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院長ブログ 2016年8月アーカイブ
川越市 新河岸の整体院 【足の親指の付け根の痛み(外反母趾)について】

足の親指のつけ根が痛くなる、またその痛みが続いているという人がいます。
このような痛みをなぜ感じるのでしょうか?
今回は、そのような痛みを感じるときに、何が起こっているのかについてお伝えしたいと思います。
外反母趾になると、親指のつけ根が痛くなることがあります。
これは単に、靴の内側に当たるからというだけではありません。
外反母趾の痛みの原因は?
外反母趾による痛みの原因についてですが、合わない靴、きつい靴などで足の親指が当たり、皮膚だけでなく内側の骨がこすれて、刺激を受け続けると、皮膚の下の※滑液包(かつえきほう)が炎症を起こし、滑液包炎になってしまい痛みを感じるようになります。
【※滑液包は、正常であれば中に少量の体液が入っており、クッションの役割をしています。
滑液包は、組織が互いにこすれあって起こる摩擦を減らし、損傷するのを防いでいます。
一部の滑液包は皮膚のすぐ下にあります。】
外反母趾になると、足の骨が出っ張っているように見えますが、これは深横中手靭帯(しんおうちゅうしゅじんたい)という、足の指を束ねている関節のゆるみです。
深横中手靭帯のゆるみにより、足の親指のつけ根の関節が外側にずれてしまい、足の親指の先が人差し指のほうに向かって、「くの字」型の足先になってしまうのです。
症状が進むにつれて、親指のつけ根に痛みが出たり治ったりをくりかえす場合があります。
外反母趾の変形はこのときに進行しているといわれています。
個人差がありますが、一般的には痛みを感じたあと1~2か月ほどで、急に親指のつけ根の骨が出っ張ってきたり、曲がったりしてくることが多いようです。
つけ根の痛みはそのうちなくなっていきますが、親指の変形が自然に元に戻るということはありません。
初期の段階でバランス調節や矯正をおこなうと、変形が緩和され、なおかつその後の悪化も低減したり、予防できたりします。
くり返す痛みを放置し続けた結果、骨が変形しきってしまい、矯正が難しくなっているということも考えられます。
足の変形を食い止めるためにも、痛みを感じたら、すぐに対処をするようにしましょう。
痛くならない外反母趾も「外反母趾は、痛いときに骨の変形が進行している」とお伝えしましたが、痛みがないからといって、安心はできません。
外反母趾は、痛くなくなったり痛みが治まったりを繰り返しながら、徐々に重症化していくからです。
なので、痛みが落ち着いたから大丈夫といってなにもしないでいると、さらに骨が出っ張ったり、曲がったりして、ひどい外反母趾へと進行してしまうこともあるからです。
痛みのある、なしに関わらず、外反母趾による変形が進むと、足裏のバランスが崩れて、足裏だけでなく全身に影響を及ぼし、腰痛や頭痛、肩こり、めまいなど、さまざまな不調を引き起こしてしまう可能性だってあります。
外反母趾は、親指が曲がってしまう疾患で終わりではなく、そこから二次的にあらわれる障害が問題です。
足の親指の痛みや違和感、変形による外反母趾に気づいたときは、早めに適切な治療をし、足裏を含む、全身のバランスを整えるようにしましょう。
外反母趾による痛みと、初期の変形を矯正し、全身のバランスを整えるなら→川越総合整体院へご相談下さい!
(川越総合整体院)
2016年8月29日 07:18
川越市 新河岸の整体院 【足裏の痛み・しびれ】

足の裏に起こる痛みやしびれは、足の裏に起こっているものもあれば、身体に起こっている病気が症状として現れている場合もあります。
どのような原因が考えられるのか、お伝えしたいと思います。
・外反母趾(がいはんぼし)
母趾(ぼし)とは足の親指のこといいます。
足の親指が外側に反ったり、内側に回りこんだり(回内)変形するのが外反母趾です。
・足底筋膜炎(そくていきんまくえん)
スポーツ、肥満、クセで適切な位置に重心がないなどの荷重が足にくりかえし加わることで、足底筋膜に炎症が起こります。
足裏を見たときの踵骨(かかとの骨)の前側が痛む傾向があります。
人によっては、土踏まずの部分にまで広がる痛みを生じることもあります。
・痛風
尿酸が身体の中にたまり、結晶となって激しい関節炎を起こす病気です。
足の親指の付け根部分が赤く熱をもって腫れ上がり痛みをともないます。
炎症が取れると1~2週間で治ることが多いのですが、お薬と食事生活の改善をする必要があるため、痛みが取れたからと治ったと勘違いしないようにしましょう。
・扁平足(へんぺいそく)
足を支えている3つのアーチ構造の中で内側の縦アーチが崩れた足のことを言います。
扁平足によって3つのアーチのバランスが崩れたままが長期間続くと、足に加わる負荷の衝撃を吸収する力が落ちるため、足や身体が疲れやすく、痛みも出やすくなってしまいます。
・魚の目
足の裏にできる魚の目は、歩くときに痛みをともなう場合があります。
足底筋膜炎との違いは、見た目でも魚の目があることで把握できるので、魚の目ができた場合は簡単に見分けがつきます。
・モートン病
モートン病は足の裏のしびれや痛みを主な症状とした病気で、足裏の神経が圧迫されて症状が出てきます。歩行時にするどい痛みを生じます。
ここまでにあげた症状や病気は、足裏に痛みやしびれを起こす代表的なものです。
見た目から特定できるものもあれば、病院での検査を受けなくては診断することができないものもたくさんあります。
特に思い当たらないのに、足の裏に痛みやしびれが出た時は、まずは何が原因となって痛みやしびれを引き起こしているのかを自己判断するのではなく、検査などを受けて知ることです。
お薬やその他の治療を受けてみてもなかなか改善されない場合、身体のゆがみが関係している可能性が高まります。
上記の症状を医療機関で治療を続けてもなかなか良くならない方のゆがみを整えた後に改善されたケースは多々あります。
お気軽に川越総合整体院へご相談下さい。
次回は、上記の症状、病気について、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。
(川越総合整体院)
2016年8月27日 07:55
川越市 新河岸の整体院 【タイプ別の猫背】

