旧:院長ブログ
自律神経と整体 ~ほてり~
自律神経と整体 ~ほてり~
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のぼせの症状・原因・解消法について
のぼせも自律神経失調症の症状のひとつです。
あなたは経験ありますか?
暑くもないのに、顔がのぼせたりほてったり、汗がたらたら流れたり。
今回は、そんな 「のぼせ」 の症状、原因、対策についてお伝えしようと思います。
自律神経からくる 「のぼせ」 の症状
自律神経失調症を発症すると、いろいろな症状があらわれます。
ある人は「のぼせ」だったり「ほてり」だったりと珍しい症状ではありません。
具体的に次のような症状があらわれることが多いでしょう。
手足の先はとても冷たいのに、顔だけボーッとしてしまうほど熱くのぼせる。
逆に、手足に熱いくらいのほてりを感じる
頬ののぼせがなかなか引かない
ぼーっとのぼせている状態が長期間続いているのであれば、自律神経失調症による 「のぼせ」 かもしれません。
ですな、のぼせは他の病気の可能性もありますので、自分で判断するのではなく、先ずは病院での検査を受けると安心でしょう。
検査でとくに問題がないのであれば、整体療法が有効である可能性はグンと高まります。
のぼせの原因
自律神経の乱れからくる 「のぼせ」 は、血液の流れが停滞してしまっていることが原因といえます。
ですが、すべての血液の流れが悪くなっているわけではありません。
心臓や肺に関する血液の流れは、逆に良すぎるくらい循環している状態が考えられます。
交感神経には、脳や心臓や肺などに血液を送る太い血管を拡張させる反面、手足の先や筋肉、消化器官などに血液を送る細い血管を収縮させる作用があります。
言いかえると、太い血管をふわりと広げて、手先や足先や筋肉につながっている細い血管をギューッと細く縮めるはたらきがあるのです。
なので、この交感神経がはたらき過ぎてしまうと・・・
頭、心臓、肺には、血液がたくさん送りこまれ、そのほかの場所へは、血液の流れが悪くなるという状態になるのです。
顔がのぼせてしまうのは、「頭の方に血液が送りこまれすぎている」 ということのあらわれです。
手足がほてっているのは、手足に血液が送り込まれすぎているではなく、この場合「血液がそこで停滞している」 状態なのです。
(手足が冷えているなら、血がそこまで巡ってきていないということになります)
のぼせが続くと、頭がボーッとしてしまい集中力が低下したり激しい頭痛を引き起こす原因となることもあります。
のぼせの解消法
ストレスの多い生活によって交感神経ばかりがはたらいてしまうことが、のぼせの原因として考えられます。
少しでもリラックスする時間を増やすように意識して、自律神経の乱れから起こるのぼせを解消していきましょう。
食べ物を見直す
食品添加物は体にとってはストレスです。スナック菓子、インスタント食品、コンビニのおにぎりやお弁当、菓子パン、練り製品、加工食品など、さまざまなものに食品添加物が含まれています。
食品添加物を一切とらないというのは難しいでしょうが、なるべく控えるように気をつけましょう。
のぼせにかぎらず、不調の回復をサポートしてくれる食べ物
・食物繊維の多いもの(きのこ類、海藻類、ごぼう、れんこん、葉物野菜など)
・お酢(酢の物やお酢のドリンクなど)
・発酵食品(味噌、キムチ、納豆など)などです。
食物繊維の多い食べ物は腸のなかをゆっくりと移動するので、副交感神経が活性化されます。
そして、食物繊維は善玉菌の大好物ですので、腸内環境も整えてくれます。
お酢は実は体にとってちょっとイヤな存在。
それが体の中に入ると 「嫌悪反応」 という、「イヤなものが入ってきたから早く体から出さなきゃ」 と、排泄作業が働きます。
これも副交感神経がはたらいている証拠なのです。
食事のしかたを見直す
食べ物だけでなく、食べ方にも気を配りましょう。
例えば、、
・食事の時間がまちまち
・朝ごはんを食べたり食べなかったり
・ドカっと食べたり
・お酒の飲むだけでほとんど食べない
このようた食べ方はよくありません。
なるべく決まった時間に、食事をとるようにしましょう。
生活のリズムが作られていきますし、体内時計も整っていくでしょう。
また、なるべく同じ量の食事をとるようにしましょう。
朝ごはんと晩ごはんが同じ量、ということではなく、朝ごはんはいつもこのくらいの量、晩ごはんはいつもこのくらいの量、ということです。
食事のとり方も工夫して体のバランスを整えて、のぼせや不調の解消をサポートしましょう。
リラックスする時間を作る
1日の中でリラックスできる時間を少しでも多くしましょう。
のぼせを解消するには、ストレスや緊張状態から解放する時間を意識的に作ることで、交感神経優位の状態から副交感神経を優位にしやすくするためです。
できる範囲でこまめにリラックスする毎日を送りたいものです。
・仕事の合い間に体を動かす (伸びをしたり、お茶を買いがてら歩いたり)
・仕事の合い間に好きな香りをかぐ (ティシューにアロマオイルを含ませてカバンや引き出しの中へ)
・家事の合い間にコーヒーでひといき
・BGMに好きな音楽や自然音CDを聴く
・シャワーではなく湯船でゆったりする
・寝る前はテレビもスマホもお休みする
・蛍光灯を消して間接照明とハーブティーでのんびりする
ストレスや緊張状態の時間が続かないよう、こまめにリセットしましょう。
整体療法で自律神経のバランスを整える
交感神経では、体の筋肉がかたくなっています。この状態では血行を悪くなっているので、のぼせの解消は望めません。
あなたは、整体やマッサージを受けた後トローンと眠たくなったことはありませんか?
これは、回復・睡眠モードである副交感神経にしっかりと切りかわった証拠です。
体のバランスを整えることは回復(副交感神経)を促進させるためにとても効果的、というより、必須なのです。
シャワーでなく、湯船につかるのが効果的なのも、お湯の中で筋肉がふんわりとほぐれてくれるからです。
整体で体のバランスを整えること=自律神経のバランスを整えることにつながるのです。
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