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旧:院長ブログ
自律神経と整体 ~イライラ~
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
イライラの症状について
自律神経失調症になると、イライラしたり緊張したり不安を感じたりすることが多くなります。
そのイライラとはどんな状態なのか?
どうしてイライラするのか?
などについてわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
自律神経失調症のイライラの症状
自律神経失調症になると、神経が敏感に反応するようになってしまい、何かにつけてイライラしてしまうようになることが増えていきます。
以前なら気にもとめなかったような言葉で頭に血がのぼってカッとなってしまったり、日常生活の中で特に理由もなくイライラしたりといった症状があらわれてきます。
気分の浮き沈みによる一時的なイライラならば自律神経失調症とは言えないでしょう。
ただ、ずっとイライラが続いていたり、ちょっとしたことでもイライラしてしまうと感じることがおおくなっていて、自律神経失調症に見られる他の症状(緊張、不安感、息苦しさ、不眠、疲れ、微熱、頭痛、便秘、下痢など)などをともなっている場合は、注意が必要です。
なぜイライラしてしまうのか?
自律神経というのは、体のなかの活動を調整するはたらき。
心臓を動かす、食べたものを消化吸収する、血液を流す、尿や便をつくる、といったような「意識してコントロールできないこと」をになっています。
おさらいも含めまして、自律神経は2つの神経から成り立っています。
交感神経・・・活動している時やストレスを感じている時に優位になる
副交感神経・・・体を回復している時やリラックスしている時に優位になる
相対するはたらきをするこの2つのバランスがうまく調和して機能しているのが本来の状態です。
ですが・・・
精神的なストレス(対人関係、仕事の重圧、家庭の悩み、将来への不安など)や、身体的なストレス(毎日の長距離通勤、多忙な仕事、運動不足、睡眠不足、不規則な食生活など)が原因となって、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経のバランスが崩れるということは、心や体、両方のバランスも崩れるということにつながるので、訳もなくイライラしてしまったり、ささいなことでも腹立たしさを感じて怒鳴ってしまったりするのです。
自分では気づいていないストレスも?
「自分はストレスを受けていると感じていない」という人でも、
病気が治らない、肩こりがひどい、腰が日増しに痛くなってくる。
季節の変わり目などで毎日の気温の差が激しい。
骨盤がゆがんでいたり、筋肉が緊張していたりする。
外食が多い。
間食をよくする。
食事の時間が毎日バラバラである。
夜遅くまでパソコン仕事などをしている。
忙しいので湯船につからずにシャワーで済ましている。
仕事の性質上、昼夜逆転の生活を繰り返している。などなど、、
このような習慣がある人は、自覚はしていなくても実際には意外とストレスを受けていることが多いのです。
また女性の場合、更年期障害で女性ホルモンのバランスが変化することによって、自律神経のバランスが崩れてしまうことも多々あります。
最近では女性に限らず、男性も40代後半や50代にかけて自律神経が乱れる傾向があります。
このように、ストレスの他にも自律神経失調症のイライラを引き起こすきっかけとなるものはありますが、大半は身体的・精神的なストレスによるものでしょう。
日々のストレスが強いと、徐々感覚はマヒしてきます。
そうなると、実際にはストレスを受けているのにさほど感じなくなってきてしまうのです。
それに加えて、自分では意識していないストレスも積み重なってきます。
あまりにイライラすることが多かったり、それ以外でも心や体の不調を感じているようでしたら、先ずは、一度病院で診察を受けてみると、思わぬ病気が潜んでいるのか、そうでないことの確認には良いでしょう。
自律神経失調症でなかったとしても、いまの自分のストレス状態がどうなのか、自律神経のバランスがどうなのか、を客観的にみることができれば、これからの生活において体や心に気を配り、労わりながら過ごせるようになると思います。
自律神経の乱れからくるカラダの不調改善には欠かせない整体療法ならこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年7月13日 07:41
自律神経と整体 ~焦燥感(しょうそう)・不安感~
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
焦燥感(しょうそう)・不安感などの精神的な症状・原因・対処法について
焦燥感や不安感などの精神的な症状の多くは、ストレスによって自律神経が乱れることが原因ではと考えられます。
自律神経が乱れると、めまい・立ちくらみ・動悸・不眠など体の症状だけでなく、焦燥感、不安感、イライラ、ゆううつ感など、精神的な症状もあらわれてきます。
