旧:院長ブログ
川越市 ひじ・手首の痛み
ひじ・手首の痛み
まずは肘痛、肘の痛みの原因について説明していきましょう。
肘の痛みの原因と聞くと、肘の酷使と思われがちですが、実際は肘を使いすぎというよりも手首や指を
使いすぎていることが原因ということが多いのです。
なぜならば、手首や指を動かすときに使う筋肉は、肘まで伸びていて、肘にも負担がかかっているからです。
手を握る動きや手首を折り曲げる動きをするときに、肘辺りの筋肉が盛り上がることからそれが分かります。
このように肘の痛みの原因は物を持ったり掴んだりするときに、肘や手首に負担がかかりすぎて、肘関節に
繋がる筋肉や靭帯を痛めたり、神経を刺激してしまうことにあります。
他にも肘痛の原因はあります。
野球肘、テニス肘に代表されるスポーツによるもの。
野球やテニスをしていると、急に肘が痛くなってバットやラケットが触れなくなったり、ボールを投げるたびに
電気が走るような痛みを感じることがあります。
スポーツの中でも特に手で何かを使って行う球技、野球やテニス、ゴルフといったスポーツに多いのが肘痛です。
その他、肘の痛みをともなう疾患には痛風や関節リウマチ、感染症などが原因で肘痛が引き起こることがあります。
特に男性に多いのが痛風、女性に多いのが関節リウマチで、どちらも関節炎を起こす疾患です。
感染症は感染性関節炎や骨髄炎などがあります。
これら疾患の症状はどれも重いものが多く、痛風は名前の由来が「風が吹いた衝撃だけで痛む」といわれるほど
痛みが激しくなる場合もあります。
とくに、手や肘を酷使すること少ないのに、強い痛みが出ている場合は注意が必要です。
肘の痛みと手首の痛み(腱鞘炎)の関係について
肘痛も腱鞘炎もどちらも手首や指の酷使によって起こる疾患で、その点で近い存在であると言えるでしょう。
手首の痛み(腱鞘炎について)
体には腱という筋肉と骨を繋いでくれる役割の繊維質で出来たひも状のようなものがあります。
指にも同様にありますが、さらにこの腱は腱鞘(けんしょう)という刀でいう鞘(さや)のような役割のもので覆われています。
腱鞘の中には滑液(かつえき)という腱の動きをなめらかにする潤滑液が入っています。
腱鞘炎とはこの腱鞘が炎症を起こして腱のすべりが悪くなり、指や手首を動かすたびに痛みが発生
するというものなのです。
「指先の細かい動き」と言えば、多くはパソコンやマウスの操作がそれにあたりますが、実際は長時間
「指や手首を使うこと」以上に「指や手首を使う姿勢」に問題があると言えます。
キーボードを叩くときにキーボードの角度を立てていると、手首は上方向に曲げた状態で指先を動かすことになります。
この姿勢が非常に筋肉や腱に負担がかかることになり、これこそが肘痛や腱鞘炎に繋がる大きな原因というわけです。
手首と肘の角度が自然にゆったりとできる状態なのであれば、ある程度の長時間のパソコンの操作でも痛むことなく
出来るでしょう。
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