旧:院長ブログ
不眠症について①症状
寝つきが悪い、眠れない!
不眠症について①症状
不眠症は、
・寝つきが悪い
・眠っても何度も目が覚める
・熟睡できない
・早朝のうちに目が覚める
などの症状が続き、慢性化している状態をいっています。
厚生労働省によって行われた調査では、5人に1人が「睡眠で休養がとれていない」と回答したそうです。
しかし、感じ方には個人差があるため、8時間以上眠っていても「眠れない」と感じる人もいれば、3~4時間睡眠でも平気な人もいます。
ですので、客観的に何時間その人が眠っていようと、本人が安眠・快眠できないと自覚する状態が続く場合を不眠症と判断することが多いです。
不眠症は病気?
よく眠れない日が続くと「体がだるい」「日中に居眠りをしてしまう」など、日常生活に支障をきたします。
本人にとっては深刻な問題ですが、これらの悩みを訴えたところで「きもちの問題」と周りからは言われがちです。
そうなると、悩みを解消することなく、より深刻になって一層眠れなくなるという悪循環に陥ってしまうことになってしまいます。
不眠症は睡眠障害の一つですが、睡眠障害といわれるものは大きく分けると次のようになります。
睡眠障害の種類
不眠症- 睡眠の開始と維持が障害された状態
過眠症- 昼間に強い眠気があり、一度眠ると自然に目を覚ますことができにくい状態
睡眠リズムの異常-睡眠と目覚めのサイクルにはリズムがありますが、このリズムが狂ってしまい、本来眠りにつかなくてはいけない夜に眠れなくなってしまう状態
睡眠中の行動による不眠 -悪夢、夢遊病など睡眠中の行動によって睡眠が障害される状態
不眠症の症状と種類
心配事や悩みがあって眠れない、または寝具が変わると眠れない、というように、旅行先や自宅以外に泊まる際、眠れなくなったという経験は誰もがあると思いますが、このような一時的な環境の変化や心理的ストレスで数日間眠れないものを一過性不眠といいます。
また、1~3週間不眠が持続 するものを短期不眠といいます。
これらは、一時的な発熱などの身体的要因、時差ぼけなどの生理的要因によっても起こり、原因がわかればそれを解決することで不眠は改善されることがほとんどで、治療の必要がないことも多いです。
しかし、1ヶ月以上の不眠は長期不眠といって、例えば内科疾患(喘息、心不全など)や精神疾患(うつ病、不安障害など)などが影響する場合もあり、そのような場合、適切な治療を受けることが必要となります。
不眠症の分類
入眠障害
眠ようとしてもなかなか眠れないという、いわゆる「寝つきが悪い」です。
横になってから寝付くまでの時間には個人差がありますが、寝付くまでに30分以上かかる日が何日も続くとなると、眠らなくてはという焦りが強くなって、よけいに眠れなくなってしまうことが多いです。
中途覚醒
寝つくことができても、眠りが浅いため、途中で何度も目が覚めてしまう状態です。
一度目が覚めてしまうと、再び寝つくことがなかなかできなくなってしまいます。
熟眠障害
十分な睡眠時間があったにもかかわらず、眠りが浅く、ぐっすり眠れたと感じられない状態をいいます。
早朝覚醒
早朝に目が覚めてしまう、起きようと思っている時間より早くに目が覚めてしまいそのまま眠れなくなってしまう場合です。
年配者によく見られます。
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あなた自身、または身近な方でいずれかに該当する方はいますか?
次回は、不眠症の原因についてお伝えしていきたいと思います。
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