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自律神経と整体 ~吐き気や嘔吐~①
自律神経と整体 ~吐き気や嘔吐~①
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吐き気や嘔吐の症状、原因、改善策について
吐き気や嘔吐も自律神経失調症のおもな症状のひとつです。
もちろん、過敏性腸症候群などの胃腸の病気や、逆流性食道炎などが原因で吐き気や嘔吐などの症状が出ることもありますが、病院での検査で特に異常が見つからないような場合、自律神経失調症からくる吐き気や嘔吐である可能性が考えられます。
ではどんな症状なのか? また、原因はなに? そして、改善策は? について、詳しくお伝えしたいと思います。
原因のわからず、吐き気や嘔吐に悩まされている方の参考となればと思います。
症状について
風邪など引いているわけではないのに、ひんぱんに嘔吐をしてしまっていたり、吐き気がなかなか消えないなどの症状です。
「この2、3日調子が悪くて吐き気や嘔吐が・・・」というのなら一過性の不調として誰にでもあることでしょう。
お腹をこわした、大事な仕事をこなさなくてはならず、極度に緊張していた時、このようなことが原因で嘔吐や吐き気を感じることはあるかもしれません。
体調が戻ったり、大事な仕事が終われば、じきに症状もおさまるでしょう。
しかし、自律神経失調症からくる嘔吐や吐き気の場合は、2、3日で消えるものではありません。
自律神経のバランスが整わないかぎりその症状がくり返しあらわれやすいので、「何ヶ月も続く」なんてことにもなります。
症状のあらわれかた
例えば
・苦手な人といるとき(上司・得意先・ご近所さん・ママ友など)
・会議や大事な商談の前
・会社に向かっているとき(出勤時)
・また明日から仕事かぁ、と憂鬱になる休日の夕方
など、ストレスや緊張が強いタイミングに嘔吐したり吐き気をもよおす傾向があります。
症状があらわれるタイミングが不規則な人もいれば、毎日決まった時間にあらわれる人も。
「なにが原因で症状があらわれているのか?」によって、症状があらわれるタイミングも変わってきます。
嘔吐や吐き気はあるけれど腹痛もなければ便通も異常がない、という場合もありますが、たいていは下痢・便秘・胃痛をともなう方が多いです。
では、具体的になにが原因となっているのか?について
原因はなにか?
吐き気や嘔吐のおもな原因は「ストレス」。
自律神経の乱れからくる症状は、ほとんどがストレスが大きな割合を占めています。
・人間関係がぎくしゃくしている
・仕事に強いストレスを感じている
・育児・家事などで一日中はたらきっぱなしで休むヒマがない
・急な転勤や引っ越しで、まわりとなじめていない
・ストレスをためこんでしまい、上手に解消できてない
など、ストレスの多い毎日を過ごしている場合に症状があらわれやすくなります。
ストレスを感じると『交感神経』が反応して、ストレスをはねのけようとはたらき始めます。
たしかに、交感神経が高まると体は興奮状態になるので、ストレスに抵抗する力を持つようになります。
ですが、交感神経があまりにもはたらきすぎていると血圧が上昇してり、動悸や息切れがしたり、心身ともにがんばった状態が続いてしまって疲れ果ててしまったり、眠りたくても寝つけない、などの悪影響を及ぼしてしまいます。
嘔吐や吐き気も、ストレスの多い生活によって交感神経が高まっていることが原因で起こってしまいます。
そこで、どんな改善策があり、また効果的なのでしょうか?
改善策は次回お伝えしたいと思います。
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