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自律神経と整体④
自律神経と整体④ ~自律神経が乱れる原因~
今回までに、自律神経、交感神経、副交感神経についてをお伝えしてきました。
自律神経と整体についてをはじめから読む→
https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/
交感神経、副交感神経の二つのバランスで成り立つ自律神経の乱れが原因で不調を感じる人が年々増えています。
では自律神経が乱れる原因とはなんなのでしょう?
私たちの体を維持するために働く自律神経は、次の相反する2つの神経から成り立っていて、バランスよくはたらきながら、健康でいられるように体を守っています。
ここでちょっと復習です。
交感神経・・・活動・緊張・ストレスを感じている時(おもに昼間の活動中)
副交感神経・・休息・修復・リラックスしている時(おもに夜間の睡眠中)
この2つがバランスよくはたらいていることが、健康を維持するためには必要なのです。
そのバランスを乱す原因はさまざまなストレスです。
心身がストレスを感じている時、体は交感神経を優位にします。
適度なストレスなら問題ないのですが、ストレスが多い生活が続くことが主な原因となって自律神経のバランスが乱れるのです。
このような生活の中では、多くの時間を交感神経ばかりが優位にはたらいてしまう状態ですので、体を回復する「副交感神経」が十分にはたらけなくなって回復しにくくなり、さまざまな不調を引き起こします。
自律神経の乱れと脳との関係
自律神経の中枢は脳の視床下部というところで、動物的本能・感情の脳である大脳辺縁系の影響を受けていると言われています。
そしてこの大脳辺縁系は、理性・知性の脳である大脳新皮質の影響を受けていると言われています。
理性と本能という感情の中で私達は毎日生活しているわけですが、、
頭にくるけど、ここで怒ったら後味か悪いな〜とか、泣きたいけど、ここで泣くわけにはいかない!
または、ホントは中華料理が食べたいけど、自分は何でもいいからあなたの好みでいいよ。
など、ついつい我慢してしまうことってありますよね?
このような感情(喜怒哀楽)に対して理性で、その感情を強くおしころしてしまうと、大脳辺縁系(感情)と大脳新皮質(理性)にとの間にひずみが生じてきます。
我慢ばかりで人に合わせてばかりで自分の感情をおさえ続けた結果、両者の間での情報伝達がうまくいかなくなって、視床下部による自律神経のコントロールが乱れやすくなるという仕組みです。
自律神経が乱れるのは「我慢」の毎日が原因
ストレス・不安・恐怖・不快などに反応して、交感神経がはたらくわけですが、それらのストレスが少なくなれば、副交感神経がはたらきやすく、また安定します。
しかし、ストレスの多い状態が続いて自律神経が乱れると、体のいろんな場所に不調があらわれてきますし、軌道修正にも時間がかかってしまいます。
さらに疲労や不良姿勢によって、脳や体に負担をかけ続けることは、さらにストレスを溜めやすい状態に陥りやすくなります。
自分なりのストレス解消法を探したり、我慢は程々にしていく事に加えて、整体による体からのアプローチもお勧めです。
自律神経の乱れからくるカラダの不調改善には欠かせない整体療法ならこちら→
https://www.seitai-kawagoe.com/
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