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自律神経と整体 ~息苦しい~

自律神経と整体 ~息苦しい~

自律神経と整体についてをはじめから読む→https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/05/entry_1174/



息苦しい原因、症状、改善策について
 
息苦しい症状は自律神経失調症のおもな症状のひとつです。
 
同時に、動悸、ほてり、汗、手足のふるえ、といった症状もあらわれることがあります。
 
自律神経失調症と診断されていなくても、ストレスの多い毎日を過ごしている人の中で息苦しいという症状があらわれることもあります。
 
そんな息苦しい症状と原因、改善策についてお伝えしたいと思います。


 
息苦しい症状とは?
 
・呼吸が早くなって息苦しい感覚を覚える
 
・呼吸が浅くなって息を深く吸おうと思っても吸えない
 
・のどがしめつけられるように感じる
 
などがあります。
 
原因はさまざまありますが、病院で検査をしても異常がない場合は自律神経の乱れが原因であらわれている症状である可能性が高いでしょう。
 
この場合の息苦しい症状は、特に夜眠る時に、息苦しい、酸欠感、息を吸い込めない、と感じる人が多いようです。
 


息苦しい原因について
 
ストレスが多いと交感神経が優位にはたらいてしまい、全身の筋肉が緊張するようになります。
 
特に気管支のまわりの筋肉が緊張・収縮・けいれんすると、それが原因でうまく息が吸えなくなって息苦しいと感じるようになります。
 
 
呼吸が浅いなど、上手に呼吸ができていない

 
人間は、体内に酸素を取りこむことで生命を維持しています。
 
当たり前のことなのですが、それが上手くできていない可能性があるのです。
 
呼吸をするときは肺がふくらみます。
 
通常なら何の問題もなくふくらむ肺ですが、自律神経失調症をわずらっている人は、ストレスによって慢性的に筋肉がかたくなっています。
 
もちろん、肺を動かす筋肉(内助間筋・外腹斜筋・腹直筋など)も同じようにかたく緊張状態になっていることが原因で、横隔膜の動きもかたくなってしまって十分に肺がふくらめなくなっているのです。
 
筋肉だけでなく肋骨が動かない、という場合もあります。
 
そもそも、自律神経失調症の人がどうして筋肉の動きがにぶくなってしまうかというと、筋肉を動かす指令を送る役割を持つ「自律神経」のはたらきが弱まっているからなのです。
 
これが原因となって影響し、普通ならばあり得ないような息苦しさを感じることがあるのです。
 
そのおおもとの原因は心身のストレス。
 
のどのまわりに原因があるわけではないでしょう。
 


自律神経失調症が原因でない場合も
 

息苦しさの原因が必ずしも自律神経失調症というわけではありません。
 
その他の原因として考えられる事として、胃下垂の人などは、場所によって胃が下がってしまって呼吸が苦しくなることもあります。
 
息苦しい原因はほかにも、肺気腫、インフルエンザ、うつ、パニック障害などさまざまありますが、検査をしても異常が見つからない場合は自律神経失調症からくる息苦しい症状の可能性が高いでしょう。
 


息苦しい症状の改善策


 
息苦しい症状を改善する方法をいくつかお伝えします。
 
肺の中の空気を吐き切る

 
息苦しい場合のほとんどが 「息が吸えない! 」と感じているのではないでしょうか?
 
しかし実際には 「息が吸えない」 というよりは、息をじゅうぶんに吐いていないので、まだ肺に空気が残っていて、あまり息が吸えない」という場合が多いのです。
 
例えば100%息を吐いていれば100%息を吸えます。
 
ですが、50%しか息を吐いていなくて50%が肺に残っていたら、50%つまり半分しか吸えません。
 
息苦しいとどうしても「息を吸おう、息を吸おう」と焦ってしまいがちですが、落ち着いて「息をしっかりと吐く」ように心がけましょう。
 


姿勢を正してみる
 
自律神経失調症をわずらっている人は、背中が丸く猫背になっている傾向があります。
 
背中が丸まっていると、呼吸する時に使う横隔膜などの筋肉を圧迫し、働きのさまたげることがあります。
 
背すじをのばして胸をひらくように心がけるだけで、筋肉に対する圧迫が取り除かれて呼吸もしやすが増すでしょう。
 
肋骨(ろっこつ)を上げっぱなしにしない
 
ストレスが多い人は、無意識のうちに体全体の筋肉にチカラが入ってしまってることがとても多いです。
 
自分ではチカラを抜いているつもりでも実際にはあまりチカラが抜けていなくて、いつも肩があがっている状態です。
 
この状態だと、肋骨(ろっこつ)もいつも引き上がっている状態になっています。
 
呼吸時に、肋骨の動きは重要で、この状態では良い呼吸ができません。
 
本来ならば、息を吸うと肋骨があがって息を吐くと肋骨がさがります。
 
肋骨がいつも上がった状態、というのは、息を吸ったところで止まった状態と同じなので、息をじゅうぶんに吐くことができないのです。
 
時々、肩が上がってないか?と意識して、もひ上がってると感じたらすぐにチカラを抜いて肩を下げるようにしましょう。
 
そのような傾向のある人は、こまめに肩を上げ下げしたり肩をまわしたりして、すこしでも筋肉をほぐしてリラックスするように心がけると良いでしょう。
 


一番は体の緊張を緩めること
 
一番の改善策は、体の緊張を緩めることです。
 
自律神経失調症の息苦しい症状のおおおもとの原因は、ストレスからくる筋肉の緊張。
 
筋肉が緩むようにすることで、呼吸がしやすくなるだけでなく、交感神経から副交感神経(体を回復するリラックスさせる神経)に切りかわるので、疲れやさまざまな不調の改善を大きく働きかけます。
 
硬い筋肉を軽い運動(ウォーキングやストレッチ)で血行を促進してみることは手軽に出来るセルフケアとしてオススメです。
 
ですが、それらを続けてもあまり改善されないのであれば、自律神経、筋肉の緊張に大きく影響を与えてしまう体の歪みの調整が必要かもしれません。
 

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