冷え症とは?
手足の冷えから、腰、体全体など体が冷えていると感じる状態です。
原因はさまざまなものがあります。
①暖房の効いた室内から屋外など、温度差がある場所に出たり入ったりすることにより、
皮膚の温度センサーが乱れてしまう。
②ストレスや不適切な生活習慣による自律神経の乱れ。
③女性なら月経の異常、更年期、出産など女性ホルモンの分泌の変化が大きいとき。
上記が引き金となって、体温調節をはじめ、ホルモン分泌などを調整する役割のある
視床下部の異常が起こってしまうことで起こるとも言われています。
また、女性は基本的に男性よりも筋肉量が少ないため、男性よりも冷え症になりやすいと
言われています。
筋肉には体の熱を作り出す機能がありますので、熱を作り出す量は筋肉の量に比例するか
らです。
貧血や低血圧、またデスクワークなどで座っていることが多い、立ちっぱなしなど、同じ姿勢
が多い方は足がうっ血しやすく、血流がうまくいかないため、冷え症になりやすいです。
冷え症を防ぐためには ~生活と運動~
冷え症を防ぐためには、毎日の生活の送り方も重要になります。
まず、冷え症に限らず、睡眠をしっかりとって、規則正しい生活を心掛けることです。
ゆっくり入浴したあと、ストレッチなどで体の緊張をゆるめて、いつもだいたい同じ時間に
寝るようにするなどするといいですね。
また、適度な運動も効果的です。
運動は、体の血行をよくしますので、体があたたまります。
いつも座っていることが多い人は特に足などが冷えやすいので、足を動かすだけでも
違います。
ハードなものではなく、少し歩くなど軽いものでも大丈夫なので、体を動かしてあげることで
冷え症の改善につながります。
ここで実際、冷え症の改善につながったエクササイズをお伝えします。
簡単です、難しいとことは続かないことくらいですね。
コツコツ続けて下さった方の中で、看護師さんをしているYさんは1日中立ち仕事、ある時は
座りっぱなしのデスクワークをこなしてる方で、細身の筋肉量の少ない典型的な冷え症タイプ
の方でした。
Yさんは、毎日このエクササイズをコツコツ続けて行く中で、以前は湯たんぽや靴下を履いて
寝ている程の冷え症でしたが、このシンプルなエクササイズと整体との相乗効果で湯たんぽ
も靴下もなしで寝れるまでに回復されています。
①画像の様なポジションをとってください。
②あとは矢印の方向にリズミカルにテンポよくグルグル回すだけです。
ポイント:1秒間に2回位の速さで、片方1、2分でOKです!
これを、1日2、3セットを目標に続けるのことです。(これなら職場でもできそうですね)
※足首が硬い方は、はじめは動きがぎこちないかもしれませんが、慣れてくればスムースに
グルグルできるようになるでしょう。
このエクササイズによって、下半身だけでなく全身の血流は促進され、冷え症の改善も期待
できます。
また続けていくことで足首が柔らかくなると、怪我の予防や、膝、腰痛の緩和や予防にもつな
がる可能性も十分あるエクササイズです。
冷え症がつらい人は是非試してください。
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