって流れにくくなった血管に血液を流すには、ポンプの役割である心臓は必死になって動かないといけません。
そんな時の状態が、息切れであり動悸の状態でもあるのです。
交感神経ばかり緊張してしまった状態が息切れの原因。
そこで、息切れの対処法について次回お伝えしていきます。
自律神経の乱れからくるカラダの不調改善には欠かせない整体療法ならこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年7月 5日 07:02
自律神経と整 ~関節の痛み~
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
関節痛の原因は自律神経の乱れ?
関節痛も自律神経失調症の症状のひとつです。
必ずあらわれる症状ではありませんが、比較的多くの方が感じている症状ではないでしょうか?
痛みであったりだるさを感じることが多いようです。
もちろんそれだけが原因ではなく、
例えば
五十肩の場合、老化で腱が弱り、肩のまわりが炎症をおこす。
腕を上げたり後ろにまわすと痛むのが特徴です。
通風の場合、お酒の飲みすぎなどが原因で足の親ゆびのつけ根など赤く腫れてひどい関節痛をともないます。
痛みはだいたい一週間ほどでおさまるものの、放置すると、尿路結石や腎臓障害を発症することもあります。
変形性関節症の場合、関節の軟骨がすり減って起こる関節痛です。
老化や筋肉の衰えによる膝関節へよ負担が増えるために軟骨がすりへることが原因です。
慢性関節リウマチの場合、全身の関節に炎症が起こるもの。
初期症状として、食欲がない、だるい、発熱といった症状が出ることも。
進行すると関節が変形してくることもあります。
以上のようなものも関節痛をともないますが、検査をしても異常が見つからず、上記に該当しない場合は自律神経の乱れからくる関節痛の可能性があります。
その場合の具体的な症状、原因、普段の生活でできる対策について、わかりやすくお伝えします。
関節痛の症状とは?
では自律神経からくる関節痛は、一般的な関節痛とどう違うのでしょうか?
具体的に
①激しい運動したあとに起こるような関節の痛み
②歩くことさえままならないほどの痛み
③一気に年をとってしまったような痛み
などを感じるケースが多いようです。
「激しい運動をすると関節痛がでる」のではなく、「激しい運動をしていないのに、激しい運動をした後のような関節痛がある」ということです。
また、関節痛を感じる方の大半は同時に筋肉痛も感じていることが多いですし、この他不眠、体が重たい、動悸、偏頭痛、ほてり、といったそのほかの症状があらわれている場合があります。
では、その原因は何なのでしょうか?
関節痛の原因とは?
自律神経のはたらきの乱れからくる関節痛は、次のようなカラダの悪循環によって起こることが原因です。
血液の流れが停滞する
→血液中の酸素が筋肉へじゅうぶん行き渡らない
→血液が巡ってこないことによって、筋肉が緊張状態となり収縮してしまう
→筋肉が緊張しているので、血管が筋肉に押しつぶされる
→関節痛がおこる
血管の太さによって流れる血液の量が変わる、というのは想像できるかと思います。
細い血管と太い血管、どちらがたくさんの血液が流れるのか、明らかですよね。
この血管の太さを調節しているのが自律神経なのです。
自律神経が乱れている、特に、ストレスが多くて交感神経ばかりが優位にはたらいてしまっている状態では、血管を太くして血流を良くしなければならない時であっても、血管が膨張せずに血流が悪いままとなってしまっています。
このことが原因となって、関節痛が起こってしまうのです。
対策
関節痛の対策は、なるべくストレスを受けないこと、感じないこと、適度に発散することです。
現代において、自律神経のバランスが乱れる一番の原因はストレス。
そのストレスから離れることがもっとも効果的な対策となります。
とはいっても、ストレスの原因が長距離通勤であったり、仕事でのプレッシャーであったり、ご近所やママ友との人間関係だったり、家庭内の問題だったり、、。
すぐに取り除けるものではないことが多いのではないでしょうか?
