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院長ブログ 2016年5月アーカイブ
川越市 新河岸の整体院 【股関節の痛みについて】
当院にご来院いただいたクライアントさんの中でも、はじめ股関節が痛むと訴えて指差しているところが実際の股関節と違う場所を指していることがあります。
あなたは、股関節(こかんせつ)がどこにあるのか、知っていますか?
股(また)という字から、股間のあたりを連想する人が多いようです。
実際にはカラダの正面ではなく、側面のお尻に近いあたりで、太ももの骨が骨盤と接する部分の関節が、股関節です。
ですので、股関節にトラブルが起こると、お尻や太もも、腰のあたりに痛みがでることがあります。
また、歩き方からの影響が股関節に症状として出ている場合、ひざにも負担がかかっていることも多いです。
坐骨神経痛や腰痛、ひざの痛みを覚える人は、ついつい痛いところに意識が囚われやすいのですが、原因を考えたときに股関節に問題があることも少なくありません。
股関節は、日常のほとんどの動作に関係し、影響する大切な部分です。
例えば歩いたり、階段を上ったり、いすから立ったりといった動作は、股関節がしっかり機能して初めてスムーズな動きをすることができます。
また、スポーツにおいてもゴルフや野球などのスイングをする場合も、多くの人は腰の動きと思っていますが、基本となるのは股関節の動きなのです。
股関節がうまく動かないと、腰もスムーズに回転しません。
ところが使い過ぎたり、ケアをしてない、加齢によって、だれでも股関節の動きが低下してきます。
股関節の機能が低下する理由として、次の3つがあげられます。
(1) 股関節や周囲の筋肉などが硬くなる。
(2) 股関節を支える筋肉が弱る。
⑶ ⑴と⑵が慢性化すると、関節を支える靭帯も硬くなる。
その結果、股関節にかかる負担が大きくなり、日常の動作や歩行に支障が出るようになります。
痛みが出て、はじめて股関節のトラブルに気が付くことが多いのですが、もしあなたに以下のようなサインとなる現象があらわれたら注意が必要です。
①歩幅が狭くなった(大また歩きがしにくい)
②平らなところでつまずく
③いすから立つとき、机やひざなどに手をつくことが増えている
④階段が上りづらい(スムーズに足が上がらない)
股関節症について
股関節のトラブルを放置していると、太ももの骨と骨盤の間にのクッションともいえる軟骨部分がすり減って炎症を起こし、痛みを感じるようになります。
このような症状を訴えることが最近増えている変形性股関節症です。
原因の多くは、カラダのゆがみから起こるものと、先天性のものです。
本来ならば、骨や筋肉が股関節をサポートしてくれているので、あまり影響は出ません。
ところが長い間の生活習慣における姿勢(カラダの使い方のクセ)や、中高年になって太ったり、筋肉量が減少するにつれ、股関節への負担が大きくなります。
その結果、日常のちょっとした動きでも痛みを生じるようになります。
先天性のものでは、幼児期からの股関節の障害として、先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)や臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)などがあります。
前者は骨盤と大腿骨がずれているもの、後者は大腿骨とつながる骨盤部分に問題があるケースで、どちらも女性に多くみられます。
変形性股関節症の初期には、坐骨神経痛や腰痛、ひざ痛などがよくみられます。
この他、運動をするたびに、同じところが痛くなるケースもあります。
放置していると、股関節の周囲の筋肉などが、どんどん硬くなり、動かせる範囲が狭くなります。
靴下やズボン、スカートを履く、足の爪を切るといった動作がしにくくなったり、痛い足を無意識にかばって歩き方が不安定になり、左右にふらついたり、その影響でカラダのゆがみも強くなります。
さらに悪化すると痛みで歩けなくなり、手術が必要ということになりかねません。
できれば坐骨神経痛やひざ痛などを繰り返す早い段階で受診し、エックス線検査などで股関節の状態を調べておくことが大切です。
もし、病院で変形性股関節症と診断された場合、初期の段階であれば、整体にて股関節をふくむ全身のバランスを整えることで、さらなる変形を抑えたり、痛みを緩和、または改善することができるでしょう。
股関節の運動法について
股関節の衰えや機能低下を予防するには、日ごろから適度な運動をして、股関節周辺を柔軟にし、筋肉を適度に刺激しておくことが大切です。
今回は初期段階の人、歩いたり階段を上るときに股関節にちょっと違和感をおぼえたり、坐骨神経痛などを繰り返す人のための、ケアをお伝えします。
すでに股関節に強い痛みがある人や、股関節部分に熱をもった感じがする人の場合、運動によって悪化させることもあります。
まずは医師の指導を受けてから運動をはじめてください。
運動の基本は、ストレッチと筋肉運動の2つです。
【ストレッチ】
オーバーユース(使い過ぎ)や加齢、運動不足などが原因で、股関節は硬くなり、動きにくくなります。
ストレッチをすることで、筋肉の緊張をやわらげることで股関節の柔軟性が高まります。
股関節ストレッチ
①床に座って、両足を大きく広げます(無理をしない程度に)
②足の親指側を内側に倒すようにしながら、足を内回転させます(1、2、3、4と数えながら、親指を床に近づけます)
③こんどは反対に足の小指側を外側に倒しながら、足を外回転させます(1、2、3、4と数えながら、小指を床に近づけます)
④上記の運動を、5~6回繰り返します(1日2~3セット)。
運動中は息を止めず、ゆっくり呼吸しましょう。
この運動をしてみると、股関節が硬くなっていることに驚く人も多いはずです。
やりすぎないように、毎日少しずつ続けましょう。
この運動に慣れてきたら、①の状態からからだを少しずつ前へ倒す運動を取り入れます。
勢いをつけたり、いきなり強く前に倒すと、内ももやお尻の筋肉、腰に負担をかけてしまうので、ゆっくり動かしましょう。
【筋肉運動】
股関節周辺の筋肉を鍛えてサポート力を高めると、股関節への負担を軽くすることができます。代表的な運動がスクワットです。
ひざを曲げるスクワット
ひざなどに強い痛みがない場合の運動です。
①立った姿勢で足を肩幅くらいに広げ、足先を少し外側に開きます
②両手を頭の後ろで組み、正面を見たまま、ひざをゆっくり曲げていきます(※息を止めないこと)
③ひざを曲げた姿勢を1秒間ほどキープし、ゆっくり伸ばします(最初のうちはキープしないで、曲げて伸ばすだけでもかまいません)
④この動作を20~50回程度繰り返します(回数は年齢や体力などによって異なります。ポイントは少しずつ回数を増やしてください)。
※ひざを曲げるとき、姿勢が前かがみになると、腰やひざに余分な負担がかかります。(これを防ぐには、壁の30cmほど前に立ち、手を前に出して壁に沿わせながらひざを曲げると、姿勢が安定します。)
ひざを曲げる角度が大きく、またキープする時間が長いほど、運動はきつくなります。
最初は無理をしないで、ひざは軽く曲げ、すぐに伸ばすやり方がよいでしょう。
これらを続けてみても、なかなかよい変化を感じることができない場合、カラダのゆがみによるバランスの乱れを整えることで、上記のセルフケアの効率が高まるだけでなく、相乗効果で、回復を促すことができるでしょう。
まずは、川越総合整体院にお気軽にご相談下さい。
(川越総合整体院) 2016年5月31日 07:30
川越市 新河岸の整体院 【歯ぎしりの影響と対策】
歯ぎしりの自覚はありますか?
