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旧:院長ブログ

シリーズ 東洋医学5

こんにちは、もうすぐ11月、食欲の秋何だか急に食欲が増したりしてませんか?そして少し気の早い話ですが12月には、忘年会?などで消化器には負担をかける事が増えることでしょう。

このシリーズでは主に、各臓腑の働き、そして臓腑の不調によるトラブルについてお伝えしています。

今回からお読みになっている方は、シリーズになっていますので、これまでのシリーズ 東洋医学をお読みになると、より理解しやすいかと思います。今回は脾と胃について。(シリーズの最初に専門用語の解説もございますけ)

○消化・吸収の働きをもつ脾と胃

胃は食物を消化し小腸へ送り、体に必要な栄養分に変化させる働きをになっています。胃をはじめとする消化器の働きをコントロールしているのが、脾なのです。また、脾は消化によってつくられた体に必要な栄養分を体にとり込み、全身に送る働きももっています。

さらに脾には、津液を吸収して、運ぶ作用もあります。まず、脾は体に必要な栄養分から水分を吸収し、津液をつくり、全身に送ります。このとき、津液は肺へも送られ、肺の作用によってら津液の運搬がそくしんされます。また、余分な水分も脾から肺に送られ、汗や尿となり排出されます。
また、脾は、血が経絡(経脈)中をもれずに巡るようにコントロールし、経絡からあふれ出るのを防いでいます。

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○消化不良によって起こる全身失調!

脾の機能低下は、口や唇にあらわれるといわれています。例えば、味覚がにぶくなったり、口の中が甘くなったり、苦くなったりします。
その結果、食欲が低下してきます。また、唇の赤みが薄れ、光沢がなくなったりは、脾の機能低下のサインの可能性があります。

また、体に必要な栄養分を運ぶ作用が衰えると、まず、全身の気血が不足、その為に食欲不振、全身の疲れや、やせてやつれるなどの症状がでます。
さらに、津液を運ぶ働きが衰えると、津液が停滞して、痰が出たり、むくんだりといった症状が起こります。

また、脾の機能低下は胃の働きにも影響を及ぼします。
その結果、腹痛、膨満感、口臭、吐き気、食欲低下などの症状があらわれます。
逆に胃の機能低下により、脾の働きに悪影響を及ぼします。
例えば、食べ過ぎで、胃が十分に消化できないと、腹痛や吐き気などが起こり、さらにそれが慢性化すると、脾の働きも悪くなります。
それにより、全身がだるい、食欲がないといった症状が起こるのです。

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☆あなたの症状に思い当たる所はございませんか?当院では、これまでお話ししてきました気・血・津液の流れを調整し、内臓の収まっている骨盤や、それらに影響をあたえる、各関節・筋肉の調整、内臓、筋肉に至る脳からの神経が通る背骨、そして感情や心理面に影響を及ぼす内臓(おなか)を、お体を内外から総合的に調整する整体を特徴、得意としております。

では、今回はこのへんで(^^)/
次回は肺と大腸に関して、同様にお話しして参りたいと思います。


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