頭痛に悩まされているかたの約80%が慢性頭痛と言われています。
この3つが慢性頭痛のタイプです。
【1】片頭痛
【2】緊張型頭痛
【3】群発頭痛
それぞれ、特徴や原因があります。
今回は【3】群発頭痛について詳しくお伝えします。
痛みの感じ方には個人差がありますが、参考にしてください。
【3】群発頭痛
30才前後の男性によく見られ、慢性頭痛の1%程度と頻度は高くありせん。
季節の変わり目に年1~2回、 1~2ヶ月の間毎日、きまって片方の眼の奥がえぐられるような、絞り切られるような、と表現される激痛が数時間起こるのが 特徴です。
大体は寝入って1~2時間してひどい痛みで眼がさめるという状態で、片頭痛とは違いじっとしていられず、 頭を壁にガンガン打ち付ける人もいるくらいで、頭痛と同時に
眼が充血し涙が出たり、鼻がつまって鼻水がでたりという 随伴症状もあることも群発頭痛の特徴となります。
原因:原因ははっきりわかっていませんが、こめかみの血管拡張がおきているためといわれています。
そのことから血管の拡張説、涙や鼻水の症状から自律神経の働きが密接に関係していることが考えられます。
その他アルコール、ニトログリセリンで誘発される場合があるそうです。
また整体の観点から姿勢は自律神経の働きにも関係します。
身体の構造が傾くとカラダを支えるための慢性的な筋緊張が起きて、それが自律神経の入れ替わりを邪魔して自律神経の乱れを引き起こすことがあります。
ですので、「身体の構造のバランスをとる」ことは自律神経の働きを整えることになり、派生する頭痛等の症状の軽快も期待できるでしょう。
もちろん誘引となるような生活習慣の改善にも取り組むことは必須ですね。
アルコールやカフェインの量控えたり、食生活、睡眠や心身をリラックスさせる工夫をすることは、ご自身でできる自律神経のバランスを安定させる方法です。
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