「歯ぎしりをしてたよ」、朝起きたとき、家族や友人などから、そんな指摘を受けたことはありませんか。
または、歯医者さんに行った時、歯医者さんから「奥歯がだいぶ磨耗してますので、歯ぎしりをしているかもしれませんね」としてきされたことはありませんか?
睡眠中の歯ぎしりは、頻度や強さの違いはあるもののだれにでもみられる現象なのです。
健康な人でも疲れているときなどには、ひと晩に1回くらいは歯ぎしりをすると言われています。
個人差がありますが、通常は10分か15分程度で収まります。
ところがひどい人だと歯ぎしりが、毎晩のように、しかも1時間以上と長い時間続くことがあります。
非常に強い力で歯ぎしりをしている人のばあ(人によって違いはありますが、ガムを噛むときの数倍~10倍程度)の力で、歯をこすり合わせているそうです。
そのために歯が欠けたり、割れたりすることがあります。
歯茎にも強い力が加わるため、歯周病を悪化させる原因にもなります。
またその影響は、歯や歯茎だけにとどまらず、あごやその周辺の筋肉に障害を引き起こしたりすることがあります。
ですが、歯ぎしりは寝ている間のことなので、自分ではなかなか気付くことができません。
そこで、次のようなことがあったら、常習になっている可能性があるので注意しましょう。
①家族や友人などから、年に2回以上歯ぎしりを指摘されたことがある。
②朝起きたとき、あごにこわばりを感じることがある。
③食事のときに口を開けにくいことがある。
④昼間でもふと気が付くと歯を噛みしめていることがある。
⑤下の歯の内側の歯肉に骨が盛り上がったところがある。→(※歯ぎしりを繰り返すと、歯を支える骨が影響を受け、盛り上がることがあります。)
歯ぎしりの主な種類について
歯ぎしりというと、「ギシギシ」とか「キリキリ」といった音を立てるもの、だけと思っている人は多いと思います。
じつは歯ぎしりには、次のような種類があります。
(1) 歯のこすり合わせ(グラインディング)
→一般に歯ぎしりといわれるもので、強い力で上下の歯をこすり合わせる症状。
(2) 歯の噛みしめ(クレンチング)
→音はほとんどしませんが、強い力で歯をくいしばる症状。
(3) 歯を鳴らす(タッピング)
→カチカチとかカチンカチンと、上下の歯をぶつける症状。
これらを総称して「ブラキシズム」といいます。
とくに (2) のクレンチングは音がしないので、気付かないこともよくあります。
ですが、あごに違和感をおぼえたり、口が開けにくいといった状態がくり返される場合、クレンチングをしている可能性があります。
では、こうした歯ぎしりはなぜ起こるのでしょうか。
残念なことに、歯ぎしりの明確な原因はまだはっきりわかっていません。
現在、以下の2つの理由が考えられています。
歯ぎしりの2大原因とは
1.歯の噛み合わせの悪さ
上下の歯の噛み合わせが悪いと、歯ぎしりを起こしやすくなります。
歯を治療した後などに噛み合わせが変化することもあるからです。
2.ストレス過多
ストレスによって精神的な疲労が重なると、歯ぎしりが多くなる傾向があります。
歯ぎしりが増えたときは、積極的に気分転換などをしてストレス解消をしましょう。
歯ぎしりと顎関節症の関係について
歯ぎしりによる二次的な不調のなかで、増えている傾向にあるのが「顎(がく)関節症」です。
この症状は、口を開けようとするとあごの関節が「カクンカクン」と引っかかるるような感じになって痛みが出たり、あごの筋肉がこわばったりして、口が開けにくくなるものです。
悪化すると、ほんの少し口を開けるだけでも痛みが出てしまい、食事ができなくなることもあります。
顎関節症の予備軍の人は多いのですが、ほとんどの人は自覚していません。
セルフチェックとして(目安)、指3本(人さし指、中指、薬指)をそろえ、縦にして口に入れてみてください。
入らない場合や、痛みで口を開けにくい場合には、要注意です。
顎関節症の原因には、歯ぎしりや片噛み(食事のときに左右いずれかの歯ばかりで噛む)、カラダのゆがみ、噛み合わせの悪さなどがあります。
中でも一番の原因が歯ぎしりですが、とくに影響が大きいのは先ほどお伝えした、歯の噛みしめ(クレンチング)です。
本来、私たちの上下の歯は、リラックスしているときにはほとんどくっついていません。
ところが緊張すると、上下の歯を無意識にくっつけ、噛みしめていることがあります。
あなたの歯は、どうでしょうか?
