こんにちは、今日は、つい先日おなかの整体を受けに来られた方についてお話ししたいと思います。
40代後半の女性の方でした。
飲食店を営んでいる方で、ほとんど立ちっぱなしだそうで、主に腰の不調を訴えられておりました。(その他、目の奥の痛み、婦人科疾患、肝臓や膵臓のトラブルをお持ちの方でした)
早速、問診カードをもとにお話をうかがい、お体の状態をチェックいたしましたら。脚長差(足の長さの差)は軽く2cmはあり、骨盤はそのために傾き、背骨は右に側弯(背中側から見て逆Cの字)し、肩は大きく左へ傾いていました。
これでは腰の不調も出てもおかしくおりません。
まずは、仰向けに寝ていただき、ソフトにおなかを調整、やはり、トラブルの起きていた臓器に関連する所に反応は多く出ていました。
当院では、基本的にはおなかを調整した後に、骨格、筋肉の調整に入りますが、この時点で、最初にチェックしました状態を確認しましたところ、足の長さの差はなくなり、よって骨盤の傾きは9割、肩の高さも8割くらい調整されていました。
骨格、筋肉の調整では、行きと届かない部分は時として多くあるものだと再認識、そして今度はうつ伏せに寝ていただき、骨格、筋肉の調整を終え、最後にもう一度チェック、ほぼバランスは整いましたが、まだ、腰は良いものの、目の奥の痛みが残るとのこと、あれだけの歪みはまだ、影響を及ぼすところがやはりあるようで、目に影響を及ぼす首に着目しチェックしたところ上部に強い歪みがあり、そちらを最後に調整し、お帰りになるときにまだ、違和感が残るようでしたが、体の回復のスイッチは入れられたと総合的に見て判断。次回に経過をうかがい様子をみることに。
大きな歪みからの影響と内臓からの影響、お互いが影響しあっているようでした。ちなみに、目に反応が出る場合、東洋医学から見て、肝臓の状態が影響してると考えられているため、肝機能にトラブルのあるこの方へは、引き続き内臓からのアプローチにより共に改善をめざしたい。
みなさん、どうぞお体ご自愛下さい(^^)/