焦燥感・不安感などの症状
自律神経失調症になると、イライラ、憂うつ感、不安、焦燥感(あせり)、集中力や記憶力の低下、好奇心がなくなる、無気力になる、といった症状があらわれることがあります。
・やる気がなくなって、何をする気にもなれない
・ささいなことに強い不安を感じる
・なんとなく気分が晴れない
・感情の起伏が激しくなって、すぐにカッとなる
・すぐに涙ぐむ
・焦燥感(あせり)や疎外感を感じる
・なんとなく落ち込んだ気分になる
など、焦燥感や不安などの精神的な症状も、あらわれ方や程度は人によって差があります。
焦燥感(しょうそう)・不安感などの原因
自律神経の乱れは、焦燥感や不安などの精神面の不調にもあらわれます。
私たちの心とからだは密接につながっています。体が元気でないと気持ちもめいってしまいます。
そんな体の不調自体がストレスとなって精神的に辛くなってしまったり、早くなんとかしたいという気持ちが焦燥感や不安につながることもあります。
焦燥感や不安感にかぎらず、自律神経からくる不調の原因は、あらゆるストレスによって交感神経ばかりが優位にはたらきすぎることです。
ストレスが多く、緊張が続けば、心身ともに負担となります。
焦燥感・不安感などの対処法
精神面への働きかけは簡単ではないですが、体の不調というストレスの原因が減るだけでも精神的にラクになります。
体が軽くなったり緩むだけでも、気持ちが軽くなり、不安要素の低減が期待できます。
整体を受けて眠たくなった経験はありませんか?
眠たくなるというのは副交感神経に切りかわった証。
筋肉が緩み心もリラックス・モードすなわち副交感神経が優位に切りかわって、眠たくなったのです。
体を緊張を緩めることは心をほぐすことにもつながります。
毎日の生活の中で心身ともにゆるめて、自律神経を整えるよう心がけてください。
自律神経の乱れからくるカラダの不調改善には欠かせない整体療法ならこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年7月11日 07:39
自律神経と整体 ~息切れ~②
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
息切れの対処法について
息切れの対処法として、西洋医学では
①薬によって自律神経のはたらきを調整する方法や
②専門医のもとで行動療法をおこなう心理療法
などがありますが、まずは自分でできる対処法として、次の2つが大きな効果をもたらす方法となるでしょう。
★ストレスを減らす
★交感神経をおさえて副交感神経をはたらかせる
この2つの息切れ対処法について、くわしくお伝えしていきます。
1)ストレスを減らす
自律神経の乱れからくる息切れのおおもとの原因はストレスでしょう。
とはいっても、ストレスとなっている人間関係を変えたり、仕事を変えたり、家庭環境を変えたり、ということは簡単に、また、急にはできません。
ですが、体のストレスを減らす工夫はできるのではないでしょうか?
たとえば、、、
①不規則だった食事の時間を規則正しくする(体内時計を整えます)
②朝目覚めたら太陽の光をあびる日光浴(体内時計を整えます)
③ビタミンBの多い食べ物をとる(疲労回復が促進します)
④寝る前はパソコンやテレビを見ない(寝つきやすく眠りが深くなります)
⑤寝る前はホットミルクやハーブティーを飲む(寝つきが良くなります)
⑥なるべく睡眠時間を確保する
⑦散歩やジョギングなどで運動不足を解消する
といったことで体のストレスを減らしていきましょう。
2)交感神経をおさえて副交感神経をはたらかせる
息切れは交感神経ばかりが優位はたらくことが原因として考えられます。
交感神経をおさえて副交感神経がはたらかせることは息切れの解消にとても効果的なのです。
おすすめは「深呼吸」。
息切れがすると感じたら、
まず落ち着いて、
鼻からゆっくりと深く息を吸って、
口から細くゆっくりと息を吐きます。
この深呼吸を何回かくり返しましょう。
息を吐くと副交感神経が優位にはたらきやすくなります。
「ゆっくりと息を吐く」ことをくり返すだけで緊張した体も緩みやすくなり、息切れも動悸もおさまってくるでしょう。
個人差はありますが、約3秒で息を吸ったら6秒かけて吐く、というように息を細くゆっくり吐くことを心がけて深呼吸をしてみましょう。
息切れがする人の姿勢は、猫背気味になっていることが多いです。
背すじを伸ばすように心がけましょう。
そうすることで深い呼吸もしやすくなります。
深呼吸をする時は、肩を上げ下げすると肺もふくらみやすくなって、より深い呼吸がしやすくなります。
息切れを感じなくても、日頃からこまめに深呼吸をしましょう。
深呼吸のほかにも、副交感神経をはたらかせるその他の方法
①シャワーではなく湯船につかる
②玄米・きのこ類・海藻など食物繊維の多い食べ物をとるようにする
③お酢などの酸っぱい物やからい物を食べる
④ストレッチして固まった筋肉を緩める
ストレッチで緊張した筋肉をゆるめることは、副交感神経をはたらかせるとても良いの方法です。
整体を受けて、気持ちよくなって眠たくなった経験、ありませんか?
