旧:院長ブログ
手足のしびれ③
手足のしびれ③ 肩・肘のしびれ
手足のしびれ①から読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/04/entry_1163/
肩のしびれを経験したことはありますか?
また多くの人は、肩のしびれと聞いて、肩こりから発症するしびれを想像するのではないでしょうか。
実際、肩のしびれを感じたと同時に、肩がすごくこっていることに気付かれると思います。 (※肩こりがひどい時、またはしびれる時、肩を回すとボキボキ、ゴリゴリ音が鳴るという人もいます。)
そんな状態の時は、肩の血行が悪い為にしびれが出ている事を考えます。
それには肩のこりを緩和することが、肩のしびれを改善させるための第一条件となります。
ご自分で、肩こりを緩和するには、いくつか方法があります。
◎少しぬるめのお風呂にゆっくり浸かり温めて血行を促進することによって、筋肉の緊張を和らげる。
◎肩周辺の筋肉をストレッチして、血行を促進させ筋肉の緊張を和らげる。
上記以外にも、方法があると思います。
しかし重要な事は、「肩がこりにくい生活環境」を作ることだと思います。
また、「肩こりを慢性化させない」ための対処法を、自分なりに見つけることだと思います。
例えば職場でデスクワーク中心の仕事であれば、こまめに休憩(=ストレッチ)をする/目の周りをマッサージする… (※肩こりは、目の疲労からも発症します。目をマッサージすることで、肩こりを予防することができます。)
しかし肩のしびれは、すべて肩こりから発症するわけではありません。 あまりにもしびれが取れない場合は、体の歪みを整える整体療法が良いでしょう。
生活環境の見直しだけでなく、肩こりや肩のしびれの原因なる体の歪みを整えることは、根本から改善することにもつながるからです。
この他、手足のしびれ以外に気になるしびれの部位として、「肘のしびれ」があります。
肘のしびれの場合、最も考えられるは頚椎ヘルニアです。 (※頚椎ヘルニアの場合、肘~肩にかけてジワジワと感じるしびれを発症します。)
しかし肘のしびれは、頸椎ヘルニア以外でも発症します。
しかも高い確率で、何かしらの病気が隠れている場合が多いのです。
その典型的なのは、脳梗塞などの脳血管障害です。
脳血管障害の場合、脳に送られる血液(=酸素/栄養素)が足りなくなることによって、手足のしびれだけでなく肘にまでしびれを発症します。
一般的に肘のしびれが続く場合、自己判断で、とりあえず様子を見るのではなく、まずは病院で診察を受けることが重要です。
◎頚椎ヘルニアの有無、手術を必要とするレベルか?
◎脳血管などに問題はないか?
上記の問題がなく、様子をみましょうというレベルであれば、頚椎のバランスや肩や腕の血流を改善するための整体療法により解決できるでしょう。
一時的に肘がしびれる場合
例えば、肘を強く打ち付けるとジンジンしびれるだけでなく、痛みも伴います。
肘の骨は他より浅い所に神経が通っているため、ぶつけた衝撃がダイレクトに刺激として神経に伝わり、痛みやしびれを感じます。
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