ついこの間年が明けたとおもったら、あっという間に、1月も終わってしまいますね、寒い日が続いていますが、これからが本番なんですよね(^^;ゾッとします。
今回は、足首の違和感を訴えられた方のお話。
Kさんは、すでに数回通院され、バランスは着実に改善している方でした。
ですが、先日来院された時に足首の違和感を訴えられたのです。
Kさんは「先生、ジムでランニングしてたんだけど、今までより足裏の内側に着地の時体重がかかって、変なんだよね?」とのことでした。
私は、そのお話を聞いて、施術前に早速足首の状態を確認しました。
Kさんは、初めて来院された頃はかなりバランスが良くなかった為、足関節が内反(捻挫したような形)で硬まっていました。
ですが、施術前のチェックでは、以前より内反は改善していましたので、私は「違和感が出たときのランニングシューズですが、けっこう以前から使用している、履きならした物ですか?」と質問すると「そうです」とのこと。
さらにお話を伺うと、体調が悪くなってからしばらくジムもいっていなかったとの事。
私は「Kさんに、以前の足首状態で履きならしたシューズで、以前よりバランスが改善した足首の状態で以前その履き心地の良かったシューズで走ることで、また足が以前のバランスに戻される時の、又は足首と歪んだ靴との間に出たギャップの違和感なのでは?」
私は「不経済でも、お身体のために、以前よりバランスの改善した状態で合った新しいシューズを購入していただいた方が良いと思いますよ?」っと提案し経過を見ていくことにしました。
履き心地の良い靴=身体に合った良いシューズではないのです、それが、バランスの良い身体に合ったシューズか、悪いバランスを固定化するための、またはアンバランス作製シューズか?皆さん、靴底の消耗や型崩れが激しく妙にフィット感のある靴は要注意ですよ!
また、今回のKさんの身体感覚は素晴らしいと思いますし、気付くだけでなく疑問に思い聞いてくださる前向きな姿勢に喜びを感じずにはいられない私でした。