パソコンやミーティングなどの軽作業でも、カラダの緊張から少し歯を噛みしめていることが多いのです。
睡眠中の強い噛みしめだけでなく、軽い噛みしめも時間が長くなると、あごに大きな負担がかかります。
昼間でも歯の噛みしめに気が付いたら、意識的に軽く口を開けるなどして、あごの緊張をゆるめてあげるようにしましょう。
歯ぎしりの予防と改善
歯ぎしりを予防したり、症状を改善したりする代表的な方法に、睡眠時にマウスピースのような器具をはめて、上下の歯が直接当たらないようにする方法です。
歯ぎしりがひどい場合には歯科か口腔外科で相談してみるとよいでしょう。
もともとの原因が歯の噛み合わせの悪さにある場合には、まず歯の治療や矯正を行う必要があります。
また自分でできる簡単な方法として、腹式呼吸法があります。
眠りにつく前に、ゆっくりと腹式呼吸をすることでからだ全体をリラックスさせ、緊張による歯ぎしりを改善する方法です。
人によって効果は異なりますので、まずは試してみるといいでしょう。
腹式呼吸法
お腹をふくらませるような感じで鼻から息を吸い込み、吐くときは反対にお腹をへこませるように口から少しずつ息を出します。
ゆっくり呼吸することでリラックス効果が生まれます。
このような、ご自身での取り組みでも、なかなかカラダの緊張がゆるまない場合は、整体でカラダ全体のバランスを整えることで、緊張がゆるみ、安定的にゆるんでくると、あなた自身のカラダが緊張したことを感じることができて、意識的に力を抜くことが出来るようになり、歯ぎしりや顎関節症の予防と対策になることができるでしょう。
川越総合整体院
(川越総合整体院) 2016年5月28日 07:36
川越市 新河岸の整体院 【夏の冷えについて②】
前回は「夏なのにカラダが冷えて困っている」と悩んでいる人が年々増えていること。
それはどうしてなのか。
原因を考えたとき「夏だからこそ」の理由があること。
また、食事や生活習慣など、夏の冷えの原因は、冬の冷えとの共通項もあることをお伝えしました。
今回は、もう少し「冷え」についてお伝えし、「冷え」への対策についてお伝えしたいと思います。
「冷え」って何でしょう?
カラダが冷える理由は、大きく分けると3つ、あげられます。
①体内で熱が作れない場合
基礎代謝は、1日のエネルギー消費の60~70%を占めていると言われています。
体の部位分ごとに基礎代謝を分けると、筋肉が約38%、肝臓が約12%、胃腸と腎臓がそれぞれ約8%、脾臓が約6%、心臓が約4%、その他が約24%だそうです。
ことのことから、基礎代謝の約38%を占める「筋肉量」が少ないと、生み出せる熱が少ないということになります。
また、前回お伝えした調査結果からもわかるように、男性より女性に冷えを感じる人の割合が多いのは、女性の方が筋肉量が少ないからです。
そして体重に対する筋肉量は、男性が約40%なのに対して女性は約36%といわれています。
ですので、体重という数字だけを見て行う間違ったダイエットで、筋肉量を減らしてしまうと、さらに慢性的な冷えに結びついてしまう可能性があるのです。
②作られた熱が全身に届かない場合
この場合に考えられる原因は、自律神経のバランスの乱れです。
自律神経のバランスが乱れると、血流が滞り全身にしっかり熱が送られなくなってしまいます。
これはエアコンの効いた屋内と暑い屋外を出入りして、血管が収縮したり拡張したりすることでも起こります。
また不安やストレスが自律神経を乱す原因となっていることもあります。
食べ過ぎも冷えの要因として考えられます。
食べ過ぎると消化のために血液が胃腸に集ま中してしまい、熱の産生量が多い筋肉やほかの器官への血液供給が減ってしまうからです。
高脂肪食品や塩分の多い食べ物、スイーツなどの甘い物はついつい食べ過ぎてしまいます。
冷え対策のためだけでなく、健康維持のためにも控えることが大切です。
③体内の熱が逃げやすいという場合
「1日約2リットルの水分を補給しましょう」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、これは汗をかいたり尿で水分をちゃんと排出している場合のことです。
血行が悪くてカラダが冷えていることで、汗をかけず、水分が十分に排出されていない人は、逆に不要な水分がたまり、冷えやすくなってしまいます。
また、皮下脂肪の量によっても冷えやすくなります。
脂肪には断熱効果があります。
ですが、筋肉とは異なり脂肪には血管がほとんどないので、熱が加わってもその熱が全身に伝わりにくいのです。
冷えによって起こる症状には、個人差があります。
冬は足先、指先が冷えるなど、カラダのほとんどの部分で冷えを感じる場合が多いようです。
逆に夏は、肩やお腹など、体幹部に冷えを感じる人が増えているといわれています。
冷えがひどくなると、次第に疲労感、不眠、イライラ、集中力の欠如、偏頭痛、肩こり、食欲不振、目の下のクマなどのさまざまな症状となって現れます。
日常生活で、取り組める冷え対策について
冷えに対してもっとも有効なのは適度な運動と言えるでしょう。
20分程度のウォーキングやストレッチをすることは、冷え対策だけでなく健康を維持、増進することに役立ちます。
また、腹式呼吸や質の良い睡眠も冷え対策には効果的です。
血流が滞る=冷えにつながりますので、カラダを締め付ける服や下着は避けるよう心がけましょう。
また、ひざから下を締め付けるようなタイプブーツは、足の血流を低下させる場合があります。
そのようなタイプのブーツをはいた場合には、お風呂にゆっくりつかり、血行を促進させるなどのケアをしましょう。
食事は、冷たいもの避けて、体温以上のものを摂るのがベストで、よく噛んで食べることも内臓疲労→冷えを予防する意味でも重要です。
また、食材選びにも気をつけることができるとより良いでしょう。
食品には、カラダを温める食品とカラダを冷やす食品があります。
特に夏に冷えを感じる人は、カラダを冷やす食べ物ばかりを食べすぎていないか、下記を参考にしてみてください。
<カラダを温める食品>
野菜類―ニンジン、カボチャ、玉ネギ、山芋など
肉・魚類―鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、ふぐなど
調味料・香辛料―味噌、ニンニク、コショウ、シナモンなど
豆類など―小豆、黒豆、納豆など
<カラダを冷やす食品>
野菜・果実類―キュウリ、レタス、トマト、柿、梨、バナナ、メロン、スイカ、パイナップルなど
飲料―麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳など
調味料など―酢、植物油など
例えば冷やし中華にのっているキュウリやトマトは、カラダを冷やす食材ですし、レタスとキャベツが中心の生野菜のサラダも、カラダを温めません。
もちろん野菜を摂ることは健康にいいのですが、冷えを考えたとき、カラダを冷やす食材ばかりにならないようにすることがポイントです。
どんな食品がカラダを温めるのか覚えられない場合でも、以下のような傾向を知っておきましょう。
地中に向かって成長する根菜のほとんどは、カラダを温める食品です。
中にはトマトや柿などの例外はありますが、赤や黒など色の濃い食べ物の多くはかを温める食品です。
逆に、地上で育つ葉物野菜や南方産の果実、色の白っぽい食品はカラダを冷やすものが多くなっています。
ちなみに、りんごやサクランボなど、北方産の果実は陽性食品と陰性食品の中間だといわれています。
冷えは万病のもと
カラダが冷えると血行が悪くなって、酸素や栄養がカラダの隅々まで運ばれなくなってしまいます。
また、老廃物も排出されず、体内に蓄積されてしまいます。
そして、冷えによって免疫力も低下してしまいます。
体温が1度下がると、免疫力が30%以上低下するともいわれています。
このようなことから「冷え」は、さまざまな不調、やがては病気を招きかねません。
「冷え」は、その状態を我慢したり、放っておけば良くなるわけではありませんので、しっかり向き合って対処していきましょう。
川越総合整体院では、カラダの「冷え」の改善に必要な、カラダの巡りを良くするサポートをしています。
まずは、お気軽にご相談ください。
(川越総合整体院) 2016年5月23日 06:58
川越市 新河岸の整体院 【夏の冷えについて①】
国の調査では、女性の約4割が訴えているという結果が出た「手足の冷え」。
また、とある企業の調査では、女性の7割、男性会社員の3人に1人が「冷え」に悩んでいるというデータもあります。
また、冬場に限らず夏に冷えを感じる人も増えてきています。
そこで今回は、詳しくお伝えするため2回に分けて、冷えに悩んでいる方へ「冷え」の原因についてや入浴、食事など毎日の生活でご自身で取り組める対処法をお伝えしたいとます。
冬だけでなく、夏にも「冷え」を感じる理由とは?
