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自律神経と整体 ~痛み~②
自律神経と整体 ~痛み~ ②
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痛みへの対処法
体の痛みに効く方法とは?
それは『力を抜く』ということです。
力を抜くというのは猛スピードで走り続けている交感神経を静めることにつながります。
精神的なストレスや運動不足・睡眠不足・多忙な仕事などが原因となって、交感神経がはたらきが過剰になって、副交感神経が弱ってしまうことで、自律神経失調症は起こります。
ですので、交感神経を静めることがもっとも根本的な解決につながるのです。
とはいえ、「痛みをやわらげるためにチカラを抜きましょう」、「リラックスしましょう」、と言われても、「ストレスの多い毎日でどうやったらリラックスできるの?」かと思われるでしょう。
そこで実践していただきたいのが、
①まずは深呼吸
一番手軽なのは深呼吸です。
息を吐く時は副交感神経が優位になり、自然とチカラが抜けてきます。
ストレスが多く忙しい現代人は、無意識のうちに呼吸が浅くなって猫背になっている人が多いです。
そこで、数回でもいいので、ゆっくりと深呼吸をしてみましょう。
鼻からゆっくりと息を吸って、口からゆっくりと息を吐く。
息を吐く時は「2メートルくらい前にあるろうそくの火を吹いて揺らすようなイメージ」でゆっくりと。
4、5秒くらいで息を吸って、8~10秒くらいかけてて息を吐く、といった感じです。
※ここであげた秒数はあくまでも目安です。
そのくらい、息を吸うときよりも吐くときに時間をかけては息を吐きましょう、という意味です。
②体をストレッチ
ストレッチといっても、常にみっちりしなくて大丈夫です。
伸びをしたり、首を回したり、肩を上げ下げしたり。
ゆっくりと呼吸をしながら体を動かすだけでも痛みをやわらげる効果があります。
パソコン仕事をしている人も、家事をしている人も、日常生活でしている「動き」はにはかたよりがでます。
腕を大きく回すこともないでしょうし、足を大きく開くこともないでしょう。
普段、動かしていない筋肉、動かしていない関節は、どうしても硬くなりがちに。
そこを意識して軽く動かしたりストレッチしてみましょう。
筋肉や関節がほぐれますし、なによりも気持ちがいいはずです。
もちろん時間があるとき、または時間を作って、みっちり出来るとよいのですね。
③お風呂でゆったり
お風呂の時間は、睡眠の次に副交感神経がしっかりはたらける絶好のタイミングです。
シャワーで済ますのはNGです。
なぜならシャワーは交感神経を優位にしてしまいやすいからです。
ゆったりと湯船につかりましょう。
お湯の温度は40℃位、これも目安です。
のんびりと気持ちよく湯船につかれる湯温に設定しましょう。
また「湯船につかるのが効果的」といっても、ムリして長時間湯船につかるのはかえって逆効果。
のぼせてしまうと、副交感神経から交感神経へ切りかわってしまいます。
あくまでも基準は「あなたが気持ちいいと感じる程度」の湯温で長過ぎずです。
「あー、気持ちいいー!」と感じるようにお風呂に入れば、体の痛みもやわらいでいくでしょう。
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