前回も猫背について触れましたが、猫背は色々なカラダのトラブルを招く可能性が高いので、より詳しくお伝えしたいと思います。
猫背とは、どういう状態をさすのでしょうか。
私は、猫背を4つの種類にわけて考えています。
そのなかには、一見猫背には見えない「隠れ猫背」的なものもあります。
あなたが悩まされているカラダのトラブル、例えば腰痛や頭痛、肩こり、胃痛、生理不順なども、もしかしたら猫背が原因かもしれません。
背中が丸まって姿勢が悪い状態をよく「猫背」と言いますが、猫背とはカラダがどういった状態になることをさすのでしょうか。
猫背は丸まって(曲がって)いるいるか所、または部分によって4つの種類に私は分けています。
猫背とは?
背骨の全体の形は、横から見て、まっすぐではなくS字状になっています。
少しカーブを描いていることによって背骨が柔軟にしなって、外部からの衝撃を上手く吸収できるようになっているのです。
猫背は、このS字の弯曲が強まり、肩や頭が前方に出てしまって、筋肉や臓器に負担をかけている状態をいいます。
「猫背」と言っても、S字の背骨のどの辺な曲がっているかによって4つの種類に分けています。
それによって体に現れる症状も変わってきます。
種類・特徴・症状について
①首猫背
首猫背は「ストレートネック」とも呼ばれています。
頭だけが前方に出てしまっている状態を言います。
前回お伝えしたような、下を向いてスマートフォンやタブレット、ノートパソコン等を長時間操作することが多い方によく見られます。
首の猫背(ストレートネック)は、首だけが前に出るために肩や首の筋肉に負担がかかります。
その結果、首や肩にコリが起こりやすく、それが頭痛の原因になることも。
また、呼吸器にも負担をかけるため、息苦しさや動悸を感じる人もいます。
この状態で負荷をかけ続け、ひどくなると首の(頚椎)ヘルニアが起こることも。
②背中猫背
背中付近が曲がっている状態のこと言っています。
この背中が丸くなった状態が、一般的によく知られている「猫背」です。
座って、長時間前かがみになる事務仕事や立って前傾姿勢を強いられる仕事をする人に多い傾向があります。
背中猫背が引き起こす症状としては、胸やけや胃痛があります。(逆流性食道炎とすでに診断を受けている人も多いです)
これは、前傾姿勢が長時間続き、腹部に位置する胃腸などの内臓、消化器系統の神経を圧迫するためです。
背中の張りを感じやすくなり、肩こり、頭痛の原因になることもあります。
③腰猫背
腰のあたりが曲がっている猫背で、畑仕事をする人や高齢者、あぐらをかく、座イスに座ることが多い人、また、デスクワークが多い人にも多く見られます。
腰猫背は腰回りが圧迫されるので、腰痛やヘルニアの原因になることもあります。
他には、下腹部にある泌尿器や生殖器、腸の働きにも不調が出やすく、便秘や下痢などの便通異常、生理周期の乱れ、月経困難症、尿漏れなどの原因になることも。
さらに、足の冷え、むくみなどが見られることもあります。
④反り腰猫背(お腹猫背)
腰が前に反って、お腹がぽっこり突き出た姿勢になるのが特徴の猫背で女性に多く見られます。
一見猫背に見えないため、「隠れ猫背」と呼んでいます。
上半身を支える太ももの後面の筋肉の力が弱いと、骨盤が前に傾いてしまい、そのバランスを取るために、体を腰あたりで反らせるために起きる猫背です。
女性に多いことからもハイヒールの愛用が原因の1つになっていることもあります。
反り腰猫背(隠れ猫背)の方は腰痛、坐骨神経痛、ヘルニアなどに悩まされることが多いです。
また、ぎっくり腰を招きやすくしたり、他には肩こりや頭痛、下痢が起こることもあります。
また、体のラインにも影響を及ぼし、体全体はスリムなのにもかかわらずお腹がぽっこりしてしまう、下半身のひどいむくみなどがあります。
背骨のカーブが本来の適度なS字状態から離れてしまうことは、さまざま不調を招きやすくします。
猫背は、生活習慣や環境、クセなどの影響が強く、また、その他の体のトラブルも出やすいため、セルフケアよりも整体でしっかりと整えていくことをお勧めしています。
お気軽に、川越総合整体院へご相談下さい。
(川越総合整体院)
2016年8月25日 07:13
川越市 新河岸の整体院 【パソコン・スマホからの猫背】