「夏なのにカラダが冷えて困っている」と悩んでいる人が年々増えています。
それはどうしてなのでしょうか。
原因を考えたとき「夏だからこそ」の理由が見えてきます。
また、食事や生活習慣など、夏の冷えの原因は、冬の冷えとの共通項もあることがわかります。
冷えの原因とは
冷えの原因には、あなたの毎日の飲み物や食事に潜んでいます。
例えば、冷蔵庫で冷えたペットボトルの飲料をそのまま飲むだけでなく、その飲み物をさらに氷を入れたグラスに注いでから飲んでいませんか?
また、冷蔵庫から出した物ばかり食べていて、温かい物をあまり食べていないなんてことを頻繁にしていませんか?
体温以上の物を飲んだり食べたりすることは、冷えを防ぐことにつながります。
また、カラダを温める食材を選ぶことも大切です。(②でお伝えします)
ですが、朝コップ1杯の冷たい水を飲むことは、冷えの対策になります。
なぜなら、胃の中に冷たい水が入ることで、体温が下がったとカラダが反応して、体温を上げようとする働きにスイッチが入るからです。
※ただし、急激に血圧が上がることがありますので、血圧などに問題のある人は注意が必要です。
特に冬場は、部屋を暖めてから水を飲むようにしましょう。
この他では、湯舟につからずシャワーだけですませることが常であると、カラダの冷えを招く一因になります。
湯舟につかることで全身の血行がよくなって、新陳代謝を促進して体温を上げることにつながります。
シャワーだけですませるのは、かえってカラダを冷やし、血流を悪くする原因ともなってしまうのです。
オススメは、半身浴よりも全身浴の方が肩も温まり、血行促進には効果的です。
心臓に問題がない方なら、冷え対策にお勧めなのは全身浴。
38~40度のぬるめのお湯に10~20分程度つかるのがいいでしょう。
また、夏に向けて薄着や水着を着るためなど、真夏に向けて無理なダイエットをしていませんか?
運動をしない食事制限は、筋肉量を減少させてしまい、冷えに悩まされることがあります。
理由としては、体温を作り出すために必要な筋肉が減り、働かなくなってしまうからです。
また、暑いからと運動を避けていたり、そもそも運動不足が慢性化していないでしょうか?
筋肉には多くの毛細血管があるため、筋肉を動かすことで血流が促進されてカラダが温まるのです。
夏に汗をかかない人が増えているのも、運動不足や湯舟につからないこともその原因と考えられます。
今ではエアコンは多くの場所に設置されるようになりました。
そして、エアコンは冷えの原因となります。
室内と屋外の温度差が大きいと、体温を調節する自律神経に負担がかかります。
冷えは自律神経の乱れが原因で起こる場合が多く、冷え以外にもさまざまなカラダの不調を引き起こしてしまいます。
職場ではひざ掛けをしたり、こまめにカラダを動かして血流が滞るのを防ぐなどの工夫が必要です。
ここまでお伝えした原因の一部は、冬の冷えとの共通項が考えられます。
寒い冬、逆に温かい部屋でアイスクリームや冷たい飲み物を頻繁に摂っている人は要注意です。
また、忙しくてお風呂にお湯をためる時間がないからと、シャワーですませることはないでしょうか?
また、正月太りをしたからといって、食事を抜くダイエットをしていませんか?
屋外が寒いからといって、外出を避けていませんか…。
生活習慣を変えることは、簡単ではありません。
ですが、今回お伝えしたようなことを暑いとき、寒いときと一年中続けていると、慢性的な「冷え」から逃れることが難しくなってしまいます。
これからの季節、今からでも少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか?
次回は、もう少し冷えについてをお伝えして、ご自身で取り組める対処法もお伝えしたいと思います。
冷えをまねく、血行不良や自律神経の乱れからの改善なら川越総合整体院
(川越総合整体院) 2016年5月22日 07:20
川越市 新河岸の整体院 【ぎっくり腰の予防と対策】
あなたは、ぎっくり腰を経験されたことはありますか?
