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旧:院長ブログ

シリーズ 東洋医学

こんにちは、今回から数回に分けて、シリーズにて東洋医学から見た内臓(五臓六腑)について皆さまにも分かりやすい形で、お伝えしたいと思います。

☆シリーズにて、臓腑(内臓)の働きが肉体、精神にどう影響するか、また、それらを養生することにより、病気を予防したり、体調を改善することにつがなることを 少しでも、理解を深めていただければと思います。

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まず、今回のシリーズでは。
1.気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)
2.五臓六腑(ごぞうろっぷ)
3.経絡(けいらく)
の意味を簡単に理解していただいていると より、解りやすいのではと思います。

・気とは
気は食べ物の栄養分や呼吸などからとり込まれ、人体を構成し、体内のさまざまなはたらき、そして生命活動を支える物質です。

・血(けつ)とは
血脈を流れる赤い液体のことで、西洋医学で言う血液にあたります。

・津液(しんえき)とは
血(けつ)以外のすべての体液。

・五臓六腑(ごぞうろっぷ)とは
内臓の総称で、肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん)の5つが五臓。

胆(たん)・小腸(しょうちょう)・胃(い)・大腸(だいちょう)・膀胱(ぼうこう)・三焦(さんしょう)の6つが六腑。

西洋医学の心臓、胃などの臓器とは必ずしも同じ概念ではなく、五臓六腑の働き、関係性にも東洋医学独特の考え方があり、すい臓や食道に当たるものがないこともお伝えしておきます。

・経絡とは体の各部をくまなく流れる、ツボとツボを結んだ生体エネルギー(気)の道筋のことです。 五臓六腑と密接なつながりがあり、全身の機能を正常に調節する働きがある。

○五臓には気・血・津液を作って、それらをたくわえる働きがあり、六腑には消化吸収を行う働きがあります。

摂取した、飲食物は体に必要な栄養と不要な成分に分けられ、体に必要な栄養は五臓へ、不要な成分は便や尿として排泄される、ここまでが六腑の働きとされます。

五臓では、体に必要な栄養から、気・血・津液を作ったり、それらを貯蔵したりします。

五臓は、腎気、肝気など、それぞれの気が
作用していて、それぞれの気の不足は、内臓の機能低下を引き起こします。

まず、今回はこのへんで、次回はお互い影響しあって働く臓と腑の関係について、話を進めて行きたいと思います(^-^)


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