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旧:院長ブログ

シリーズ 東洋医学7

こんにちは、いよいよこのシリーズ最後となりました。なかなか時間がとれず、シリーズの更新が遅くなりました。

このシリーズでは主に、各臓腑の働き、そして臓腑の不調によるトラブルについてお伝えしています。

今回からお読みになっている方は、シリーズになっていますので、これまでのシリーズ 東洋医学をお読みになると、より理解しやすいかと思います。今回は腎と膀胱について。(シリーズの最初に専門用語の解説もございます)

●腎と膀胱の働き

腎には、精気(せいき)=人体の機能を維持するためのエネルギー源。両親から受け継がれた先天の精気は腎にたくわえられ、一方、飲食物からつくられる後天の精気は五臓六腑に供給され、あまった精気が腎に運ばれます。

この腎の精気は、成長、発育に関わっていて、腎の精気が十分にあれば、骨や歯、髪の毛などが順調に発育します。
また、腎の精気は生殖機能を成熟させる天癸(てんき)という物質をつくり出します。

これにより、男子は精液がつくられ、女子は月経が起こるようになります。
さらに、腎には津液(しんえき)の代謝機能を調節する働きがあります。腎が正常に働けば、津液が全身に行きわたり、不要な水分は排出されるようになります。

つまり、不要な水分を尿に変え、排出する膀胱の働きも腎によりコントロールされているのです。

この他、腎には肺の働きを助けて、規則正しい呼吸を維持する働きもあります。

○腎と膀胱の不調によるトラブル

腎の精気を貯蔵する働きが低下しますと、子供の発育が低下します。
もちろん、精気によっていじされている、組織や機能にも影響がでます。例えば、骨にある骨髄は、精気によってつくられるので、腎の精気が不足すると、骨格がもろくなります。
そのため、腰や膝のダルさや痛み、さらに進行すると歩行障害などの症状が起こります。
また、聴覚も精気と関係があるため、腎の精気不足は、耳鳴りや難聴などの症状を引き起こします。この他、不妊や脱毛症なども、腎の精気不足で起こる症状です。

また、水分代謝をコントロールする機能が低下すると、むくみなどが起こるほか、膀胱の機能も低下します。
そのため、排尿痛などの排尿障害や頻尿などの症状が起こります。

腎の働きは、排便にも影響をあたえるため、便秘や慢性の下痢などの症状が起こることもあります。この他、腎の機能低下により、息切れや呼吸困難などの症状がおこることもあるのです。

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☆シリーズ東洋医学、いかがでしたでしょうか?あなたの症状に思い当たる所はございませんか?当院では、これまでお話ししてきました気・血・津液の流れを調整し、内臓の収まっている骨盤や、それらに影響をあたえる、各関節・筋肉の調整、内臓、筋肉に至る脳からの神経が通る背骨、そして感情や心理面に影響を及ぼす内臓(おなか)を、お体を内外から総合的に調整する整体を特徴、得意としております。


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