ぎっくり腰の痛みは、経験者でないとわからないほどつらいものです。
ほとんどの人は急な痛みに、その場で身動きができなくなることも。
何の前ぶれもなく突然起こるので、ヨーロッパでは「魔女の一撃」というそうです。
一般的に知られている「ぎっくり腰」というのは通称で、病院では突然痛みが起こる「急性腰痛症」のひとつと診断されます。
ぎっくり腰は、重いものを持ち上げたときに起こりやすいと認識している方も多いと思いますが、実際、ぎっくり腰で当院に訪れる方の中には、咳やくしゃみをしたとき、ベッドや布団からからだを起こそうとしたとき、顔を洗うとき、靴下を履こうとしたとき、いすに腰かけて横や後ろのものを取ろうとしたとき、ゴルフや野球の素振りを軽くしたときなど、さまざまなケースがあります。
このような日常の何げない動作でも起こりうるものなのです。
ぎっくり腰は、急性の一時的な腰痛と思われていますが、適切なケアをせずに長引かせてしまうと、慢性の腰痛に進むケースは少なくありません。
しっかりケアをしておかないと再発しやすい傾向があります。
それだけに、今回お伝えするぎっくり腰を起こしたときの対策や再発を含めた予防について、ぜひ知っておいて下さい。
ぎっくり腰はなぜ痛いのでしょうか
ぎっくり腰の痛みはなぜ身動きの取れないほどの痛みなのか、その理由のひとつは、腰を支える靭帯(じんたい)や筋肉に急に負担がかかってしまい、断裂を起こし、それが神経を刺激するためです。
ちょうど強い捻挫(ねんざ)を起こした時と同じような状態なので、腰の捻挫ともいわれます。
人によって、痛めるきっかけや程度は異なりますが、こうしたことが強い痛みになるのです。
もし、ぎっくり腰になってしまったら
ぎっくり腰を起こすと、当初は動くことも立ち上がることもできないのがほとんどです。
その場合、無理して起き上がったり、腰かけたりしようとせず、横向きに寝て、腰を丸めた姿勢をとると、少し楽になります。
無理にからだを動かすとかえって症状を悪化させかねません。
激しい痛みがある2~3日間は自宅で安静にし、その後まずは病院で診察を受けてみましょう。
ぎっくり腰に対する整体は、病院でとくに大きな問題が見つからなければ、早期改善と再発予防のために受けていただくことをお勧めいたします。
また、もし外出先などでぎっくり腰になった場合は、タクシーを呼んでもらうか、知人の車で送ってもらうようにして、その際も患部に負担をかけないようにシートに横向きに寝るようにします。
自分で車を運転するのは重度の場合、足に力も入りにくくなる場合もありますので危険です、やめましょう。
自宅で安静にしている間は、ご自身や家族などが自己流で患部をマッサージするのは悪化の一因となりますのでやめましょう。
あまり効果を実感されないかもしれませんが、湿布などを貼って、痛みをやわらげる程度にしましょう。
冷湿布か温湿布か判断に迷うかと思いますが、靭帯や筋肉の断裂により出血や炎症を起こしているケースでは、一般的には消炎作用のある冷湿布のほうが適しているでしょう。
なのでお風呂などでしっかり温めるのは逆効果になりがちなので、最初のうちはあまり温めないようにします。
痛みが少し落ち着いたら、冷湿布でも温湿布でも、ご本人が心地よいと感じるほうでよいと思います。
痛みが落ち着いたら早めに動く
2~3日(程度の差、個人差がありますが)して痛みが落ち着いてきたら、少しずつ動くようにしましょう。
以前は、痛みが治まるまでは寝ているほうがいいとされてきましたが、最近では痛みが落ち着いてきたら、早めに動き始めたほうが回復も早いことがわかってきました。
もちろん、無理は禁物です。
痛みの程度をみながら、自宅の中などを少しずつ歩くようにします。
よくある質問で、「コルセットはずっとつけていた方がいいですか?」と受けますが、こちらも動くのと同じで、いつまでもつけておかない方がよいと思います。
なぜなら、カラダがコルセットに頼っていることが当たり前の状態になると、回復後の腰まわりの筋力が低下してしまう可能性があるからです。
動けるようになるにつれて、様子を見ながらつけておく時間を減らしていき、日常生活に差し支えなくなったら外すよう当院ではお伝えしています。
また、強い痛みが治まったら、お風呂で温めてあげましょう。
そうすることで血行が促進し、靭帯や筋肉の緊張も次第にやわらぎ、回復も早まります。
注意が必要な場合
腰の痛みに加えて、発熱や冷や汗などの症状が続く場合には、病気が潜んでいる可能性があるので、早めに検査を受ける必要があります。
ぎっくり腰や腰痛の原因として、腎結石やすい炎、たんのう炎などのほか、脊髄腫瘍など重大な病気が隠れている場合もあるからです。
再発予防のために運動を
ぎっくり腰の痛みは通常、1週間程度でだいぶ治まり、日常生活もできるようになるでしょう。
ですが、そこで安心し過ぎると、再発したり、慢性の腰痛症へと進んでしまうことがあります。
一番の原因は運動不足です。
とくに中高年の方の場合には、加齢に伴い骨量が減り、腰椎の変形などが進み、再発や慢性化を起こしやすい傾向がみられます。
予防のためには、腰を支えるための筋肉を適度に動かす運動や、筋肉や靭帯を柔軟にするストレッチ運動が適しています。
腰に負担をかけずに、無理なく運動を始めるのであれば、水中ウォーキングなどが適しています。
自分で簡単にできる運動では、ウォーキングで足腰の筋肉を刺激する方法もあります。
ウォーキングの場合は、大股で歩くと腰に負担がかかるので、自然な歩幅で会話ができるくらいのペースで歩くようにしましょう。
日常の動作にも注意しましょう
ぎっくり腰を起こさないためには、日常の動作を見直す、注意する必要があります。
1. 朝起きるときには、すぐにからだを起こさず、布団の中で横になり腰を丸めた姿勢をとります(胎児のような姿勢)。
こうすることで、椎骨(背骨)の間が開き、その周辺の筋肉なども伸ばすことができます。
2. 顔を洗うときは、腰だけを倒すのでなく、ひざも少し曲げます。
これだけで腰にかかる負担がかなり軽減されます。
3. 床から物を拾ったり、物を持ち上げるときにも、必ず少しひざを曲げることをくせにするようにします。
4. 普段履く靴は、ウォーキングシューズが適していますが、普通の靴の場合には中敷を敷き、歩くときのショックをやわらげるようにします。
5. イスに座る際は、背もたれに腰が付く位まで深く腰かけるようにし、1時間に一度位は立ち上がって、軽い屈伸運動(ひざを少し曲げる程度)で腰周りの血行をよくすることを心がけましょう。
6. 急に伸びをしたり、腰をひねるような大きな動作や素早い動作は控えましょう。
