旧:院長ブログ
川越市 野球肘について①
野球肘について①
スポーツ障害の代表的とも言える野球肘。
学生から一般と、野球人口が多いこともあり、野球肘を経験される方は少なくありません。
野球肘は、正確には上腕骨内側上顆炎と言って、手首を曲げたり捻ったりするときに使う
筋肉や腱に炎症が起きて痛みがある状態のことです。
ボールを投げるときの投球フォームや、同じ動作を繰り返すことでゆがんだ身体を使い
続けることで起こりやすく、リリースの際に肘の内側が痛みます。
悪い投球フォームの特徴は、リリース時に体が(肩が)開いていることが多いです。
こうなると肘が頭から離れた遠い軌道を描くので、肘に負担がかかってしまいます。
さらに実際、そのような症状を訴える患者さんにウォーミングアップやクールダウンについて
質問すると、大半の方が不十分、もしくは全くしていない事にも原因はあり、余計に発症しや
すくなります。
人によって持って生まれた筋肉や腱の強さ、柔軟性も違うので、悪い投球フォームの人すべてが
野球肘になるとは一概に言えませんが、体に負担のかかるフォームは身体のバランスを崩しやすく
肘のみならず、いずれ肩や腰などのトラブルも出やすくなるのは間違いありません。
また、野球では軟式ボールよりも硬式ボール、硬式ボールよりもソフトボールの方が重く
肘にかかる負担は倍増するため、発症率が高いこともあります。
次回は、野球肘の予防についてお伝えしたいと思います。
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