そこで次に効果的なのが、副交感神経を優位にする生活をすること。
たとえば、
①こまめに深呼吸する(特に息を吐くのをゆっくりと)
②食物繊維の多い食べ物を食べる
③お風呂(湯船)にゆったりにつかる(シャワーは逆効果です)
④睡眠をたっぷりとる
⑤整体を受けてでかたくなった筋肉をバランスをら整えて緩める
⑥ストレッチで筋肉や関節をほぐす
といった工夫がおすすめです。
副交感神経を優位にするには、筋肉の緊張を緩めることがもっとも効果的であり、もっとも近道です。
ですので、「お風呂(湯船)にゆったりとつかる」ことと「整体やストレッチで筋肉の緊張を緩める」がとても効果的です。
関節痛をやわらげるために、かたくなった筋肉をしっかりと緩めて、体の回復をうながすように心がけいきましょう。
ご自身の取り組みをお伝えしましたが、それでもなかなか改善されない背中の痛みには→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年7月 3日 06:53
自律神経と整体 ~背中の痛み~②
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
前回に続き、今回は背中の痛みに対して、普段の生活でできる対策をお伝えしたいと思います。
対策その① 朝起きる時間、夜寝る時間を決める
朝起きる時間、夜寝る時間が日によってバラバラだと、体内時計が狂ってしまいます。
この体内時計の乱れは自律神経にも悪影響をおよぼします。
夜寝る時間をすぐに決めて一定にする、というのが難しいのでしたら、まずは朝起きる時間から決めて取り組んでいきましょう。
毎朝決まった時間に起きて、お部屋に日の光を入れ、まずは太陽の光を浴びるましょう。
外に出なくても、窓をあけたり庭やベランダに出て太陽の光を浴びるようにします。
体をグーッと伸ばし、深呼吸をしながら、2、3分でOKです!
体内時計を整えるのにとても効果的です。
対策その② ゆったりと湯船につかる
交感神経の興奮をしずめて、副交感神経のはたらきを高めるのに有効な方法の1つです。
あたたかいお風呂にゆったりとつかれば、体の緊張がほぐれて副交感神経がはたらきだします。
お湯の温度の目安は体温プラス4度と言われています。
ですが、なによりあなたが 「気持ちよい」 と感じる温度が一番です。
熱すぎない温度のお湯にゆったりつかると、体温もゆっくりと上がってくるので、お風呂から出ても湯ざめしにくくなります。
さらに、寝つきもよくなります。
我慢して長湯するのは逆効果です。
あくまでも、気持ちよい温度のお風呂に、気持ちよいと感じる程度に"ゆったり"とつかることが効果的なのです。
アロマオイルをたらして好きな香りにつつまれるのもいいでしょう。
香りからも脳はリラックスして副交感神経を優位にします。
お風呂で読書やDVDなどを見るのはやめて、ただ、ゆったりとくつろいでくださいね。
※シャワーは逆効果。
あったまるならシャワーでもいいのでは?と思うかもしれませんが、逆に交感神経を優位にしてしまいます。
朝のぼんやり頭をシャキッとさせるためにはシャワーがいいですが、夜寝る前は、湯船にゆったりと入りましょう。
対策その③ 肩回し運動をする
自律神経失調症と言われる状態では、血管が細く収縮して血液の流れがとどこおることが原因で、背中の痛みが起こります。
そこで、血行をよくするために、肩回し運動をしましょう。
ポイントは、肩甲骨(けんこうこつ)をしっかりと動かすことです。
腕と一緒に肩を後ろに回しましょう。
ゆっくり動かして下さい!
腕だけを回したり、肩だけを回すのではなく、肩甲骨が動いていることを意識しながら、肩を後ろに回しましょう。
最初は肩がこわばっていると思いますので、肩甲骨が動いているかどうか、意識しづらいかもしれません。
そんなときは、腕をまっすぐ上にあげてください。
手をあげて「はい」と返事をしているポーズです。
その手にぞうきんを持っているイメージをして、左右にぞうきんがけをするように、手を動かしましょう。
壁の高いところをぞうきんがけする動きは、肩甲骨を動かしやすい動きのひとつです。
大きく左右に腕を動かせば、肩甲骨もしっかり動いて、まわりの筋肉もほぐれて、流れがよくなってきます。
まとめ
とにかく改善するためには、かたくなった体をほぐして血行をよくすること。
こまめに肩をまわしたり、ストレッチしたり、軽い運動をしたり、お風呂にゆったりつかったり。
かたくなる前に体をご自分でほぐしてやわらげてあげましょう。
ご自身の取り組みをお伝えしましたが、それでもなかなか改善されない背中の痛みには→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年7月 1日 07:52
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