伸びをすると腰がリラックスするように思えますが、これもやり方次第、急に行うと逆効果、ぎっくり腰を起こすことがあります。
川越総合整体院では、ぎっくり腰の方の改善例が多数あります。
また、回復だけでなく、再発予防のケアにも力を入れています。
お気軽に、まずはご相談下さい。
(川越総合整体院) 2016年5月18日 08:56
川越市 新河岸の整体院 【足のむくみについて】
カラダのなかで、もっともむくみが起こりやすいのが足(脚)です。
①心臓から一番遠い位置にあって血流が悪くなりやすいこと
②重力の関係でカラダの水分がたまりやすい
③①や②にの状態に拍車をかけてしまうこともある、骨盤をはじめとするカラダのゆがみ
からです。
足のむくみは主に、立ち仕事の人に多い症状ですが、実は立ち仕事に限らずデスクワークの人にもよくみられます。
「立つ」、「座る」どちらも同じ姿勢を続けることで、足への水分を含む血液、リンパ液などの循環が悪くなって、細胞のすき間などに水分が停滞することで起こります。
これらは、カラダのゆがみによって、より悪循環や停滞を招くだけでなく、回復に時間がかかる場合もあります。
また疲れがたまったとき、睡眠不足になったときなどにも、足のむくみが起こりやすくなります。
これは血液を送り出す心臓の働きが低下するためです。
中高年以降、加齢によって少なからず足の筋力が低下した場合にも、むくみが起こりやすくなります。
足の筋肉とくに「ふくらはぎ」は、心臓から一番遠い所から、血液を心臓に戻すポンプの役割をしているため、筋力が低下すると血液の循環が円滑におこなわれなくなって、血液中の水分が足に停滞しやすくなります。
このような足のむくみの多くは、一過性のもので、ひと晩寝ると治まるという程度であれば、あまり心配ないでしょう。
病気が潜む場合について
上記のように、一過性のものでないむくみに関しては、以下のような臓器の昨日低下によっても起こることがありますので、整体や下記のようなセルフケアをしてみてもなかなか改善されないむくみは、まずは受診されることをオススメします。
心臓(動脈硬化・狭心症・心筋梗塞)、肝臓、腎臓の機能障害、下肢静脈瘤、甲状腺機能の低下、原因不明の突発性浮腫などです。
<むくみのセルフケア>
むくみをご自分で解消するには、これからご紹介するセルフケアが効果的です。
マッサージ
(1) 両手をひざの両側に軽くあて、脚の付け根にあるリンパ節に向けて、ももをやさしくなで上げていきます。
最初は、ももの表側を下から上に向けてなでます。
(2) 同じように、ももの裏側を下から上に向けてなでます。
(3) 次に足首付近に両手をあて、ひざに向かってなでます。
(4) 同じように、ふくらはぎをひざ裏に向かってなでます。
(5) 最後に、足首付近から脚の付け根に向けて、そっとなでます(表側と裏側)。
床に座って脚を軽く伸ばし、ひざを少し立てる姿勢をとると、マッサージをしやすくなります。
いずれも力を入れず、血液やリンパ液を流すイメージでソフトに10回程度ずつを目安にしましょう。
<むくみの予防法>
足のむくみを予防するには、日ごろから心がけることが大切です。
(1) 適度の運動
ふくらはぎやももの筋肉が落ちたり、硬くなって弱ると、血液などの流れが悪くなり、むくみやすくなります。
ウオーキングや散歩などで、よく歩くことを心がけましょう。
(2) 階段を使う
階段の上り下りは、足の筋肉をよく使うので、血行の改善に効果的です。
日ごろからできるだけ階段を使うようにしましょう(ひざ痛や腰痛がある人は、無理をしないように)。
(3) 足先を動かす
足先を動かすと、ふくらはぎの筋肉も動きます。
そうする事で、血液の流れがよくなります。
いすに腰かけた姿勢で、かかとを上げ下げする。
また、かかとを床につけて、つま先を上げたり、伸ばしたりする運動をしましょう。
一過性のむくみであれば、着実な変化を実感できるでしょう。
しかし、カラダにゆがみがあることですぐにむくみやすい、または、回復に時間がかかる場合は、整体でゆがみを整えることと一緒にせるをすると、相乗効果によって、むくみにくい、むくみから回復しやすいカラダを手にいれることができるでしょう。
まずは、川越総合整体院にご相談下さい。
(川越総合整体院) 2016年5月12日 07:45
川越市 新河岸の整体院 【「足がつる」を慢性化させない方法】
足がつったという経験は、たいていの人にあるのではないででしょか。
つれることが多いのは部分は、ふくらはぎ。
年配の方はこむら返りと言ったりもします。
これは、昔はふくらはぎを「こむら」といったことから、こむら返りといわれているようです。
日頃、私たちは歩いたり運動したりするとき、足の筋肉を自分の意志で動かしています。
ところがなんらかの原因で、自分の意志とは関係なく、足の筋肉がとつぜん痙攣(けいれん)を起こすことがあります。
筋肉が収縮したままになり、元に戻りにくくなり、痛みをともないます。
それが「足がつる」という症状です。
つる場所は、ふくらはぎに限らず、足の側面や指、中には背中や脇腹がつれるなどにもみられます。
足がつる原因は人によって違いますが、若い世代の人はランニングやサッカー、テニスなど足を使う運動中に起こりやすく、筋肉の疲労が原因の1つとして考えられています。
ところが中高年の人になると、お出かけで、いつもよりもたくさん歩いた、草取りや脚立仕事をなど普段しない事をした、座っていて立ち上がろうとした時と、比較的軽い動きがきっかけでも足がつったり、睡眠中にいきなり足がつるといった人が多いです。
はじめの頃は、痛みを少し我慢していると自然に治まることもありますが、次第に足がつる回数が増えたり、夜中に痛みで目を覚ましたりすることも少なくありません。
また、激しい痛みにおそわれ、翌日まで痛みや違和感が残ったり、さらには軽い肉離れを起こすケースもみられます。
ではなぜ、中高年になると、足がつる症状が慢性化したり、重症化したりしやすいのでしょうか。
それは、加齢にともなう筋肉量の減少や脱水症状、動脈硬化による血行不良と冷え、または病気による神経障害、薬の副作用など、色々な要因が重なりやすいためと言えるでしょう。
ときには頻繁に足がつる症状から、受診して、重大な病気がみつかることもあります。
それだけに、足がつる症状が頻繁に起こる場合には注意が必要です。
予防策を知って、日常生活に支障が出ないように心がけましょう。
なぜ足がつるのでしょうか?
なぜ、足がつれてしまうのか、そのメカニズムはよくわかっていません。
ただ、病気などの直接的な原因がない場合、「電解質異常」が一番有力な説です。
電解質とは?
主にカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなど血液中にあるミネラルイオンのことです。
これらのミネラルは、筋肉や神経の動きを調整していますので、なんらかの原因でミネラルバランスが乱れると、筋肉の痙攣(けいれん)が起こるのではないかと考えられています。
筋肉の動きにはさまざまなミネラルが関係しています。
例えば、カルシウムの働きですが、筋肉の収縮は、細胞内のカルシウムイオン濃度が上がることで起こります。
それと同時に、体内にはカルシウムイオン濃度を調整する機能も働いています。
加齢や疲労、栄養不足などにより濃度調整機能が低下すると、筋肉の伸び縮みがうまく制御できなくなり、痙攣を起こしやすくなります。
このことはカルシウムに限らず、私たちが日常生活で必要とするミネラルは、いずれもごく少量なのですが、それだけにちょっとしたことでミネラルバランスの乱れが生じます。
バランスの乱れが生じやすくなるのは、発汗や脱水症状などです。
発汗というと、夏を連想しがちですが、現代において住宅やオフィスは暖房設備が整っていますので、夏に限らず冬の室内でも汗をかきます。
寝ているときも、コップ1杯~2杯程度の汗をかくと言われています。
また、病気の治療などで利尿薬を使っていたり、下痢が続いたりすると、軽い脱水状態になることもあります(高齢者に多い)。
中高年の人は、汗や尿と一緒にミネラルも排出されやすいので、気づかないうちにミネラルバランスを乱していることが多いようです。
次に、運動による影響はどうなのでしょうか。
運動時に筋肉を使うと、カルシウムやナトリウムなどのミネラルが急速に消費されます。
そのまま運動を続けると、やがて筋肉疲労を起こし、足がつる可能性も高くなります。
とくに中高年になって運動を始めた、または再開したという人の場合、自分では軽めの運動のつもりでも、汗や疲労などの影響で予想以上のミネラルが消費されている可能性があります。
しかし、ミネラルバランスだけが原因とはいえません。
運動をする方でよく足がつる場合には、スポーツドリンクなどできちんとミネラルを補給することも予防法の1つになりますので、試してみて下さい。
睡眠中に足がつる原因とは?
睡眠中に足がつれて、痛みで目をさましたという経験はありませんか?
中高年の方には、睡眠中に足がつる症状がよくみられます。
痛みは早い人で数十秒、長くても数分で治まることもありますが、不意の痛みに起こされて、そのまま目がさめてしまう人も多く、くり返すようになると睡眠に影響を及ぼすことがあります。
睡眠中に足がつる症状は、運動をしている方にも、運動をしていない方にも起こります。そのため背景には、加齢にともなう足の筋肉量の減少や、動脈硬化による血行不良などがあると考えられています。
筋肉は伸縮することで、ポンプのように血液を循環させる働きをしています。
また、足(ふくらはぎ)は第二の心臓と言われることからも、血液循環に大きく関わっていることがわかります。
筋肉についてですが、定期的な運動をしていないと、筋肉量は20代を100とした場合、30代、40代…と進むにつれ個人差はあるものの、目安として約10%ずつ低下すると言われています(60代以上では約60%〜にまで減少していると考えられます)。
足の筋肉量が減少した分、下半身の血液の流れが低下し、ミネラルやビタミンなどの栄養分の補給もうまくいかなくなります。
その結果、日常活動(仕事、家事、外出など)による筋肉疲労が蓄積しやすくなるのです。
また、中高年になると、加齢や高血圧、高血糖などが原因して動脈硬化を起こしていることも少なくありません。
足の血管に動脈硬化がみられると、血流が低下して、それがさらに悪化すると閉塞性動脈硬化症を起こすこともありますが、この病気も足がつる原因の1つとして考えられます。
こうしたマイナスの要素(筋肉量の減少、筋肉疲労の蓄積、動脈硬化など)を中心に、さらに寝ている時にかく汗によるミネラルの消費、冷えによる血流の低下などが重なることで、足がつるリスクが高くなります。
急に足がつったとき、一般的にはふくらはぎなどのつった箇所の筋肉をゆっくり伸ばすことで、つれや痛みが少しずつ解消されます。
ところが睡眠中に足がつると、あわてて筋肉を伸ばそうとしがちです。
このよう雑に対処すると筋肉を痛めてしまうこともあり、翌日まで痛みや違和感が残ることがあります。
ひどい場合は肉離れを起こすこともありますので、筋肉を伸ばすときは慌てず、ゆっくり静かに伸ばしましょう。
予防策について
足がつれてしまう症状を慢性化させないためには、予防が大切です。
人によって症状が起こる条件が異なりますので、いくつかお伝えした中で自分に合った方法を試してみましょう。
1)筋肉を軽くもみほぐす
運動をしている方はもちろんですが、運動をしていなくても日常活動による筋肉疲労の蓄積を解消するため、1日の終わり(夜間)に筋肉を軽くもみほぐしましょう。
方法:
①床に座って片膝を立てます。
②立てたほうの足のふくらはぎに手のひらを添えて、下(アキレス腱付近)から上(膝裏付近)へと軽くもみます。
※強くもむと筋肉を傷めやすいので、手を滑らせるようにしてやさしくもみます。
2)スクワット(屈伸)をする
適度なスクワットをすると、足の筋肉量を維持したり、血流をよくして疲労回復にもつながります。
方法:
①両足を肩幅程度に開いて立ち、両手を前に伸ばします。
②ゆっくり膝の曲げ伸ばし(屈伸)をします。
※からだが前傾すると腰やひざに負担がかかってしまうので、両手の水平を保つようにしましょう。
数回に分けて、1日で合計100回程度を目標に続けましょう。
※疲れが残っては逆効果になります、一度にやりすぎないようにしましょう。
3)食事を見直す
足のつれとミネラルのバランスとの関係は上記した通りてます。
ですので、ミネラルが不足しないように、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
とくに筋肉の動きに関係が深いカルシウムは乳製品や小魚類、またマグネシウムは大豆食品(豆腐、納豆など)に多く含まれています。
頻繁に足がつる場合は、サプリメントを試してみるのもいいでしょう。
また、カラダのゆがみから、血行不良や神経の伝達、疎通が低下することがあり足が疲労したり、つれやすくなる事があります。
お伝えしたご自身での取り組みをしても、なかなか改善されない足のつれは、頻繁な場合、病気を受診していただき、問題が見当たらない、またはそれ程頻繁ではない場合は、整体が早期改善をしっかりサポートできるでしょう。
(川越総合整体院) 2016年5月 8日 07:31
川越市 新河岸の整体院 【肩こりの典型的な原因】