これは全身の筋肉が緩んで、しっかりと副交感神経に切りかわった証拠なのです。
自分で自分の体をストレッチでゆるめて、副交感神経が活性化させると、息切れの解消をサポートしてくれます。
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(川越総合整体院) 2015年7月 9日 07:56
自律神経と整体 ~息切れ~①
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息切れについて
息切れも自律神経失調症の症状のひとつです。
運動をしたり、階段を急いで駆け上がったりした時に息切れをするのは当然のことで、ごくごく普通のことです。
ですが、ちょっと歩いただけで息切れがする、すこし階段を上っただけなのに息切れがする、というのなら注意が必要です。
息切れにも様々な原因がありますが、ここでは、自律神経失調症の息切れとはどんな症状なのか?
原因はなにか?、対処法はあるのか?、などについてお伝えしたいと思います。
息切れの症状
立っているだけなのに、座っているだけなのに息切れがする。
肩で息をしなければならないほど息が切れてしまう。
呼吸するときにいつもと違う違和感がある。
呼吸をすること自体が困難である
これが自律神経からくる息切れの症状です。
また心臓のはたらきが低下している場合などにも起こる症状です。
ちなみに、自律神経失調症からくる息切れを感じている人は、息切れのほかにも動悸や胸の痛み、胸の圧迫感などの症状を感じる人も多いです。
原因はなにか?
自律神経失調症の息切れは、交感神経が緊張して脈拍が速まっていることがおもな原因です。
ストレスを受けると交感神経が緊張して、全身の筋肉がかたくなります。
筋肉がギューッとかたくなれば、その中を通る血管も縮みます。
例えるなら、ホースを手でギュッと握ったような状態ですね。
細くなって流れにくくなった血管に血液を流すには、ポンプの役割である心臓は必死になって動かないといけません。
そんな時の状態が、息切れであり動悸の状態でもあるのです。
交感神経ばかり緊張してしまった状態が息切れの原因。
そこで、息切れの対処法について次回お伝えしていきます。
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(川越総合整体院) 2015年7月 5日 07:02
自律神経と整 ~関節の痛み~
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関節痛の原因は自律神経の乱れ?
関節痛も自律神経失調症の症状のひとつです。
必ずあらわれる症状ではありませんが、比較的多くの方が感じている症状ではないでしょうか?
痛みであったりだるさを感じることが多いようです。
もちろんそれだけが原因ではなく、
例えば
五十肩の場合、老化で腱が弱り、肩のまわりが炎症をおこす。
腕を上げたり後ろにまわすと痛むのが特徴です。
通風の場合、お酒の飲みすぎなどが原因で足の親ゆびのつけ根など赤く腫れてひどい関節痛をともないます。
痛みはだいたい一週間ほどでおさまるものの、放置すると、尿路結石や腎臓障害を発症することもあります。
変形性関節症の場合、関節の軟骨がすり減って起こる関節痛です。
老化や筋肉の衰えによる膝関節へよ負担が増えるために軟骨がすりへることが原因です。
慢性関節リウマチの場合、全身の関節に炎症が起こるもの。
初期症状として、食欲がない、だるい、発熱といった症状が出ることも。
進行すると関節が変形してくることもあります。
以上のようなものも関節痛をともないますが、検査をしても異常が見つからず、上記に該当しない場合は自律神経の乱れからくる関節痛の可能性があります。
その場合の具体的な症状、原因、普段の生活でできる対策について、わかりやすくお伝えします。
関節痛の症状とは?