自分の姿を鏡で見るとなんだかパッとしない。
実際、首も肩や腰も痛いし、、。
とくに丸まった背中が気になっている、、。
これって、猫背っていうのかな?
あなたは、このように感じたことはありませんか?
第一印象を決める重要な要素のひとつに「姿勢」があります。
この姿勢がいいだけで「明るい」「信頼できる」「前向き」といったポジティブな印象を少なからず与えることができるでしょう。
その一方で、逆に姿勢が悪いと見た目の印象が下がるだけでなく、あなた自身の首や肩のこり、腰痛の原因になったり、呼吸が浅くなって全身の血行が悪くなるなど、健康にもさまざまな影響があります。
この猫背とは、首が前に突き出して背中が丸まった状態のことをいいます。
人の頭の重さは6kgくらいあるといわれています。
だいたいボーリングの球くらいの重さのイメージでしょうか?(13とか14と表示されてる球くらい)
寝ている時以外はこの重さを背骨が支えています。
背骨で支えている状態というのは、頭が背骨の真上にあるときのことで、猫背になると頭の位置が前にきてしまうため、骨だけでは支えきれず、骨をサポートする筋肉に負担がかかって、こりが生じるというわけです。
また、首は脳と他の部位をつなぐ重要な場所で、多くの神経が通っています。
猫背になって首の筋肉がこりだすと、そばを通る神経の伝達が阻害され、頭痛になったり、自律神経のバランスをも乱し、やる気が出ない、イライラするなど精神的な不調につながることもあるのです。
猫背は、生活習慣や、心理的な要因から引き起こされるものがほとんどです。
とくに現代においては、パソコンやスマートフォンを長時間見ることが仕事でも、プライベートでも多く、その積み重ねが猫背につながります。
はじめに書いたように、自分で鏡を見たとしても、自分が猫背かどうかわからない、または、まったく自覚のない人も多く、不調を感じて来院し、姿勢の検査をし、指摘を受けてはじめて自覚される方も多いです。
なので、まずは下記の項目をせるふチェックしてみましょう。
①座っている時、気づくと背中が丸くなっている
②背中、首、肩がこりやすい
③パソコンに向かう時間が長い
④スマートフォンや携帯電話の画面を見たり、操作することが多い
⑤車を運転すると腰や肩が痛くなり、なかなか回復しない
いかがでしたでしょうか?
もし、一つでもあてはまれば猫背の可能性があります。
あてはまった人は、まずご自身でのセルフケアとして、当てはまらなくても、日頃からパソコンや携帯電話、スマートフォンなどを使用することが多い人には、予防法として、以下にいくつかあげてみますので、ご参考下さい。
背中に丸めたタオルを入れて猫背伸ばし
よい姿勢を心がけていても、長い時間をかけてついた筋肉のクセ、関節の硬さはなかなか戻らないものです。
しかし、根気よくコツコツケアしていくと、次第に変化は現れます。
そこで、丸めたタオルを背中に当てて寝ることで、丸まった猫背を伸ばして、筋肉、関節に本来の動きを取り戻し、正しい姿勢をしやすくしましょう。
方法:バスタオルまたはタオルケットを巻いたものを横にして背中に置き、その上に10分程度、横になります。
タオルの位置、丸め具合は、敷いて寝た時「気持ちいい」と感じるくらいの高さと位置がベストです。
※初めの頃は、早い時間に違和感に変わる人がいますので、少しずつ時間を増やしてもいいでしょう。
首をまっすぐにする
猫背の人が増えているのは、パソコンやスマートフォン・携帯電話を長時間見る生活が多くなってきているのことが要因の一つです。
通常なら、これらの画面を見る時はうつむき加減で画面を見るために少し首を前に出します。
この状態こそが、猫背の姿勢なわけですから、こうした体勢になりやすい環境の人は、生活の中でうつむいている時間や角度を意識して、極力少なくすることが大切です。

運転中は背すじを伸ばす
運転中も猫背になりやすいときです。
気になるあなたは、背中を丸めて運転していませんか?
いま一度、確認してみましょう。
背中から頭までを感覚としてまっすぐに伸ばし、正面を向いて運転しましょう。
また、座席を確認し、必要であれば調整することで、よりよい姿勢がとりやすくなることもあります。
スマートフォンの画面は目の高さ
スマートフォンや携帯電話の画面を見る時は、できるだけ首を曲げないように心がけましょう。
画面を見る時に、頭をソファの背などにもたれかけることも首の負担を軽くします。(長時間は避けましょう)
パソコンはノートよりデスクトップを
ノートパソコンは画面とキーボードがセットになっているため、画面がどうしても低い位置にあって、前かがみの姿勢になりやすいです。
姿勢を考えた時、頭を下げる角度が少ないく画面を見れるデスクトップがオススメです。
とはいえ、持ち運べたり、支給されたものがノートパソコンである場合は、いたしかたありません。
そのような場合は。
15分に1回、頭を30秒後ろに反らせて休むことで、猫背の姿勢が定着することを防げます。
または、ノートパソコン本体の下に、台となる適当な物を置いて、少しでも首の位置が下がらないようにする工夫をしてみて下さい。
猫背は、色々な不調を招いてしまう恐れがありますので、早速、明日からでも実践してみましょう。
もし、ご自身での取り組みでも、なかなか改善されないと感じたときは、川越総合整体院にご相談下さい。
(川越総合整体院)
2016年8月21日 07:14
川越市 新河岸の整体院 【使い過ぎによるひざの痛み③ランナーひざ】

