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旧:院長ブログ

シリーズ 東洋医学4

こんにちは、涼しいより、朝晩は寒いくらいですね?急激な気温差や夏の疲れなどにより、風邪を引いたり、最近は寝違えや、ギックリ腰で来院される方が増えています。皆さんは大丈夫ですか?

風邪も初期であれば整体後にズルズル悪化せず回復したという方もたくさんいらっしゃいますし、寝違え、ギックリ腰も当院では得意とするところの症状でもありますので、お困りの際はご相談、またはご利用下さい(^^)

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○前回から各臓腑の働き、そして臓腑の不調によるトラブルについてお伝えしています。

今回からお読みになっている方は、シリーズになっていますので、これまでのシリーズ 東洋医学をお読みになると、より理解しやすいかと思います。今回は心と小腸について。

○心と小腸の働き

心の働きは、大きく二つあります。
1つは血液を全身に送る作用です、心の気の働きにより、心はポンプのように血液を押し出し全身に巡らせます。
この働きにより、同時に血中の栄養素をすべての臓腑に行きわたらせることができるのです。
西洋医学でいう心臓と同じような働きだと考えるとわかりやすいですね。

そしてもう1つは、精神や意識、思考をコントロールする働き。
精神を安定させたり、意識や思考をはっきりさせる働きです。重要ですね(^^)

そして小腸ですが、小腸は一度胃で、消化された飲食物をさらに消化し、体に必要なものと、そうでないものを分類する働きがあります。
この働きは、心気が小腸に伝わって、小腸が温まることにより円滑に行われているのです。

○心と小腸の不調によるトラブル

心に何らかの不調があり、機能低下が起きると、顔色や舌にあらわれます。例えば、心気が不足していると顔色や舌は白っぽくなります。
そして、心に血瘀(けつお=血液道行が緩慢になったり,停滞しておこる病的な状態をいう。)がある場合、顔色は青紫色になり、舌は暗い紫色になります。

具体的には動悸、胸の痛み、不眠、精神不安定、物忘れが激しいなどの症状があります。

小腸の機能低下が起きると、消化吸収が悪くなり、便や尿の異常が起こります。
小腸の働きは心の働きに影響をうけているので、心の不調により、小腸のトラブルが
引き起こされることもあるのです。

例えば 、自然界の気候の変化(六気)が人体に有害な影響を与える「外邪」になった場合を風・寒・暑・ 湿・燥・熱(火)と称する。外邪はそれぞれに異なった性質をもち、体内への侵入経路、伝播様式、 発生する諸症状が異なるとされている。

そのうちの、熱(火)邪に心がおかされると、それが小腸にも影響し、頻尿、尿の色が赤っぽく濃くなったり、排尿時に熱さや痛みがあるという症状があらわれることがあります。

逆に、小腸の不調が心に影響を与えることもあります。
例えば、小腸に熱がこもると、それが心に伝わり、心の働きに異常が起こります。
その結果、舌が赤くただれる、こころが落ち着かない、眠れないといった症状があらわれるのです。

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☆あなたの症状に思い当たる所はございませんか?当院では、これまでお話ししてきました気・血・津液の流れを調整し、内臓の収まっている骨盤や、それらに影響をあたえる、各関節・筋肉の調整、内臓、筋肉に至る脳からの神経が通る背骨、そして感情や心理面に影響を及ぼす内臓(おなか)を、お体を内外から総合的に調整する整体を特徴、得意としております。

では、今回はこのへんで(^^)
次回は脾と胃に関して、同様にお話しして参りたいと思います。


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