では自律神経からくる関節痛は、一般的な関節痛とどう違うのでしょうか?
具体的に
①激しい運動したあとに起こるような関節の痛み
②歩くことさえままならないほどの痛み
③一気に年をとってしまったような痛み
などを感じるケースが多いようです。
「激しい運動をすると関節痛がでる」のではなく、「激しい運動をしていないのに、激しい運動をした後のような関節痛がある」ということです。
また、関節痛を感じる方の大半は同時に筋肉痛も感じていることが多いですし、この他不眠、体が重たい、動悸、偏頭痛、ほてり、といったそのほかの症状があらわれている場合があります。
では、その原因は何なのでしょうか?
関節痛の原因とは?
自律神経のはたらきの乱れからくる関節痛は、次のようなカラダの悪循環によって起こることが原因です。
血液の流れが停滞する
→血液中の酸素が筋肉へじゅうぶん行き渡らない
→血液が巡ってこないことによって、筋肉が緊張状態となり収縮してしまう
→筋肉が緊張しているので、血管が筋肉に押しつぶされる
→関節痛がおこる
血管の太さによって流れる血液の量が変わる、というのは想像できるかと思います。
細い血管と太い血管、どちらがたくさんの血液が流れるのか、明らかですよね。
この血管の太さを調節しているのが自律神経なのです。
自律神経が乱れている、特に、ストレスが多くて交感神経ばかりが優位にはたらいてしまっている状態では、血管を太くして血流を良くしなければならない時であっても、血管が膨張せずに血流が悪いままとなってしまっています。
このことが原因となって、関節痛が起こってしまうのです。
対策
関節痛の対策は、なるべくストレスを受けないこと、感じないこと、適度に発散することです。
現代において、自律神経のバランスが乱れる一番の原因はストレス。
そのストレスから離れることがもっとも効果的な対策となります。
とはいっても、ストレスの原因が長距離通勤であったり、仕事でのプレッシャーであったり、ご近所やママ友との人間関係だったり、家庭内の問題だったり、、。
すぐに取り除けるものではないことが多いのではないでしょうか?
そこで次に効果的なのが、副交感神経を優位にする生活をすること。
たとえば、
①こまめに深呼吸する(特に息を吐くのをゆっくりと)
②食物繊維の多い食べ物を食べる
③お風呂(湯船)にゆったりにつかる(シャワーは逆効果です)
④睡眠をたっぷりとる
⑤整体を受けてでかたくなった筋肉をバランスをら整えて緩める
⑥ストレッチで筋肉や関節をほぐす
といった工夫がおすすめです。
副交感神経を優位にするには、筋肉の緊張を緩めることがもっとも効果的であり、もっとも近道です。
ですので、「お風呂(湯船)にゆったりとつかる」ことと「整体やストレッチで筋肉の緊張を緩める」がとても効果的です。
関節痛をやわらげるために、かたくなった筋肉をしっかりと緩めて、体の回復をうながすように心がけいきましょう。
ご自身の取り組みをお伝えしましたが、それでもなかなか改善されない背中の痛みには→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年7月 3日 06:53
自律神経と整体 ~背中の痛み~②
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
前回に続き、今回は背中の痛みに対して、普段の生活でできる対策をお伝えしたいと思います。
対策その① 朝起きる時間、夜寝る時間を決める
朝起きる時間、夜寝る時間が日によってバラバラだと、体内時計が狂ってしまいます。
この体内時計の乱れは自律神経にも悪影響をおよぼします。
夜寝る時間をすぐに決めて一定にする、というのが難しいのでしたら、まずは朝起きる時間から決めて取り組んでいきましょう。
毎朝決まった時間に起きて、お部屋に日の光を入れ、まずは太陽の光を浴びるましょう。
外に出なくても、窓をあけたり庭やベランダに出て太陽の光を浴びるようにします。
体をグーッと伸ばし、深呼吸をしながら、2、3分でOKです!