ランナーひざはとも呼ばれる腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)は、ひざの使いすぎにより起こる疾患のひとつです。
ひざの痛みをともなうこの疾患の原因や症状と対処法についてお伝えしたいと思います。
ランナーひざ(腸脛靭帯炎)とは?
ランニングによるひざ関節周辺のスポーツ障害の代表が、腸脛靱帯炎です。
その名の通り、中・長距離のランナーに起こりやすいひざのスポーツ障害の総称ですが、ほかにはバスケットボール、水泳、自転車、エアロビクス、バレエ等からの影響でも発症することもあります。
この腸脛靱帯は、太ももの外側にある靭帯で、上は股関節外側の大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)とくっつき、ひざの外側の骨(隆起している部分)である大腿骨外顆(だいたいこつがいか)を経て、脛骨(けいこつ:すねの骨)の上部に付着しています。
腸脛靱帯炎は、ランニングによって膝の曲げ伸ばしをくり返すこと、、またはランニング時に酷使される大腿筋膜張筋の過緊張を起こし、これに引っ張られて腸脛靱帯も拘縮(収縮)し、大腿骨外顆とこすれやすくなるということが考えられ、これにより炎症を起こしひざに痛みが生じます。
主な要因として、腸脛靭帯の酷使=オーバーユースによるものと考えられています。
また柔軟性が低下していたり、筋力不足、走る際のシューズや路面の硬さ、下り坂が多い、ランニングフォームなどの影響でも誘発されるといわれています。
ランニングの他、自転車、水泳、バスケットボール、エアロビクス、バレエなどでも起こることがあります。
ランナーひざの症状について
始めはランニング後にひざの外側にこわばりや違和感、または痛みを感じ、徐々に熱感も帯びてきます。
初期ならば、休むと痛みは低減または消失しますが、しっかり休ませたり、ケアをせずランニングを続けていると次第にランニング中にも痛みを感じるようになって、走れなくなったり、休んでも簡単に痛みが消えなくなります。
腸脛靭帯炎の対処法について
まずはランニングを休み、炎症が治まるまで安静にしましょう。
無理にランニングを続けると症状が悪化し、治るまでに時間がかかってしまいます。
初期に休養することを決めて、しっかり治すことが大切です。
初期症状であれば、個人差はありますが、早ければ数日休むことで治ることが多いです。
しかし、痛みや炎症が強い場合は、まずアイシングや無理のないストレッチでケアし休養してようすをみましょう。

それでもなかなか良くならない場合は、腸脛靱帯付近にとどまらず、全体の骨格、筋肉のバランスを整えるための整体をおすすめします。
腸脛靭帯炎を予防するには
ランナーひざ(腸脛靱帯炎)を起こす要因をできるだけ排除するよう、ランニングを行う際には以下のことに注意しましょう。
・トレーニング量を見直す(過剰なトレーニングを避けるため)。
・ランニングコースを見直す(硬い路面や下り坂が多いところは避ける)。
・シューズを見直す(硬いなど、合わない場合は交換する。)
・運動前後にとくに腸脛靭帯の伸展性を保つためのストレッチを行う。
・運動直後にアイスシングをし、回復を促す。
ちょっとした意識で、発症・再発率は下げることができます。
お試しください。
川越市 新河岸の整体院 川越総合整体院
(川越総合整体院)
2016年8月18日 07:06
川越市 新河岸の整体院 【使い過ぎによるひざの痛み②ジャンパーひざ】

