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手足がつれる①
手足がつれる①
立ちっぱなしの仕事中、またはスポーツをしている時、あるいは夜眠っている時に、突然、手や足の筋肉がつって、激しい痛みにおそわれて、慌ててしまった経験はありませんか?
この筋肉がつる状態が、いわゆる「こむら返り」といわれる症状です。
こむら返りは一度起こるとくせになる人もいて、不意に起こり、強い痛みに悩まされている人も多いのではと思います。
今回から数回、「こむら返り」が起こる原因と突然起こった時の対処法、また起こさないためにはどうすればいいかなどの予防法をお伝えしていきます。
こむら返りとは、主にふくらはぎの筋肉が急激に収縮することによって足がつった状態になることで、激しい痛みを伴う症状です。こむら返りは、ふくらはぎだけでなく、あしくびや太もも、土踏まず、指、首、肩など、いろいろなところの筋肉でも起りますが、やはりふくらはぎで起こるケースがもっとも多いです。
年齢とともに起こりやすくなり、男性よりも女性のほうが起こりやすいという傾向があります。
大きく分けてこむら返りは2つのパターンに分けることができます。
①日常生活中
まず水泳や野球、サッカー、テニスなどのスポーツをしている時や買い物中や犬の散歩、家事をしているとき、通勤時などの日常生活の中で起こるパターン。
②就寝中
①と②ともにこむら返りが起こったときの症状にはそれほどの大きな違いはありませんが、運動中や日常生活中に起こるものは、一時的に起こることが多く、症状が治まってしまえば、何事もなかったようにまた元の状態に戻ることが多いのですが、就寝中に起こるものは、一度起こると繰り返し起こりやすくなる傾向があります。
こむら返りというのは多くの人が一度は経験をしていると思います。
痛の感じ方は人によって違いますし、足がつれてしまう状況や頻度も個人差があるのですが、一度も経験しなかったという人の方が少なく、程度の差はあっても、どこかで一度は経験をしている症状だと思います。
若い時に経験した方は、回復も早い為、さほど気にせず「またか」と思うだけのようですが、大人になって経験した方や、つれる頻度がやたらと多くなった方は「なにかの病気かも?」と疑うようです。
こむら返りと病気との関係はほとんどないと言ってもいいとおもいますが、全く無関係ということもなく、日に何度も何度もつれてしまう方は注意が必要です。
こむら返りを引き起こす可能性のある病気としては、例えば内臓系の疾患が考えられます。
肝硬変などの肝臓の病気や、腎不全などを起こしている場合、そのために透析などを受けている方はよくつるという症状が現れます。
また、甲状腺の病気を患っている方もよくつるという傾向がありますので疑わなければならない病気のひとつになります。
甲状腺の機能が低下していたりバセドウ病からの影響で出る場合もあるので可能性として知っておきましょう。
こむら返りは神経伝達のトラブルによって起こることがある症状ですので、神経系になんらかの病気がある方は、よくつってしまうかもしれません。
他には、糖尿病が原因でつってしまうこともありますし、筋肉そのものに何か疾患があるという可能性もゼロではありません。
多くの場合は病気が絡んでいるという心配いりませんが、あまりにもこむら返りがひどく、頻繁な場合は医師に相談をしてみましょう。
病院で問題が見つからない時は、整体療法で筋肉の状態や血行を改善することが最適でしょう。
手足のつれの改善予防はこちら→https://www.seitai-kawagoe.com/
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