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旧:院長ブログ

足がつれる

こんにちは、和田です。
 
この暑さ、ハンパではないですよね^^;
 
この暑さの中、屋外でお仕事をされている方には本当に脱帽です。
 
そんな中、最近来院される患者様に多いのが、こむら返り(足がつれる)と言う方です。
 
足がつった時の痛みは嫌なものですよね。
 
睡眠中なら目を覚ましてしまいますし、どう対処していいのかなんて考えている間もなく、痛みでもがくほど更に激しくつってしまうこともありますよね?
 
足がつる、というのは、強い痛みと共に起こる足の筋肉の収縮やけいれんのことです。
 
足でよくつる部分は、ふくらはぎや足の裏が多く。なかには足の指がつれると言う方もいらっしゃいます。
 
 
長時間持続するものではありませんが、強いと筋肉を傷めて痛みが残ることもありますし、激しいスポーツで足をつった場合には、肉離れを起こしてしまうこともあります。
 
おおよその原因は特定できているようですが、足がつるメカニズムについては、完全に解明されているわけではなく、激しい運動や筋肉の疲労、エアコンなどによる冷え、水分不足やナトリウム不足など様々な原因があり、これら複数の悪条件が重なった時に起こりやすいと考えられます。
 
大量の汗をかいた後などは、脱水状態になり電解質のバランスも崩れる。
 
運動不足気味の人が急に動いた時、筋肉が急激な疲労状態に陥るため。
 
上記のような原因で足がつるのは、
多くの人が経験しているでしょう。
 
普段から体を冷やさない、運動・ストレッチ、水分やミネラルの補給、シャワーではなく湯船にも時々つかるなどに努めれば、ある程度は防げるようになります。
 
しかし、足をつる症状には、危険な病気が隠れていることもあります。
 
その一つが「閉塞性動脈軟化症」で、下腹部から両脚に向かって分かれる太い動脈が硬化し、脚に血液が流れにくくなる疾患です。
 
運動療法や歩くことで改善に向かうこともありますが、重症であれば手術が必要です。
 
他にも、糖尿病や肝硬変、甲状腺の異常など、足がつりやすくなる病気がありますので、あまりにも頻繁に足をつる、片方の足ばかりつる、異常に足が冷えるなどの気になる症状がある場合は、一度何らかの検査を受けてみた方が良いかもしれません。
 
では、足がつれてしまったときのとりあえず応急処置は?
 
 
つれている状態というのは筋肉が収縮しているので、つった筋肉を伸ばすのが基本です。
 
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ふくらはぎがつった時は、足を伸ばして親指を掴み、足の甲の方向に持ち上げます。
 
足先を伸ばしたり、指を曲げるとかえってつってしまいますのでご注意下さい。
 
土踏まずのあたりがつった時も、同じ対処法でOKです。
 
ポイントは、慌ててるからといって急に伸ばさなにこと、ゆっくり伸ばすことです。ですが大なり小なり筋肉がダメージを受けていますので、痛みが治まったら冷やさないようにして、ご自身で軽く静かにマッサージ(さする位が無難でしょう)をして、しばらく安静にしていましょう。
 
どうぞ夏場は水分補給もお忘れなく。
 
では、今日はこの辺で。(^_^)
 
 

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