前回に引き続き、ひざの使いすぎによって起こる疾患のひとつ「膝蓋腱炎(しつがいけんえん)」通称ジャンパーひざについて、今回はお伝えしたいと思います。
膝蓋腱炎(ジャンパーひざ)とは?
ジャンパーひざ、とはジャンプをした際にひざに痛みを感じるスポーツ障害のひとつです。
その原因の大半を占めるのが膝蓋腱炎です。
そのため、一般的には膝蓋腱炎というよりも、「ジャンパーひざ」で知られていることが多いです。
膝蓋腱(または膝蓋靭帯)は、ひざのお皿からすねの骨につながる腱(靭帯)です。
またこの膝蓋腱が脛骨(すねの骨)に付着している部分を、脛骨結節と呼びます。
ひざを曲げ伸ばしする際は、太ももの主な筋肉群である大腿四頭筋が収縮します。
そして膝蓋腱を介して、ひざから足首までの部分を持ち上げます。
ジャンプをすることが多いスポーツでは、ジャンプの時や着地の時に頻繫にひざを屈伸させるため、膝蓋腱や脛骨結節部が大腿四頭筋にくり返し強く引っ張られます。
また、膝蓋腱には着地時の衝撃を吸収する役割もあります。
スポーツにより多少の差はあるものの、ジャンプをし着地する時にはひざに約1トンともいわれるほどの衝撃がかかると言われています。
このことから、くり返されると、やはり膝蓋腱に大きな負担がかかるわけです。
このような負担やストレスが蓄積することで膝蓋腱に炎症が起こり、ひざに痛みが生じるのが、膝蓋腱炎=ジャンパーひざです。
膝蓋腱炎は、成長期の男子や身長が高い人に見られる傾向があります。
これは、成長期の急速な骨の成長に腱や筋の成長が追いつかないことから、大腿四頭筋や膝蓋腱の柔軟性が低下し、ひざのお皿周辺にストレスが蓄積しやすいためとされています。
膝蓋腱炎(ジャンパーひざ)の症状とは?
主な症状を、以下にあげてみました。
・ジャンプしたとき、特に着地時のひざの痛み
・ひざのお皿の下部の腫れ、熱感
・脛骨結節部の隆起
はじめは、スポーツ中(特にジャンプなどの動作時)には痛みを感じても、そのほかの活動中にはほとんど痛みがないために、様子を見てしまう人が多いです。
進行すると炎症によって常に痛みを感じるようになります。
膝蓋腱炎(ジャンパーひざ)の対処法
スポーツ中や、そのあと後に痛みを感じる場合は、太もも前面のストレッチとアイシングをしましょう。
サポーターやテーピングをすることで、患部にかかる負担を軽くすることも大切です。
スポーツをしていないときにも痛みを感じる場合は、しばらくはジャンプ動作を行わないようにし、炎症が落ち着くかどうか、様子を見ましょう。
スポーツに支障をきたすほどの強い痛みがある場合は、しばらく(一か月単位で)運動自体を休んでください。
膝蓋腱炎の初期にはスポーツ時にのみ痛みを感じることから、痛みを我慢しながらスポーツを続けている人がほとんどで、ひどくなってから慌てて受診というパターンです。
他の疾患でもそうですが、放っておくと慢性化して治りにくくなります。
初期段階でまずは病院で診てもらい、回復が滞る、より早期に回復を目指すのであれば、整体を受けてひざに負担をかけ続けている、原因となるカラダのゆがみをととのえるなど、適切な対処を施すことが大切です。
川越市 新河岸の整体院 川越総合整体院
(川越総合整体院)
2016年8月15日 07:18
川越市 新河岸の整体院 【使い過ぎによるひざの痛み①オスグット】

ひざの使いすぎによって起こるひざの痛みの原因のひとつにオスグッド(オスグッド・シュラッター病)があります。
今回はこの「オスグッド」についてお伝えしたいと思います。
オスグッドは、スポーツをしている成長期の子どもに見られることの多いひざの疾患です。
オスグッド・シュラッター病とは?
成長期にひざを使いすぎることで起こるスポーツ障害のひとつで、太ももの主な筋肉である大腿四頭筋の引っ張る力が強すぎることで、脛骨粗面(膝蓋靱帯がついているすねの上半部)にある成長軟骨帯(膝関節付近にある軟骨)が剥離されることで起こります。
オスグッドの原因について
ひざの関節は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にあります。
大腿四頭筋は膝蓋骨(ひざの皿)にくっつき、膝蓋靭帯を通って脛骨粗面までつながっています。
そのため、ひざを曲げ伸ばしする際、大腿四頭筋の強い力は脛骨まで伝わります。
本来であれば構造どうりでなんの問題もないのですが、おもに成長期にある10~15歳の子どもがジャンプする、ダッシュするなどをくり返すと、大腿四頭筋のけん引力に脛骨結節部が耐えられず、炎症を起こすことがあります。

また、このけん引力により骨や軟骨の一部が浮いたりすることがあります。
私も、中学の頃にバレーボールをしていました時に上記の影響を受けて発症しました。
これが、オスグッドが起こるメカニズムです。
成長期に起こりやすいのには、骨と筋・腱(スジ)の成長が関係しています。
成長期には身長が著しく伸びることから、骨が急速に成長します。
しかし、筋や腱などの軟部組織は同じように成長できないため、骨の成長速度に追いつけません。
また休みなく、しっかりとケアされることなく酷使されるため、筋肉が緊張し柔軟性が低下することも、けん引力が増す1つの原因としても考えられます。
成長期の脛骨粗面には成長軟骨があり、この中には骨の成長に必要となる、丸い豆のような骨端核、いわゆる“骨の芯”があります。
大腿四頭筋の強いけん引力が負担になると、この骨端核の発育が阻害されてしまい、オスグッドの症状が起こるとも言われています。
このような理由から、オスグッドは成長期の、特に男子に多く見られます。
両側に発症する場合と、片方だけ、または症状に左右差がある場合もあります。
これは体の使い方やバランスが悪いために片方の脚に負担がかかっている、スポーツなどで同じ動きをくり返し行う、運動前後にきちんとストレッチなどを行っていない場合に、起こりやすい傾向があります。
オスグッドの症状について
主な症状を以下にあげてみました。
・ひざの皿の下の痛み。(押したり圧迫すると痛みが増す。)
・ひざの皿の下が突出したり、腫れ、赤身、熱感などをともなうこともある。
・脛骨結節部が剥離している場合は、大きく腫れたり、強い痛みがともなう。
この他にら、ジャンプ力やダッシュのタイムが低下するなど、痛みによる運動能力の低下も見られます。
また、動かさなければ痛みはないが、動き始めると痛みが出るのも特徴のひとつです。
オスグッドの対処法
成長期が過ぎてカラダのバランスが安定してくると、自然に治まることが多いため、整体と並行していく事をおすすめしますが、まずは症状が出た際、以下のような方法で症状が悪化しないようにしましょう。
・痛みや炎症があるときには、アイシングを行う。
・痛みがなくなるまではスポーツを休んで安静にする。
痛みがなくなったら、スポーツを再開してもらってよいのですが、3~6か月間は痛みが再発しやすいため、スポーツ時にはひざのサポーターやテーピングなどで、負担の軽減させましょう。
再発予防のためにも、スポーツ前後に大腿四頭筋のストレッチを行うのもおすすめです。
ストレッチは予防としても、効果的です。
大腿四頭筋をはじめ、体全体の柔軟性を高めることで、脛骨結節部にかかる負担をある程度抑えることができます。
最近は子どもたちが普段の生活の中で正座をする機会が少なくなっています。
正座はひざ周辺の筋肉や靭帯のストレッチになり、予防のために意識的に正座をすることもよいでしょう。
成長期の骨の成長が終わると症状は出なくなりますが、大人になっても、身体を酷使して、とくに脛骨結節部に強い力が加わると、後遺症として再発することがあります。
オスグッドはケガではないため、痛くてもスポーツを休まない子が多いのですが、慢性化や後遺症を防ぐためにも無理はせず、セルフケアはもちろんのこと、整体でバランスを整えて、筋肉の緊張を和らげることで、早期に改善するケースが多々あります。
違和感を感じたならば、早めにまずは川越総合整体院にご相談下さい。
(川越総合整体院)
2016年8月13日 07:20
川越市 新河岸の整体院 【 ガンコな肩こりについて】

