ぎっくり腰は『急性腰痛』『椎間捻挫』とも言われています。
衝撃と共に、腰が強烈な激痛に襲われるものです。
ぎっくり腰はどうしたら起きるのか?原因は様々で、ぎっくり腰は十人十色、なる方の数だけ原因があるでしょう。
当院に来院される方の中で、「突然なったと」いって来られますが、そんなことはほとんどありません。
それ以前からの体に負担をかけている生活習慣の積み重ねから起きます。
腰椎が瞬間的にずれてしまい、腰の筋肉が負荷に耐え切れずに炎症を起こしてしまったり、腰周辺の硬くなった筋肉
を瞬間的に伸ばしてしまい、筋肉が痛んであわられる腰痛です。
急性の腰痛
ぎっくり腰と呼ばれるものは、検査をしても椎間板や骨格組織にも異常が認められませんし、神経痛も発症しません。
X線ではわかりにくい腰椎や骨盤の歪みがあっても体にとっては十分な歪みとります。ほんの数ミリのズレでもです。
そのようなわずかなズレや痛めた筋肉はX線ではわからないため病院では痛み止めとシップを出す位しかないのです。
こうして、検査でこれといった異常が見当たらないにも関わらず、腰痛の症状がある場合には、ぎっくり腰や急性腰痛、
椎間捻挫などの症状名がつけられることになります。
どうして痛くなる?
ぎっくり腰になる原因の多くは3つ挙げられます。ぎっくり腰になる原因として、根本的な原因になっているわけではなく、
様々な要因が絡みあい、ぎっくり腰という結果になってしまいます。
前回は3つの原因のその③として、いきなりの過負荷についてお話ししました。
今回は①~③以外の、その他の原因についてお話しします。
その他の原因
その他の原因として、ぎっくり腰になりやすい体の状態を作り出してしまうストレス、内臓疲労などがあります。
精神的なストレスは私生活や仕事への心理的要因・社会的要因が腰痛の原因であることが、以外と知られていませんがあります。
実際、最近の研究で明らかになっています。
いままではは1日数時間の「中腰や前かがみの姿勢」「腰をひねる動作」「狭くて窮屈な場所での連続勤務」などの作業系の原因が
腰痛の発症や、腰痛を治りにくくされていると言われていましたが、現代ではこのほかに心理的・社会的要因が追加されたのです。
腰痛とストレス、内臓疲労の関係について
ストレスを受けると全身の血流は悪くなります。
腰のまわりの筋肉も他と同じように新鮮な血液を得ることができずに、知らず知らずのうちに腰まわりの筋肉が緊張していきます。
また、ストレスを受けると体の防衛反応で硬くなった筋肉に引っ張られて骨盤の位置がずれます。
骨盤がずれると骨盤を土台とする背骨もずれます。
それにともなって骨盤に収められ、背骨から出ている脳からの神経伝達も低下して内臓の位置や機能低下もがおきます。
ストレスは体内の重要な器官に負担をかけます。
それによって自律神経のバランスも乱れます。
女性であれば骨盤がずれることで女性ホルモンの分泌のバランスが悪くなって、腰痛や冷え症、生理不順になります。
血流と骨盤、背骨の位置を正しいものにして腰痛を改善と予防しようと思えば、ストレスを溜めこまない生活をする工夫と心がけの必要があります。
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