体内時計を整えるのにとても効果的です。
対策その② ゆったりと湯船につかる
交感神経の興奮をしずめて、副交感神経のはたらきを高めるのに有効な方法の1つです。
あたたかいお風呂にゆったりとつかれば、体の緊張がほぐれて副交感神経がはたらきだします。
お湯の温度の目安は体温プラス4度と言われています。
ですが、なによりあなたが 「気持ちよい」 と感じる温度が一番です。
熱すぎない温度のお湯にゆったりつかると、体温もゆっくりと上がってくるので、お風呂から出ても湯ざめしにくくなります。
さらに、寝つきもよくなります。
我慢して長湯するのは逆効果です。
あくまでも、気持ちよい温度のお風呂に、気持ちよいと感じる程度に"ゆったり"とつかることが効果的なのです。
アロマオイルをたらして好きな香りにつつまれるのもいいでしょう。
香りからも脳はリラックスして副交感神経を優位にします。
お風呂で読書やDVDなどを見るのはやめて、ただ、ゆったりとくつろいでくださいね。
※シャワーは逆効果。
あったまるならシャワーでもいいのでは?と思うかもしれませんが、逆に交感神経を優位にしてしまいます。
朝のぼんやり頭をシャキッとさせるためにはシャワーがいいですが、夜寝る前は、湯船にゆったりと入りましょう。
対策その③ 肩回し運動をする
自律神経失調症と言われる状態では、血管が細く収縮して血液の流れがとどこおることが原因で、背中の痛みが起こります。
そこで、血行をよくするために、肩回し運動をしましょう。
ポイントは、肩甲骨(けんこうこつ)をしっかりと動かすことです。
腕と一緒に肩を後ろに回しましょう。
ゆっくり動かして下さい!
腕だけを回したり、肩だけを回すのではなく、肩甲骨が動いていることを意識しながら、肩を後ろに回しましょう。
最初は肩がこわばっていると思いますので、肩甲骨が動いているかどうか、意識しづらいかもしれません。
そんなときは、腕をまっすぐ上にあげてください。
手をあげて「はい」と返事をしているポーズです。
その手にぞうきんを持っているイメージをして、左右にぞうきんがけをするように、手を動かしましょう。
壁の高いところをぞうきんがけする動きは、肩甲骨を動かしやすい動きのひとつです。
大きく左右に腕を動かせば、肩甲骨もしっかり動いて、まわりの筋肉もほぐれて、流れがよくなってきます。
まとめ
とにかく改善するためには、かたくなった体をほぐして血行をよくすること。
こまめに肩をまわしたり、ストレッチしたり、軽い運動をしたり、お風呂にゆったりつかったり。
かたくなる前に体をご自分でほぐしてやわらげてあげましょう。
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(川越総合整体院) 2015年7月 1日 07:52
自律神経と整体 ~背中の痛み~①
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
背中の痛みと自律神経失調症との関係とは?
実際来院される患者さんの中でも、背中がガチガチにこっている、背中が痛くてたまらない、と感じている人は多いです。
そこで、自律神経失調症だとどうして背中が痛くなるのか?
今回から2回に分けて具体的にどんな痛みなのか?
対策にはどんな方法があるのか?などについてお伝えしたいと思います。
どうして背中が痛くなるのか?
自律神経失調症と背中の痛みとは、密接に関係しています。
背中の痛み以外にも、肩こりや腰痛をはじめとして、体のありとあらゆるところに鈍い痛みを感じるといった症状も、自律神経失調症と関係していることが多いのです。
背中が痛くなる原因は『体液の流れが滞っているため』というのがおもな原因として考えられます。
自律神経は、活動・緊張モードである 「交感神経」 と、休息・体の回復モードである 「副交感神経」 の2つから成り立っていることは、自律神経と整体のシリーズで度々お伝えしています。
この正反対の働きをするこの2つのバランスがとれているのが本来の健康な状態なのです。
そして、ストレスの多い生活によってバランスが大きく乱れている状態、それが自律神経失調症なのです。
このバランスの乱れの多くは「交感神経ばかりがはたらいてしまい、副交感神経が十分にはたらけていない状態」 となっています。
ストレスで交感神経ばかりはたらくことが原因!