日本人の多くが体験したことがある「肩こり」。
早い人では、10代前半から自覚しています。
そして最近ではマッサージをしても、なかなか直らない肩こりが急増していて、当院を訪れる方を調べてみると、その原因が肩の筋肉ではなく内臓にあるケースが目立つようになっています。
あなたの肩こりは、セルフケアやマッサージでしっかり改善されていますか?
そもそも肩こりとはどんな状態なのか?
肩こりをカラダの状態としてみるなら、筋肉の血行不良が主な原因と言われています。
人間は重い頭を首や肩の筋肉で支えています。
正しいバランスで支えている時には同じ姿勢でいることが長ければ「疲労」は多少しますが、回復も早く大きな問題は生じないでしょう。
しかし、悪い姿勢で長時間過ごすなどバランスが崩れた状態では疲労するのも早く、疲労=大きな負担となって筋肉組織に悪影響を与えやすくなります。
負担がかかった筋肉は、自己防衛反応により硬直して悪化を防ごうとしますが、この状態が続くと血行が悪くなってしまい、肩の重い、だるい、痛む、そして肩だけでなく頭痛がするなどが自覚症状として現れてくるでしょう。
肩こりは筋肉組織の血行不良や筋肉疲労、程度の差はありますが、神経の損傷などが原因になりますので、血行を改善させる対策を行うことにより初期のケースでは改善されてくるでしょう。
しかし、その中にはこれらの対応では改善されな肩こりがあるのです。
慢性的な肩こりと胃の関係

当院を訪れる、慢性的な肩こりを訴えて来院される方に話を聞いていくと、多くの人が胃の不調も出ていることにたどり着きます。
そして、そのような人は肩こりも右の肩よりも左肩にこりや痛みが出ていることが確認できます。
姿勢からの影響もあるので、全てとはいませんが、なぜ左肩こりと胃の不調が関係するかですが、胃と横隔膜は主に左肩の筋肉とつながっていて、胃の不調によってそれらの筋肉に影響が及び、その結果として肩こりの原因となる血行不良や筋肉の硬直が発症してしまう場合があるのです。
左の肩こりを訴える人に胃の不調が多いのはこのようや理由からなのです。
ガンコな肩こりを解消するために胃が不調になる原因を考えてみるとよいでしょう。
考えられる原因については、このあとお伝えしたいと思います。
もし、慢性的に胃の調子がかなり優れないのであれば、内臓系の病気が隠されているケースもあります。
そんな方はまず、病院においての検査を受けていただくとよいでしょう。
時として、肩こりは大きな病気を発見するサインとなるときもあるからです。
普段の食生活を見直す
病院の検査で胃に大きな病気は隠れていないと判明したら、よくある原因として、食生活を一度見直して見ることも大切です。
胃の不調の原因は胃の疲れからくることも多く、食生活を見直すことで大きく改善されるケースも多々あります。
暴飲暴食
暴飲暴食は厳禁です。
疲れた胃を休ませるには、お腹いっぱいまでは食べない「腹八分目」を心がけて、バランスの良い食生活を送ることが理想となります。
ビタミン(B群、C、E)や食物繊維を多く含んだ食材を柔らかく調理した料理、もしくはよく噛むなどで胃を労わり、疲れを改善していきます。
この時季(夏)ではあれば、冷たい物の飲食で冷やし過ぎないよう意識しましょう。
ストレス
私たちのカラダを調整する自立神経は交感神経と副交感神経により無意識にコントロールされています。
交感神経は活動に必要なカラダの制御を受け持ち、副交感神経はリラックス、回復に必要なカラダの制御をしてくれています。
交感神経は胃の消化作用を抑制して、胃酸の分泌を抑える働きをします。
反対に副交感神経は胃酸を分泌させて、胃の働きを促す働きがあります。
大きなストレスがかかり続けると、自律神経のバランスが乱れて、胃の中が空っぽなのに胃酸を多く分泌してしまい、胃に問題が生じやすくなります。
このようなことが原因で、胃の不調→肩こりの原因となります。
ストレスを回避するために、生活環境を急に変えることは難しいと思いますので、まずは運動やウォーキングなどで気分転換をして、いつまでもストレスとなったことに囚われ過ぎないようにしましょう。
整体による緩和
前述しました方法を取り組んではみたけど、なかなか胃の不調がよくならず、長引く一方という方へは、当院の整体をお勧めいたします。
もちろん、お伝えしたような胃の働きを労わる取り組みは、早期改善や再発予防には必要なこととなりますので、それらを意識しつつ、カラダのゆがみから起こる、胃の働きの低下や内臓の働きを高める内臓調整、原因がストレスにある場合は感情面にアプローチする整体などでお役に立てるでしょう。
じっと我慢していても、原因から整えていかないことにはしっかりとした回復は見込めません。
お気軽にご相談下さい! 川越総合整体院
(川越総合整体院)
2016年8月11日 07:56
川越市 新河岸の整体院 【運動不足は腰痛になる確率をも上げる?】