ふだんは意識していないかもしれませんが、頭の重さは5~6キロもあります。
身近で5キロを体感できるものとして、5キロ入りのお米の袋を持ってみると、頭の重さを実感できるでしょう。
そんな意外と重い頭を支えているが、首と肩です。
日本人の頭は欧米の人と比べると、大きいわりに首から肩の骨格や筋肉がきゃしゃにできているため、肩こりを起こしやすいといわれます。
肩こりは日本人の代表的ともいえる症状ですが、不良姿勢や内臓の働きの低下からも大きく影響しますので注意が必要です。
たかが肩こりと思っていると、こりが痛みに変わり、何をするにもつらいといったことが慢性的な状態になりかねません。
肩こりの原因は、人によってさまざまです。
そのなかで多くみられるのが、「同じ姿勢、眼精疲労、運動不足、ストレス」によるもので、4大原因とされています。
そのほか、頚椎症や頚椎(首の骨)の椎間板ヘルニアなどの病気による肩こりもあります。
また狭心症や心筋梗塞、胃腸や肝機能の低下が、肩こりや肩の痛みを引き起こすこともあります。
また最近は、肩こりと血圧との関連も注目されています。
従来は低血圧の方に多いとされていた肩こりですが、反対に高血圧の方も少なくないようです。
このように肩こりといっても、さまざま原因で引き起こされますので、予防方法も違ってきます。
ご自分の肩こりの原因や特徴を知ったうえで、より効果的な対策に取り組むようにしましょう。
パソコン作業からの肩こり
肩こりの代表的な原因のうち「同じ姿勢」と「眼精疲労」は、主にデスクワークや読書、細かい手仕事、今ではスマホの操作などによって起こります。
とくに最近は、仕事やプライベートでも多用するパソコンによる肩こりが増えています。
<原因>
パソコンや読書、手仕事などをするとき、多くの方は首を少し前に突き出す姿勢になっています。
また、両肩を少し前にすぼめる姿勢にもなっているでしょう。
こうした姿勢を続けていると、首から肩の筋肉に緊張性の疲労が生じて、血行が悪くなり、肩こりを引き起こします。
また細かい文字などを見続けると、目やその周りの筋肉が緊張して、それと同時に首や肩も緊張します。
とくにパソコンの場合、画面の光はとても強い刺激になりますので、目が常に緊張を強いられて、まばたきの回数が減ります(通常は毎分15~20回程度が、パソコン作業中は毎分1~2回に激減する)。
まばたきは涙腺を刺激して、目の表面を涙で潤し、保護する働きをしていますが、まばたきが少ないと目が乾燥し、疲れやすく、また傷つきやすくなります。
その結果、ドライアイからの眼精疲労を起こす、これも肩こりの原因ともなります。
<予防方法>
まず「同じ姿勢」を続けないようにする。
こまめに首や肩の緊張状態をほぐすこと。
ときどき首をゆっくり後ろに反らせてみます。(うがいする時の動作)
このとき首筋や肩が硬い、あるいは少し痛いと感じたら、すでに肩こりが始まっているサインです。
首や肩をゆっくり回して筋肉の緊張をほぐしましょう(力を抜いて、できるだけゆっくり動かします。)
また1時間に一度は立ち上がって、手を上に伸ばしてブルブルと振ったり、軽い屈伸運動をするなどの方法で、全身の血流を改善することも予防になります。
「眼精疲労」の予防には、目をときどき休ませてあげることが大切です。
目薬をさすだけでなく、1~2分間は目を閉じて休ませます。
そのとき指先でこめかみのあたりを、優しくなでるように円を描きながらマッサージするとより効果的です(こめかみのところにある目の疲れに効果的なツボ=太陽がある場所。)
仕事中などで目を閉じることができない場合は、窓の外など遠くを眺めるだけでも目の緊張を緩和することができます。
日常生活に運動を
肩こりの主な原因のうち「運動不足」と「ストレス」は、日常の習慣が関係します。
それだけに生活を見直し、肩こりを起こしにくい習慣を身につけることが大切です。
<原因と予防方法>
肩こりを感じているときの、首や肩は血行が悪くなっていて、栄養や酸素が伝わりにくく、疲れやすい状態になっています。
それを改善するのが適度の運動です。
運動は、それ自体が血行を改善する効果があります。
それと同時に、運動を続けることで筋肉量の低下を防ぎ、また筋肉に柔軟性が出てきます。
筋肉は血液を送るポンプのような役割をしていますので、運動を続けることで全身の血流を改善し、日ごろから肩こりを起こしにくいからだをつくることが大切です。
肩こりの予防では、筋肉に強い負荷をかけるよりも、筋肉を動かすことがポイントです。
軽い運動、例えばウオーキング、室内での浅い屈伸運動でも全身の血流がよくなるので、定期的におこなうようにして、習慣にしましょう。
一方、「ストレス」による肩こりの解消にも、運動は効果的です。
からだを動かすと血流が改善されるだけでなく、気分転換にもなります。
また運動を始めると、やり方をおぼえたり、そのための運動着、靴などを選んだり、目標をもつ(タイムや体重を減らすなど)といった楽しみが増え、ストレス解消につながります。
ストレス性の肩こりは女性に多いです、とくに気分が落ち込みやすい人は注意が必要です。
毎日の生活のなかに適度の運動習慣を取り入れ、肩こりを起こしにくいカラダづくりを心がけましょう。
肩こりと高血圧の関係とは
一般に、低血圧の方に多くみられる症状に、手足の冷え、立ちくらみ、肩こり、疲労感などが知られています。
そこに共通しているのは、血行がよくないために起こるという点です。
では逆に、高血圧の場合はどうなのでしょうか。
高血圧のクライアントさんに多くみられる症状には、めまい、肩こり、頭痛、動悸などがあります。
そのなかには、やはり血行の悪化と関係した症状が少なくありません。
高血圧にはいくつかのタイプがあります。
加齢などが原因で動脈硬化を起こす、血管が狭くなって血流障害が生じ、血圧も高くなります。
またストレスを受けたときにも、交感神経の働きなどで血管が狭くなって、血圧が高くなります。
そのためストレスが慢性化すると、高血圧を引き起こしやすいことが知られています。
どちらも血流の悪化をともなう点は共通していて、そのために肩こりを起こしやすいと考えられています。
肩こり=高血圧とはいえませんが、肩こりがひどくなったり、いままで大丈夫だったのに、肩こりが始まったという人は、いちど血圧測定をしてみましょう。
高血圧の早期発見や、高血圧の治療による肩こりの改善につながることもあります。
今回の事を参考にしていただき、ご自身で取り組んでみたけれど、なかなか改善されないのでしたら、いちど川越総合整体院にご相談下さい。
(川越総合整体院) 2016年5月 3日 07:40
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