旧:院長ブログ
自律神経と整体 ~食欲不振~
自律神経と整体 ~食欲不振~
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食欲不振の症状・原因・改善策
これからの時期、暑くなって食欲が落ち、夏バテかな?と思うようなことがあるかもしれませんが、この他に食欲不振は、慢性的にストレスが強い場合によく見られます。
これは消化器系と自律神経が密接な関係だからなのです。
そこで今回は、食欲不振の症状、原因、改善策についてお伝えしたいと思います。
食欲不振の症状
・食べ物を見ても食べる気がしない
・食べると吐き気をもよおす
・食べた後は胃の調子が悪い
など、食欲不振も自律神経の乱れが原因で起こる不調の一つです。
この他、ひどい肩こりや、冷え、微熱、便秘、体が重い、疲れやすい、などといった不調も一緒に感じるのが自律神経の乱れが原因である食欲不振の特徴です。
食欲不振の原因
体に異常がなくても、ちょっとしたことが原因で食欲不振を感じたことは誰にでもあるのではないでしょうか?
たとえば、緊張している時は食欲がなかったのに「ホッ」と一息ついて安心したとたんに食欲が出てきた、という経験がきっとあるでしょう。
緊張やストレスを感じている時は、交感神経が優位にはたらいて食欲はおさえられます。
リラックスしているときは、副交感神経が優位にはたらいて食欲がわいてきます。
緊張するような出来事が原因でたまに食欲不振になる、というのは心配ありませんが、それが頻繁におきる、または日常的に食欲不振を感じる、というのは要注意です。
原因は、日常的にストレスが強くて交感神経ばかり活性化してしまい、食欲をつかさどる副交感神経が十分にはたらけなくなっているからなのです。
特に、胃や腸などの消化器系は、副交感神経が優位にはたらいている時に活発に動きます。
栄養を消化・吸収するのも、疲労物質や老廃物を排出するのも、副交感神経の仕事。
食事をすると吐き気がしたり、胃の調子が悪くなるのは、ストレスで交感神経が活性化しすぎて胃腸がはたらけないことが原因です。
食欲不振の改善策
ストレスによる交感神経の緊張が食欲不振の原因なので、副交感神経を活性化すること、それは、体の緊張をゆるめることです。
ですが、自分の意識で副交感神経を活性化することはできませんので、食欲不振を解消するには筋肉が緩むようにリラックスするよう生活を見つめ直す事が大切になってきます。
とはいえ、食欲不振が出てしまうような状態までに交感神経が活性せてしまった体はすぐには緩みません。
繰り返していたり、慢性化していればなおさらです。
そこで、ご自身でも生活を見直しつつより早く、確実に自律神経のバランスを整えやすくする方法があるのです。
それは、交感神経を活性化してしまっている体の歪みを整えることです。
体の歪みを整えた結果、副交感神経と交感神経のバランスは改善され、体緊張は緩み食欲も次第に回復してくるでしょう。
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