運動不足は体にさまざまな不調をもたらします。
もちろん腰痛の発症にも関係します。
そこで今回は、運動不足と腰痛の関係について、腰痛予防に効果的な運動についてお伝えしたいと思います。
ご参考下さい!
激しいスポーツや急な運動で腰の筋肉を酷使して腰痛が起こることがあります。
逆に運動不足の場合にはどうなのでしょうか。
運動不足と腰痛の関係について
運動不足は腰痛を起こす腰痛の原因には、悪い姿勢、激しい運動や労働による酷使、内臓の機能低下や病気、ストレスなどさまざまですが、運動不足もその1つになります。
1日中座りっぱなしのことが多く、運動量が不足していると、椎間板や腰回りを支えている筋肉が次第に衰えてきます。
特に高齢者の場合は、腰の骨を支える筋肉が衰えてくるにも関わらず、関節のバランスが不安定な状態にあると、筋肉にかかる負担はさらに増加するため、腰痛の大きな原因となります。
若い人でも、関節のバランス、内臓に負担をかける生活習慣などの影響で、筋肉の機能低下が起こり、腰痛を起こす可能性が高くなります。
また、運動不足になると血行も悪くなります。
血行が悪くなると筋肉が硬くなるため、腰が痛みやすくなります。
さらに、運動不足は骨の衰えの原因にもなるため、中高年以降の女性は骨粗しょう症により助長されて腰痛につながる場合もあります。
腰痛を予防するための運動について
腰痛予防には激しい運動ではなく、適度な有酸素運動が良いでしょう。
適度な有酸素運動は骨や筋肉、関節、靭帯、神経にほどよい刺激を与えるためです。
有酸素運動には、ウォーキング、ジョギング、水泳のほか、自宅でも手軽にできるものに踏み台昇降運動などがあります。
無理なく続けることで、肥満の解消や防止にもつながりますので、体重の増加にともなう腰の負担を軽減させることにも効果的です。
そのほかには、ストレッチや、ラジオ体操、テレビ体操腹筋なども無理なくできて有効といえるでしょう。
すでに腰痛がある方は、軽めのストレッチ、可能な人は水中ウォークがおすすめです。

予防にしても、改善のための運動にしても、体のバランスを整えてから取り組めると、より確実な予防、改善を実現することが出来るでしょう。
「しっかりと予防、改善したい。」
そんな人には、川越総合整体院の根本整体が、あなたのお役に立てるでしょう。
まずは、お気軽にご相談下さい!
腰痛予防、改善のための整体を受けるなら川越総合整体院
(川越総合整体院)
2016年8月 8日 08:53
川越市 新河岸の整体院 【筋肉痛について】

お盆休み、家族との旅行でたくさん歩いたり、プール、海水浴、スポーツなどを楽しまれる方も多いのではないでしょうか?
普段あまり刺激されない筋肉を、それらによって使うと、たいていの人は、当日、翌日頃に筋肉痛が出てしまう人もあるかと思います。
そこで今回は、筋肉痛について、お伝えしたいと思います。
ご参考にしてみて下さい!
運動で普段使っていない筋肉を使ったり、筋肉を酷使しすぎたりすると翌日・翌々日に筋肉痛が起こります。
筋肉痛の程度には個人差がありますが、筋肉痛を起こしやすい部分や起こしやすい運動があります。
筋肉痛の原因
筋肉痛は運動をすることによって起こる筋肉の痛みです。
個人差はあるものの、一般的に筋肉痛は運動をした数時間後から出始めたり、1~2日経ってから発生する痛みのことを遅発性(ちはつせい)筋肉痛とよびます。
筋肉痛の程度は個人差もありますが、運動の種類や、年齢、運動に対する慣れなどさまざまな要因によって違うとされています。
筋肉痛の原因は、現在、運動をすることによって筋繊維が傷つき、炎症を起こすという説が有力とされ、医学的にはまだ原因がはっきりしていません。
筋繊維が傷つき炎症を起こすと、そこから痛みの原因となる物質(ブラジキニンやプロスラグランジン)が出てきます。
これらの物質が信号となって脊髄(せきずい)から脳へと伝わり、筋肉痛を引き起こすといわれています。

