こんにちは、和田です。
だいぶ日が短くなってきましたね?
今日は右側の鼠蹊部(そけいぶ)の痛みで来院された患者様のお話です。
※白線の部分が鼠径部(そけいぶ)です。
患者様、Aさんは30代半ばの男性で、右側の鼠径部(そけいぶ)に今から約一年前、最初は違和感が出て、様子をみていたら日増しに痛みに変わってきて、今では歩く時にも痛みが出るとのことでした。
Aさんは、お仕事で一日に4時間近く運転をされたり、前傾姿勢や重い物を持つような事もけっこうあると言っていました。
早速、お体のバランスを見させていただくと、ご本人でもハッキリ確認出来るような体の傾きと、動作の不具合が確認できました。
背中の丸さはとても強く、見た目からは30代半ばではなく、40代後半?に間違えられてしまいそうな猫背さんでもありました。
姿勢による印象はとても大切ですね。
施術に入り、調整をしていく中でAさんからは、途中でも違和感が低減してきていると言っていました。
そして本日の施術が終わり、再度バランスや動作を確認していくと、Aさんは「あれ?、あれ?」っと言っています。
立った時の感覚が、まったく違っているとの事でした。それと同時に鼠径部の痛みも大幅に低減していると言っていただけました。
最後にAさんのお仕事から受けやすい体への負担と、日常で気をつけていただくこと、本来の負担がかかりにくいバランスの取り方などをお伝えして終了。
この調子で、より良い体作りを目指して行きたいとのことでAさんは張り切ってお帰りになりました。
Aさんのように、どうしても症状の様子を見るうちに日々の忙しさの中でご自分の大切なお体の事が後回しになってしまう方が多いようです。
早期回復のために早目に対処されることをお勧めします。
では、今日はこの辺で。