カテゴリ
月別 アーカイブ
- 2023年4月 (1)
- 2018年7月 (3)
- 2018年6月 (2)
- 2018年5月 (1)
- 2018年2月 (1)
- 2018年1月 (3)
- 2017年12月 (3)
- 2017年11月 (3)
- 2017年10月 (4)
- 2017年9月 (4)
- 2017年8月 (2)
- 2017年7月 (5)
- 2017年6月 (4)
- 2017年5月 (6)
- 2017年4月 (5)
- 2017年3月 (6)
- 2017年2月 (7)
- 2017年1月 (7)
- 2016年12月 (8)
- 2016年11月 (11)
- 2016年10月 (13)
- 2016年9月 (11)
- 2016年8月 (10)
- 2016年7月 (25)
- 2016年6月 (19)
- 2016年5月 (8)
- 2016年4月 (9)
- 2016年3月 (9)
- 2016年2月 (6)
最近のエントリー
[新河岸院]
〒350-1143
埼玉県川越市藤原町30-5
049-293-3928
詳しくはこちら
HOME > 院長ブログ > 川越市 新河岸の整体院 【妊活と整体⑦40代の妊娠力を上げるポイント】
院長ブログ
< 川越市 新河岸の整体院 【妊活と整体⑥30代の妊娠力を上げるポイント】 | 一覧へ戻る | 川越市 新河岸の整体院 【妊活と整体⑦妊娠力を下げる「冷え」対策】 >
川越市 新河岸の整体院 【妊活と整体⑦40代の妊娠力を上げるポイント】
近年の日本では5人に1人が高齢妊娠・出産といわれているほど、晩婚により高齢で妊娠・出産をする方が増えてきています。
妊娠に適した年齢は遅くとも35歳までとされていますが、40代での妊娠は難しいのでしょうか?
年齢とともに妊娠・出産のリスクが高くなるのはよく知られています。
元気な赤ちゃんを産むためにはどうすればいいのでしょうか?
40代の妊娠力を高めるポイントについてお伝えしたいと思います。
いつからが高齢出産?
日本では、35歳以上でする、初めての出産を高齢出産と定義づけているようです。
生物学的に見ると、自然妊娠に限りますが、子供を産むのに最適な年齢は20~35歳とされています。
これは、女性の体の仕組みと関係していて、女性の妊娠力は30歳を過ぎた頃から少しずつ下がって、35歳からは急激に低下していくとされているからです。
また45歳を過ぎると、体外受精や顕微授精を行っても、妊娠できる可能性は限りなく低いともいわれています。
高齢での妊娠・出産のリスク
年齢を重ねるごとに卵巣の機能や血管の弾力性は弱まるため、たとえ妊娠が成立したとしても、若い頃に比べて母体と胎児へのリスクは高くなります。
たとえば、流産や妊娠高血圧症候群、早産、胎児の先天性異常などが起こりやすくなります。
特に、高齢妊娠であればあるほど染色体の異常が起こりやすくなるため、ダウン症児の出生率が高くなるといわれています。
あるデータでは20代では0.1%程度なのに対し、40代ではおよそ1%にまで確率が上がることもあります。
そして、出産に関してもやはりリスクがともないます。
文献によると、子宮口や産道が伸縮しにくくなっているうえ、お産に耐えられる体力も低下しているため、難産や帝王切開になりやすいとされます。
また、産後の回復にも時間がかかる傾向にあり、さらに、高血圧や糖尿病などの持病を潜在的に持っていた場合は、妊娠を機に発症、悪化する可能性もあるそうです。
卵子の数や質の低下が原因で妊娠しにくくなる
年齢とともに妊娠力が下がっていくのは、卵子の数や質が関係しています。
女性は、卵子の元となるすべての原子卵胞を持って生まれます。
これは、男性の精子と違って新たに作り出されることはなく、成長とともに減っていく一方なのです。
女性が生まれた時ときに卵巣の中に蓄えている原子卵胞は、およそ200万個といわれています。
月経が始まる思春期頃には170~180万個が自然に消滅して、残った数はこの時点で約20~30万個。
その後も、毎月の月経で約1,000個が減っていくそうです。
これは、1日30~40個の卵胞が減っている計算になります。
また、原子卵胞は減少だけでなく、年齢とともに老化して、その質も下がっていきます。
月に1回排卵される卵子は、妊娠できると判断された選りすぐりの一個なのですが、年齢とともに質が低下していくと、その一個でさえも妊娠力が高くないものになっていきます。
さらに、年齢とともに原子卵胞の絶対数まで減っていくため、質のよい卵子を選ぶのはどんどん大変になっていきます。
40代でも妊娠できるのか?