筋肉痛になりやすい部分と運動について
運動にも筋肉痛になりやすいものと、なりやすい部分があります。
運動は、筋肉が収縮するものですが、運動による筋肉の収縮の仕方には次のようなものがあります。
・等尺性(とうしゃくせい)運動(アイソメトリック運動)
・等張性(とうちょうせい)運動(アイソトニック運動)
2つ目の等張性(とうちょうせい)運動には次の2種類があります。
・伸張性(しんちょうせい)運動(エキセントリック運動)
・短縮性(たんしゅくせい)運動(コンセントリック運動)
このうち、筋肉痛になりやすい運動はエキセントリック運動ともいわれる伸張性運動で、例えばバーベルをゆっくり下ろすときのように筋肉が伸びながら力を発揮する時の運動です。
筋肉痛の改善策
筋肉痛は、誰でも経験があると思いますので、そのまま様子を見ていればだいたい3日~1週間程度で痛みは治ってきます。
セルフケア(ストレッチやマッサージなど)をしたにもかかわらず、1週間以上経っても痛みやこわばりが取れない場合、もしくは痛みが激しく、動かすのもつらい場合は、筋肉痛ではなくケガ=肉離れや場合によっては骨折(とくに疲労骨折)の可能性も考えられます。
筋肉痛以外のことも想定して、長引くときにはまず整形外科を受診するようにしましょう。
筋肉痛は、筋肉の血行をよくして炎症を抑え、回復させることが大切です。
そのためにはストレッチ、セルフマッサージや入浴が有効です。
痛みの出ている部分周辺がが熱をもっている場合は、温めるよりも冷却スプレーやアイシングで冷やすことが大切です。
また、筋肉のエネルギー代謝を改善するために、すぐ摂れるビタミンB群配合の栄養補給剤が筋肉痛の緩和によいと思います。

筋肉痛の予防
筋肉痛は普段使っていない筋肉を使ったり、使いすぎることで起こるものです。予防のためには、普段から適度な運動を習慣にして、筋肉を刺激して、少しずつ鍛え、筋繊維を丈夫にしておくことが筋肉痛の予防につながります。
また運動前後にストレッチをして筋肉をほぐし、血行をよくしておくことも大切です。
筋肉の使いすぎも、筋肉痛の原因になりますので、しっかりと筋肉を休ませる時間をつくることが大切です。
また、筋肉疲労の回復を助け、筋肉痛を予防するためにも、食事から十分な栄養を摂取することも意識しましょう。

運動前後には、次に挙げる栄養素が含まれる食品を意識して食べましょう。
クエン酸:クエン酸は筋肉に蓄積される乳酸の分解を促進させ、筋肉のだるさや痛みが生じるのを防ぐ効果があります。
クエン酸を含む食品
・梅干し
・酢
・かんきつ類
特に運動中の摂取がおすすめ。
疲労や筋肉痛を効果的に抑制することができます。
例えば運動時には、クエン酸配合のスポーツドリンクを飲んだり、レモンのはちみつ漬け、梅干しを食べたりすると良いでしょう。
ビタミンC:ビタミンCは肉体疲労を解消させる効果もあるので、運動後には是非摂取したい栄養素といえます。
ビタミンCを含む食品
・柑橘類
・イチゴ
・キウイフルーツ
・ピーマン
・ブロッコリー
・ケール
たんぱく質+ビタミンB6:たんぱく質は筋肉の材料になり、損傷した筋繊維の再生に欠かせません。
また、たんぱく質を分解して筋肉を作るには、ビタミンB6も必要です。
たんぱく質を含む食品
・肉
・魚
・卵
・豆類
・大豆製品
・乳製品
ビタミンB6を含む食品
・マグロ
・カツオ
・レバー
・大豆製品
・卵
・ピスタチオ
たんぱく質とビタミンB6は同じ食品に含まれていることも多く、比較的摂取しやすい栄養素です。
たんぱく質を摂取するなら鶏の胸肉を選ぶと、筋肉の疲労を抑制するイミダペプチドも摂取でき、より効果的です。
ビタミンB1:ビタミンB1は疲労回復や、神経のはたらきをスムーズにさせる効果のある栄養素です。筋肉疲労を防いだり運動機能を高めたりするので、運動前に摂取するのが効果的です。
ビタミンB1を含む食品
・豚肉
・レバー
・カツオ
・ウナギ
・卵
・豆類
・にんにく
ビタミンB1の吸収を促進させるアリル化合物を一緒に摂取するのが効果的。
アリル化合物はネギ、タマネギ、にんにく、ニラに含まれています。
ビタミンE:ビタミンEは血行を促進させる作用があり、普段から摂取しておくことで筋肉痛を防いだり、運動後の筋肉の炎症を早く治すことができます。
ビタミンEを含む食品
・植物油
・ナッツ類
・ごま
・アボカド
・カボチャ
ココロとカラダの健康を維持する上で、適度な運動は欠かせません。
ですので、運動=筋肉のケアもしっかりしていただき、継続的に運動を楽しめるからだ作りをしましょう。
川越市 新河岸の整体院 川越総合整体院
(川越総合整体院)
2016年8月 5日 08:57
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