バランスを乱す原因であるストレス。
人間関係や仕事のプレッシャーといった精神的な影響だけではありません。
通勤ラッシュ、睡眠不足、不規則な食生活、運動不足、食品添加物、花粉、といった肉体的なストレスも大きく影響します。
ストレスがたまると 「心も体も疲れ切ってしまう!何とか頑張って元気にならなくては!」 と感じた交感神経がフル活動し始めます。
交感神経がはたらくと、心臓や肺などの臓器に血液が多く送り込まれて、活動モード全開にします。
「血液が多く送り込まれるなら、いい事なのでは?」 と思うかもしれませんが、実はいいことばかりではありません。
それは 「筋肉や器官につながる血管が収縮してしまう」というデメリット。
主要臓器は活発に動くようになったとしても、その他の血管は細く収縮してしまって血液の流れが悪くなる、ということです。
この血液の流れが悪くなることでの症状のひとつとして 「背中の痛み」 を感じるわけです。
交感神経がはたらくことで緊張状態となり、筋肉がこわばって背中に痛みを感じてしまう。
逆に副交感神経が活発になれば、筋肉も血管もふわりとゆるみます。
心臓などのはたらきも落ち着いてきて、筋肉や器官につながる血管もひろがってきます。
「背中のコリや痛みに悩まされている」、という人は副交感神経が十分にはたらけるような対策をとることが大切です。
そこで、副交感神経を高めるための方法をお伝えしていきたいと思いますが、種類がいくつかあるので、こちらは次回詳しくお伝えすることにします。
背中の痛みの具体的な症状
背中の痛みと一口に言っても、さまざまな症状があります。
どんな痛みなのか気になる人も多いと思います。
どんな感じを自覚するのか?
★肩から背中にかけて、鉛(なまり)のように重たくて、だるさが取れない
★背中がガチガチになってしまっており、背筋を伸ばすことがつらい
痛みがひどすぎて、あお向けで寝るのがつらい
★背中の痛みというより、しびれるような感覚が常にある
★眠っていても、背中に痛みが走って目が覚めてしまって熟睡できない
などといった症状がほとんどです。
痛みの程度については、軽い人から重い人までいろいろです。
このくらいの痛みであれば自律神経失調症による背中の痛みです、という明確な基準はありません。
今回はここまで、次回は背中の痛みをやわらげるために、普段の生活でできる対策についてをお伝えしたいと思います。
整体で身体のバランスを整えることは、自律神経失調症の解消だけでなくさまざまな不調の解消にとても大切なポイント。
そんな、あなたの身体の悩みを解決できる整体療法はこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年6月29日 07:33
自律神経と整体 ~痛み~②
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痛みへの対処法
体の痛みに効く方法とは?
それは『力を抜く』ということです。
力を抜くというのは猛スピードで走り続けている交感神経を静めることにつながります。
精神的なストレスや運動不足・睡眠不足・多忙な仕事などが原因となって、交感神経がはたらきが過剰になって、副交感神経が弱ってしまうことで、自律神経失調症は起こります。
ですので、交感神経を静めることがもっとも根本的な解決につながるのです。
とはいえ、「痛みをやわらげるためにチカラを抜きましょう」、「リラックスしましょう」、と言われても、「ストレスの多い毎日でどうやったらリラックスできるの?」かと思われるでしょう。
そこで実践していただきたいのが、
①まずは深呼吸
一番手軽なのは深呼吸です。
息を吐く時は副交感神経が優位になり、自然とチカラが抜けてきます。
ストレスが多く忙しい現代人は、無意識のうちに呼吸が浅くなって猫背になっている人が多いです。
そこで、数回でもいいので、ゆっくりと深呼吸をしてみましょう。
鼻からゆっくりと息を吸って、口からゆっくりと息を吐く。
息を吐く時は「2メートルくらい前にあるろうそくの火を吹いて揺らすようなイメージ」でゆっくりと。
4、5秒くらいで息を吸って、8~10秒くらいかけてて息を吐く、といった感じです。
※ここであげた秒数はあくまでも目安です。
そのくらい、息を吸うときよりも吐くときに時間をかけては息を吐きましょう、という意味です。
②体をストレッチ
ストレッチといっても、常にみっちりしなくて大丈夫です。
伸びをしたり、首を回したり、肩を上げ下げしたり。
ゆっくりと呼吸をしながら体を動かすだけでも痛みをやわらげる効果があります。
パソコン仕事をしている人も、家事をしている人も、日常生活でしている「動き」はにはかたよりがでます。
腕を大きく回すこともないでしょうし、足を大きく開くこともないでしょう。
