旧:院長ブログ
川越市 スポーツによる肩の痛み
スポーツによる肩の関節の痛み
最近は学生や若者に限らず、中高年の方に、スポーツが原因となる肩痛を起こす例が増えています。
中高年の場合には回復に時間がかかったり、慢性化しやすいといった傾向があるので注意が必要です。
スポーツによる肩の痛みには大別すると、肩(腕)を大きく動かすことによるもの(野球、テニス、水泳、ゴルフなど)
打撲などの衝撃によるもの(サッカー、バスケットボール、野球など)があります。
損傷を受ける箇所などによって、次のようなさまざまな障害がみられます。
<腱板損傷>…肩の奥にある回旋筋腱板(小さな筋肉群と腱)が傷つき、炎症から痛みが生じる。
<インピンジメント症候群>…腱板の一部や肩の動きを滑らかにする滑液包が変性し、上腕骨先端とぶつかり炎症を起こす。
<上腕二頭筋長頭炎>…上腕二頭筋(力こぶを作る筋肉)の一部が上腕骨と接触し、炎症を起こす。
<脱臼>…転倒時の打撲や無理な動きから、肩関節がずれる。腱板損傷をともなうことも。
スポーツによる肩の痛みは、腱板断裂や骨折など重症化していることもあります。
自己判断せず、専門家のところに早めに受診しましょう。
また、予防のためには、次のことに注意することが大切です。
・運動を始める前に十分な準備運動をする。
・やり過ぎない(張り切りすぎない)。
・痛みを感じたらしばらく休む。
・睡眠不足のときはやめるか、軽めにする。
・日常生活にストレッチ運動を取り入れる。
上記のような症状が落ち着いてきても違和感が残ったり、かばった期間が続くことで体のバランスは
崩れて、以前のようなパフォーマンを取り戻せず、スランプ状態になる方もいます。
そのような場合は全身のバランスが取れていないために起こることが多いのです。
当院の整体では、同じように傷めないよう、また違和感を覚える回復が滞った箇所の
改善にも肩だけではなく、全身=1つの体としてバランスを整えて早期回復のお役に立っています。
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