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疲れやすい② 慢性疲労症候群の原因

疲れやすい② 慢性疲労症候群の原因

疲れやすい① 慢性疲労症候群から読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/02/entry_1124/
 

					Young Woman Resting on Sofa:スマホ壁紙(壁紙.com)

疲れやすい原因は、ストレスによる自律神経の乱れから?
 
 自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。
 
この2つは正反対のはたらきをします。
 
日中は活動しやすいように交感神経が優位にはたらいて、環境の変化にサッと対応できるように働いています。
 
逆に、食事中や入浴中や睡眠中は、疲れた体を回復するために副交感神経が優位に働きます。
 
内臓を動かして栄養を消化・吸収・分解をして全身に届けたり、疲労物質や老廃物を排出する準備をします。
 
言い方を変えると・・・
 
活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時・・・交感神経が優位働きます。


					Businessmen working together in office:スマホ壁紙(壁紙.com)

 休息している時、眠っている時、リラックスしている時・・・副交感神経が優位に働きます。


					Woman sleeping on bed:スマホ壁紙(壁紙.com)

この切り替えがなく、両方が同時にフル稼働することはできないのです。
 
たとえるならば、こんな感じです。
 
気のあう同僚と楽しく仕事・・・交感60%、副交感40%
 
苦手な上司と2人で外回り・・・交感90%、副交感10%
 
家事がひと段落してコーヒータイム・・・交感30%、副交感70%
 
金曜の夜に軽くお酒を飲んでぐっすり・・・交感10%、副交感90%
 
このように、その時、その時によって天秤のように片方が中心になったり、もう一方が中心になったり変化して働いています。
 
 
疲れやすいのは日々のストレスの蓄積が、原因


					Businessman with Hands on Head:スマホ壁紙(壁紙.com)

 本来ならば、この交感神経と副交感神経、2つの神経がバランスよく働くことで健康状態を守ってくれます。
 
しかしストレスの多い毎日を過ごす現代人。
 
朝晩の通勤ラッシュ、長時間の仕事、責任やプレッシャー、職場や家庭での人間関係、不規則な食生活、睡眠不足など、たくさんのストレスの中で生活しています。
 
普段意識していないようなところでは、蛍光灯のあかり、空気中の化学物質、食べ物に含まれる食品添加物、洗剤や芳香剤に含まれる合成の界面活性剤なども、体へのストレスの原因となっているのです。
 
 
こうしてたくさんのストレスが原因となって「交感神経」ばかりが優位に働いてしまって、疲労や不調から体を回復する「副交感神経」が十分に働けなくなります。
 
こうしたことの毎日の積み重ねで、疲れやすい体、疲れのとれない体が慢性化してしまうのです。
 
交感神経が、優位の状態が続くと、筋肉はかたく緊張します。
 
変化に反応してサッと対応するためなのですが、ストレスが多いといつまでも筋肉がかたい状態が続いてしまいます。
 
このことが原因で、いつも肩がこる、首がこる、体がガチガチ、体が重たい、と感じるのです。


					Mid adult woman massaging shoulder:スマホ壁紙(壁紙.com)

 このような状態だと、栄養や酸素を体のすみ隅まで循環させている血行も悪くなり、代謝も低下してしまう事からも様々な不調の原因に結びつくのです。

次回は疲れやすい体を改善させる方法についてお伝えしていきたいと思います。

自律神経の乱れを1日でも早く改善していきたいあなたは、こちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
 

 

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