こんにちは、今日は自己ベストを2秒更新した高校生のお話。
その話を聞いたのは、その高校生のお父さんのSさん、お父さんの方は状態も安定して現在は予防と日常の疲労回復中心の施術を月に一度を目安に来院されている。
先日息子さんから夏休みにはいって大会があると聞いていたので、その結果を知りたくて伺ってみた。その前にその息子さんの初めの頃の状態に触れておきましょう。
息子さん(S君)は中学まで、主に100m走を専門としていたが、高校からは新しく400mハードルをメインにすることになった。距離もそうだが、ハードルを越えることや、そのためのタイミング、そして、中学の頃よりさらに増えた練習量のために、S君の脚は悲鳴をあげてしまった、下半身の筋肉はパンパンに張り、機能はかなり低下している硬さでした。
その為関節も硬くなってしまい、足への負担を分散したり出来なくなって膝下から足首までの内側に強い痛みが出ていた。
下半身の硬さのため腰も緊張、勉強にも一生懸命のS君の肩は、勉強疲れ、下半身の影響もあり緊張していた。
話は戻りまして、大会の結果は、S君自身の自己ベストを2秒更新し、400メートルハードルではじめて入賞できたとのことでした。
継続的な調整と、セルフケアの指導、そして、何よりS君はそれらを実践してくれたおかげもあり、現在では施術の間隔も空けられるようになり、ガチガチだった関節、筋肉は柔軟性を取り戻している。走るためには肩の動きも重要なため、そちらも調整し改善、本人の努力との相乗効果で、2秒も自己ベストを更新出来たのではと思います。
今回のロンドンオリンピックでも、コンマ0.何秒の差で結果に大きな差が出る中、オリンピック選手でなくても、2秒というタイムを更新でき、入賞できたことが私もうれしい。S君の陸上競技と勉強の今後が楽しみです。