普段、動かしていない筋肉、動かしていない関節は、どうしても硬くなりがちに。
そこを意識して軽く動かしたりストレッチしてみましょう。
筋肉や関節がほぐれますし、なによりも気持ちがいいはずです。
もちろん時間があるとき、または時間を作って、みっちり出来るとよいのですね。
③お風呂でゆったり
お風呂の時間は、睡眠の次に副交感神経がしっかりはたらける絶好のタイミングです。
シャワーで済ますのはNGです。
なぜならシャワーは交感神経を優位にしてしまいやすいからです。
ゆったりと湯船につかりましょう。
お湯の温度は40℃位、これも目安です。
のんびりと気持ちよく湯船につかれる湯温に設定しましょう。
また「湯船につかるのが効果的」といっても、ムリして長時間湯船につかるのはかえって逆効果。
のぼせてしまうと、副交感神経から交感神経へ切りかわってしまいます。
あくまでも基準は「あなたが気持ちいいと感じる程度」の湯温で長過ぎずです。
「あー、気持ちいいー!」と感じるようにお風呂に入れば、体の痛みもやわらいでいくでしょう。
ご自身の取り組みを続けても、いっこうに良くならない痛みの解消にはこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
(川越総合整体院) 2015年6月27日 07:39
自律神経と整体 ~痛み~①
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
痛みの症状について
自律神経失調症になると、体のいろいろな場所に"痛み"を感じることがあります。
もちろん「体のあちこちが痛い」ということではなく、「痛みを感じる場所が人によって違いがある」ということです。
例えば、私は頭が痛い、私は肩に痛みを感じる、私は腰が痛いということです。
では、自律神経失調症の痛みが体のどの部分に、どのような感じであらわれるか、につてお伝えしていきます。
そもそもどうして痛みが出るの?
自律神経失調症の人が体に痛みを感じやすいのか?
原因として考えられるのが、自律神経のひとつである"交感神経"が異様に高まってしまっていること。
交感神経というのは、活動している時、興奮している時、緊張している時、ストレスを感じている時などに優位になる神経です。
これはストレスに負けない、よい精神状態を保つために必要不可欠ではありますが、高まりすぎるということは、体が休まることなくずっと活動状態・興奮状態にある、ということになります。
人間、休まなければ体力、気力を回復することはできません。
精神的にも身体的にも、休息をとることは非常に大切なことです。
ですので、交感神経が高まりすぎていつも張りつめた状態になってしまうと、副交感神経(体を休めて疲れやダメージを回復するリラックスの神経)がじゅうぶんにはたらけなくなってしまうので、体は休めることができません。
一日のなかでもっとも体を回復する「睡眠中の時間」でさえも交感神経が優位になっていて、寝つきが悪かったり、眠りが浅い、夜中によく目が覚める、と感じるようになります。
これでは体の回復は円滑に進みません。
本来ならすぐに良くなるはずの痛みやダメージを治せないまま翌朝をむかえて、また次の朝、そしてまた次の朝へ、と持ち越してしまいます。
このようにダメージが蓄積してしまうことで、いつも頭が痛む、肩の痛みに悩むという状態が慢性的になってしまうのです。
では、具体的にどんな場所に痛みを感じる事が多いのか?
痛くなる部分と痛み方
自律神経失調症の人が痛みを感じやすい部分や痛み方をあげてみました、個人差はありますが、参考にしてください。
肩
①ずっと肩が重くて、ズーンとするような痛みがある
②肩の奥深くがしくしく痛む
③肩がバリバリにこっていたり、首・肩・背中がパンパンにパンパンに張っている
④肩の痛みがあまりに強くて夜眠れない
というケースも珍しくありません。
腰
①いつもどおりの生活を送っているはずなのに、腰痛がひどくなったり痛みがずっと引かない
②痛みとしては、激痛を感じるケースよりもにぶい痛みがずっと続くというケースが多い
③特になにもしていないのに腰が痛い
④朝起きた時はいつも腰が痛い
という人も少なくありません。
頭
頭痛は、交感神経の高ぶりによって脳が常にはたらいていることが原因となっている可能性が高いです。
①徹夜明けに感じるような頭がぐらぐらするような痛み
②頭の片方がズキズキ痛む偏頭痛
③後頭部がしめつけられるような痛み
後頭部の痛みは筋肉や脳が緊張状態にあることから起こることが多いので、緊張がほぐれたり、整体などで体の緊張を緩めると頭痛も消えていく傾向にあります。
このような痛みの症状に対して、自分でできる対処法はあるのでしょうか?
