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冷え・むくみについて④
冷え・むくみについて④
冷え・むくみについてはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/03/entry_1143/
■低体温
体温が1度下がると、免疫力は40%低下する
日本人の平熱は、一般的には36.5度前後といわれています。
ですが、最近では35度台の低体温の人が増えています。
このように36度未満の体温を、「低体温」と呼んでいます。
低体温は女性に多くみられる傾向がありましたが近年でら、男性や子どもにも増えてきているようです。
では体温が下がると、いったいどんなことが起こってくるのでしょうか?
①体温が1度下がると、基礎代謝が12%低下
②体温が1度下がると、免疫力がおよそ40%低下
③体内のさまざまな化学反応を促進している「酵素」の働きを低下させてしまいます。
その結果として、基礎代謝や免疫力が低下してしまいます。
③の酵素は、体内で食べ物などを分解したり、体に必要な栄養素を作ったり、悪い物を解毒したりする物質のことです。
この酵素は温度で左右され、36.5度でもっとも働くようになっています。
つまり、体が冷えていると、大事な酵素がちゃんと働いてくれないだけでなく基礎代謝や免疫力も低下してしまうことになるわけです。
ガン細胞は冷えが大好き
体内にある「酵素」がもっとも活発に活動しやすいのが、36.5度前後の体温と言われています。
低体温になると酵素が体内で十分に働けず、疲れやすかったり、免疫力が低下し、さまざまな症状や病気をもたらす原因にもなってしまえのです。
「ガン細胞は35度で最も活発になる」という研究結果ありましたが、体温が低いと免疫力が下がることにつながり、ガンの発症率が高くなったり、ガン細胞への抵抗力が下がるということになります。
ガン患者さんの共通する点の一つに冷え性と紹介しているお医師もいるくらいです。
ガンの他にも低体温は、糖尿病、骨粗しょう症、認知症、アレルギー疾患などさまざまな病気を引き起こすとも言われているのです。
体温というのは、とても大事なのですね。
体温が下がると、どんな症状があらわれるのでしょうか?
体温が下がると、こんな症状があらわれてきます。
36.5度…健康で、免疫力旺盛な状態
36.0度…震えることによって熱生産を増加させようとする状態
35.5度…この体温の状態が続くと、排泄機能低下・自律神経失調症・アレルギー症状があらわれる
35.0度…ガン細胞がもっとも増殖する温度
34.0度…水におぼれた人を救出後、生命の回復ができるか、ぎりぎりの体温
33.0度…冬山で遭難し、凍死する前に幻覚が出てくる状態
当院の患者さんにも、来院当初35度台だった方が整体を受けてバランスが回復するに連れ36度台まで戻すことが出来た方もいます。
整体では、血流の改善や内臓機能の回復、筋肉の働きが改善することで、代謝力や、熱生産力向上による結果だと思います。
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