40代でも妊娠は不可能というわけではありませんが、35歳を過ぎると、その確率は急激に下がります。
不妊の原因には内膜症などの器質的な問題もありますが、前述のとおり高齢の場合、その約6割が加齢に伴う卵子の質の低下によるものと考えられています。
たとえ女性ホルモンが保たれていても卵子の質が低下していると受精ができなくなるのです。
また、加齢にともない卵巣の機能が低下すると、卵子を成熟させて排卵させる働きがおとろえてしまいます。
そして、卵管の働きも低下するため、卵子や受精卵をスムーズに運べなかったり、排卵後の卵子を取り込むまでのプロセスにもトラブルが起きやすくなります。
これらに加えて、お伝えした卵子の元となる原子卵胞も年齢とともに減少・老化していくため、40代は20代~30代に比べてどうしても妊娠力が下がってしまうのです。
実際に年齢が上がるともに、妊娠の確率が低くなるという事をお伝えしなくてはならないので、少しネガティヴな内容の前半でしたが、決して妊娠が不可能というわけではありません。
40代でも卵巣や卵管、子宮に問題がなければ、適切な妊活を行うことで元気な赤ちゃんを産む可能性はあるのです。
私の身内には43歳という年齢で妊娠、出産を経験している人がいます。
40代の妊娠力を上げるポイント
まず、40代では「卵子も40代である」ということを自覚しいただき、20代、30代よりも徹底した生活の管理が必要です。
卵子の老化は生活改善で「遅らせる」ことはできませんが、「早めない」ことはできます。
また、その他の不妊要因を作らないようにしましょう。
次は意識すべきポイントについてです。
バランスを意識して、規則正しい食事を
食事ではタンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素をバランスよく摂取することが大切です。
そのうえで、体を酸化させるストレス、紫外線、喫煙、アルコールの過剰摂取にも気をつけましょう。
また、体内時計を整えることは、生殖能力を保つのに非常に大切なポイントとなります。
太陽が昇ったら起き、沈んだら眠るといった、人間本来の生体リズムを崩さないよう心がけましょう。
リズムは睡眠だけでなく、食事も同様です。
毎日3食、できるだけ同じ時間帯に規則正しく食べることも意識してください。
血流を促進させるための適度な運動
血流の循環力は卵巣や子宮機能を左右します。
特に冷えは、血流に大きな影響を与えます。
血流を促進するためにも、適度な運動や入浴の習慣化をおすすめします。
食事面においても、体を温めるものを積極的に摂り、逆に冷やすものは控えるなどの工夫も必要です。
スポーツというよりは、手軽に始められるウォーキング程度の軽い運動は血行をよくするため最適ですので、習慣化するとよいでしょう。
喫煙者の場合、タバコも血流の悪化につながるため、タバコは禁物です。
妊娠を望むのでしたら、早い段階で禁煙しましょう。
体のゆがみや、筋肉の緊張を放置しておくと、妊娠力を高めるための状態を作りにくくすることが多々あります。
とくに、卵巣や子宮を囲むように位置する骨盤の状態をよくしておくことは、40代での妊娠・出産をサポートする上で大切なポイントの一つとなります。
川越総合整体院では妊活中、妊娠中、産後の方もしっかりとサポートいたしております。
お気軽にご相談下さい!
(川越総合整体院) 2017年1月19日 07:30
< 川越市 新河岸の整体院 【妊活と整体⑥30代の妊娠力を上げるポイント】 | 一覧へ戻る | 川越市 新河岸の整体院 【妊活と整体⑦妊娠力を下げる「冷え」対策】 >