次回は痛みの症状への対処法をお伝えしたいと思います。
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(川越総合整体院) 2015年6月25日 07:52
自律神経と整体 ~倦怠感・疲れ~②
自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
どうして倦怠感がでるのか?
自律神経失調症になるとなぜこのような倦怠感や疲れを感じるのでしょうか?
その原因は、ストレスによって交感神経が極度に緊張してしまうことです。
この状態が長く続くと、体を回復する副交感神経がじゅうぶんにはたらけなくなり、体への負担がどんどん大きくなってしまいます。
これはで良くないと、と体はなんとかしなくてはと、今度は一気に副交感神経に切りかわります。
これは体の防衛反応なのです。
一気に強い副交感神経にきりかわってしまうことで、ぼんやりしたり、体が重たく感じたり、といった倦怠感をおぼえるようになるのです。
ですが、原因であるストレスが消えたわけではないので、また一気に交感神経が緊張し、その状態から体を守るために、また一気に副交感神経が緊張し、と双方を激しくくりかえすこともあります。
こうなると、倦怠感だけでなく、便秘や下痢をくり返す症状があらわれることもあります。
倦怠感を改善するには?
倦怠感や疲れの対処法としては、ストレスによって高まってしまった交感神経をおさえることです。
そのためには次の2つのポイントが重要です。
精神面・・・気分をリラックスさせる
肉体面・・・体をリラックスさせる(筋肉の緊張を緩める)
では、普段の生活の中でできる具体的な方法をお伝えします。
ストレッチや軽い運動
本格的におこなう必要はありません。
首、肩、腕、足などの筋肉を伸ばしてみましょう。
ストレッチ以外にも、ラジオ体操やウォーキングでもよいのです。
運動不足だと体の筋肉はかたく緊張していきます。
期間が長ければ、関節の動きもかたくなってくるでしょう。
普段の生活での動きは意外とかたよっています。
足を大きく開くこともないでしょうし、体をそらすことも少ないでしょう。
つまり、動かしていない筋肉や関節がひじょうに多いということです。
体を動かせば筋肉が収縮して血液の流れもよくなります。
特に、全身の筋肉の7割近くが集まっている「下半身」を動かすのはとても効果的です。
ウォーキングや軽いジョギングなどが筋肉をほぐしてくれます。
アロマをたいたり、ヒーリング音楽を聴くのよいでしょう。
とにかく、リラックスできる空間をつくることが大切です。
「香り」は、感情をつかさどる脳の部分に直接はたらきかけますので、リラックス効果も高いでしょう。
好きな香りのオイルをたいたり、ティシューにふくませて枕元に置いたり。
好きな果物のにおいをかぐことなら手軽にできます。
また、ヒーリング音楽や自然の音など、聴いていて心地いいと感じる音楽もいいですね。
夜などは蛍光灯から間接照明にきりかえて、ゆったりと癒しの音楽でリラックスタイムをもうけましょう。
健康的な食事をとる
倦怠感や疲れがたまり過ぎると、食欲がなくなることもあります。
かといって、食事を抜くとますます自律神経のバランスが悪くなってしまいますので、意識して栄養価の高い食事を摂るように心がけましょう。
特に、倦怠感を解消するのに役立つ成分と言われているのが「鉄分」です。
レバー、小魚、煮干し、しじみ、海藻、卵黄などに多く含まれますので、意識してとりましょう。
また、副交感神経を高めてくれる食品は、きのこ、海藻、ごぼう、れんこんといった食物繊維の多い食べ物や、お酢などの酸っぱいもの、唐辛子、キムチなどのからい食べ物です。
これらも組み合わせてとるように心がけてみてください。
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(川越総合整体院) 2015年6月22日 07:38
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