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川越市 めまいの原因①

めまいの原因 ① 

めまいについて始めから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/01/entry_1103/



耳の異常が原因の場合



					Human ear:スマホ壁紙(壁紙.com)

耳は音を聞く働きのほかに、からだのバランスを保つ働きもあります。
 
このため耳に次のような異常が生じると、主に回転性めまいが起こります。
 
また、異常が生じている場所によって、耳鳴りや吐き気・嘔吐などの症状があらわれます。
 
 
 
耳石の侵入
 

内耳(ないじ)の前庭(ぜんてい)という場所にある耳石(じせき)がはがれ、からだのバランスを保つ器官である三半規管(さんはんきかん)に入り込んでしまうとめまいが起こります。
 
これは「良性発作性頭位(りょうせいほっさせいとうい)めまい症」という病気です。   
 
めまい患者さんの20~40%程度がこの病気で、耳の異常が原因で起こるめまいの中で最も多い病気といわれています。
 
朝、寝床から起き上がるときなどに、頭を動かしたり、頭をある特定の位置に移動したりすると回転性めまいが起こります。
 
めまいは次第に悪化し、すぐに軽快し消失します。
 
持続時間は数秒から数十秒くらいです。
 
めまいを繰り返すと、徐々にめまいの症状は軽くなり、消失します。
 
 
 
リンパの増加
 
内耳(ないじ)を満たしている液体である「内リンパ」が増え過ぎると内耳がむくみ、めまいが起こります。
 
「内リンパ」が増え過ぎた状態を内リンパ水腫(ないりんぱすいしゅ)と呼び、めまいのほか、難聴(とくに低音の聞こえが悪い)や耳鳴り、耳がつまった感じなどの症状があらわれることがあります。
 
内リンパ水腫が原因の病気に「メニエール病」があります。   
 
発作時のめまいは回転性で激しく、吐き気や嘔吐を伴います。
 
また、同時に難聴や耳鳴りが起こる場合もあります。
 
めまいは、数時間から1日、またはそれ以上持続した後、治まります。
 
難聴はめまいが起こると悪化して、めまいが治まると、正常に戻るか軽快します。
 
ただし、メニエール病が進行すると次第に悪化して、徐々に聴力の改善がみられなくなり、重度の難聴になることもあるそうです。
 
また、これらの症状は繰り返し起こり、その頻度は週1回から年数回とさまざまとのことです。
 
 
 
 
神経の炎症

 
からだのバランスを保つ情報を脳へ伝える前庭(ぜんてい)神経に炎症が起こると、正常に情報が伝わらず、めまいが起こります。
 
これは「前庭神経炎(ぜんていしんけいえん)」という病気です。
 
前庭神経炎は風邪をひいた後に発症することが多いため、ウイルス感染や血液の循環障害が原因で炎症が起こるのではないかと考えられています。   
 
突然、激しい回転性めまいが起こり、悪心、嘔吐を伴い、通常2~3日続きます。
 
難聴や耳鳴りはありません。
 
その後、少しずつめまいは改善していきますが、発症から1週間程は歩行が困難です。
 
3週間程でめまいはほぼ治まりますが、動くときはふらつきが生じやすく、6カ月経過後も半数近くの人でふらつきがみられるそうです。
 
 
 
髄液の漏れ
 
髄液(脳を保護している液体)が、内リンパ腔に漏れるとめまいが起こります。
 
めまいのほか、難聴や耳鳴り(水の流れるような音)、耳がつまった感じなどの症状があらわれることがあります。
 
これは、「外リンパ瘻(ろう)」という病気です。
 
急激な圧の変動(飛行機に乗ったときや水中に潜ったとき、鼻を強くかんだ後など)によって回転性めまいや難聴、耳鳴り(水の流れるような音)、耳がつまった感じなどが起こります。
 
これらの症状があらわれる直前に、パチッというはじける音が聞こえる場合もあります。
 
 
中耳の炎症
 
中耳(ちゅうじ)の炎症が内耳(ないじ)に及ぶと、前庭(ぜんてい)などの内耳の働きが異常となり、めまいが起こります。
 
中耳が炎症を起こす病気に「中耳炎」があります。
 
浮動性めまいや平衡障害が多く、激しいめまいは多くはありません。
 
中耳から内耳への炎症は徐々に進行するため、急激な回転性めまいは起こりにくいと考えられます。



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病院の治療で解決されなかっためまいは、からだの歪みが原因かもしれません。

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