旧:院長ブログ
川越市 寝違いについて①
寝違いについて① 寝違いとは?
「寝違えて首が動かない…」という話、聞いたことがあるとか、「私自身が寝違いになりやすい」という人もいるかと思います。
そもそも「寝違い」とはどのようなものなのでしょうか?
寝違いは、首や背中などに何らかの負担が持続的に加わり、筋肉が炎症を起こしている状態のことです。
たとえば、本を読んだり、スマホを操作してて、気が付くと集中していて体を動かそうとする時、首や背中に軽い痛みを感じたことありませんか?
このとき、首や背中の筋肉は頭の重さを支えるために「収縮」しています。
そして、逆に長い時間引っ張られ続けている筋肉の状態も存在します。
つまり、持続的に筋肉を収縮させてしまったり、引っ張られ続けることで、不自然な力が筋肉に加わり、「軽い炎症を起こしている」という状態なのです。
寝違いも、基本的にはこれと同じ状態だと思ってください。
起きている時なら、違和感を察知して体勢を変えたりすることができますが、寝ている時となると、
そこまではできませんので、損傷の度合いが高まるリスクがあるのです。
人間が寝ている時、時として「不自然な姿勢」になっていることがあります。
本来なら「寝がえり」などで体に負担をかけない姿勢に無意識に落ち着くのですが、疲れが溜まっていたり
寝具の影響などで「そのまま眠り続けてしまう…」ということがあります。
つまり、首や背中などに「不自然な力が持続的に加わり続ける」ということなのです。
そして、翌朝目が覚めると、その個所が炎症を起こしていることに気づくんですね。
しかも、自分は眠っていたので、「起きたら痛くなっていた…」という感覚になるのです。
寝違いは、ひどいと1カ月以上も痛みが続くことがあります。
「なんだ、寝違いか…」と軽く考えてはいけない症状であることを知っておきましょう。
そして、疲れが溜まっていることや、普段の姿勢にも不自然な寝方につながる原因が潜んでいますので
そこに着目すると、早期改善や予防につながります。
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