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自律神経と整体③

自律神経と整体③ ~副交感神経について~

自律神経と整体①から読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/



副交感神経とは?
 
副交感神経は、正反対のはたらきをする交感神経とバランス機能することで、健康を維持し、生命を維持しています。この二つを総称して自律神経と言います。
 
前回でとりあげました交感神経経は活動している時、ストレス・緊張している時に優位に働く神経でしたね?
交感神経について→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1175/
 
今回お伝えする副交感神経は、交感神経と逆の働きをします。
 
休息・体の修復をしている時、リラックスしている時など、昼間の活動での、疲労やダメージを受けた体を、夜間の睡眠で休息させて、疲労やダメージを修復して、元気な状態に戻す。
 
この2つの働きで、健康を維持できるしくみとなっています。
 
では、副交感神経について、詳しくお伝えしていきましょう。
 

副交感神経について
 
副交感神経は、修復・休息・リラックスの神経
 
副交感神経が優位にはたらくのは、睡眠中、リラックスしている時、ゆったりと落ち着いている時にからだの修復をすることが主な役割です。
 
昼間の活動によってたまった疲れや、体に受けたダメージを、副交感神経が優位に切りかわった睡眠中に修復して、元気な状態に回復させるのが役割です。

 
 
私たちの体は、活動する時と体を回復する時とで、自律神経のはたらきが切りかわります。
 
夜になると、昼間の交感神経が優位な状態から副交感神経が優位や状態に切りかわって、ゆったり、リラックスモードへ。
 
リラックスしている時や睡眠中に副交感神経のはたらきはピークを迎えます。
 
人通りの少ない夜間工事のようなものですね。
 
風邪をひいた時に、ぐっすり眠ると治りが早いのは、副交感神経が優位に保たれるためです。


 
副交感神経のはたらきとは?
 
副交感神経が優位になると、筋肉がゆるんで血管が広がって、心拍はゆっくりに、内臓の働きは活発になります。
 
筋肉の中には、血管・リンパ腺・神経が通っていますので、血管が広がるので栄養・酸素・体温が体のすみずみに運ばれますし、老廃物や疲労物質などの体に不要なものはスムーズに排出されやすくなります。
 
内臓のはたらきも活発になって新陳代謝がすすみ、からだの修復や疲労の回復が積極的におこなわれます。
 
神経が流れやすいということは、体の異常が脳にちゃんと伝わりますし、脳からの修復の指令も体の各部分にしっかり伝わるようになります。
 
血液が流れやすいということは、栄養・酸素が全身の隅々に送られるやすくなるということです。
 
リンパが流れやすいということは、老廃物や疲労物質を排出しやすくなるということです。
 
副交感神経がしっかりはたらいてくれれば、翌朝には昨日の疲れも残さず、からだも回復して、健康を維持することができるのです。



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