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自律神経と整体 ~息切れ~②
自律神経と整体 ~息切れ~②
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息切れの対処法について
息切れの対処法として、西洋医学では
①薬によって自律神経のはたらきを調整する方法や
②専門医のもとで行動療法をおこなう心理療法
などがありますが、まずは自分でできる対処法として、次の2つが大きな効果をもたらす方法となるでしょう。
★ストレスを減らす
★交感神経をおさえて副交感神経をはたらかせる
この2つの息切れ対処法について、くわしくお伝えしていきます。
1)ストレスを減らす
自律神経の乱れからくる息切れのおおもとの原因はストレスでしょう。
とはいっても、ストレスとなっている人間関係を変えたり、仕事を変えたり、家庭環境を変えたり、ということは簡単に、また、急にはできません。
ですが、体のストレスを減らす工夫はできるのではないでしょうか?
たとえば、、、
①不規則だった食事の時間を規則正しくする(体内時計を整えます)
②朝目覚めたら太陽の光をあびる日光浴(体内時計を整えます)
③ビタミンBの多い食べ物をとる(疲労回復が促進します)
④寝る前はパソコンやテレビを見ない(寝つきやすく眠りが深くなります)
⑤寝る前はホットミルクやハーブティーを飲む(寝つきが良くなります)
⑥なるべく睡眠時間を確保する
⑦散歩やジョギングなどで運動不足を解消する
といったことで体のストレスを減らしていきましょう。
2)交感神経をおさえて副交感神経をはたらかせる
息切れは交感神経ばかりが優位はたらくことが原因として考えられます。
交感神経をおさえて副交感神経がはたらかせることは息切れの解消にとても効果的なのです。
おすすめは「深呼吸」。
息切れがすると感じたら、
まず落ち着いて、
鼻からゆっくりと深く息を吸って、
口から細くゆっくりと息を吐きます。
この深呼吸を何回かくり返しましょう。
息を吐くと副交感神経が優位にはたらきやすくなります。
「ゆっくりと息を吐く」ことをくり返すだけで緊張した体も緩みやすくなり、息切れも動悸もおさまってくるでしょう。
個人差はありますが、約3秒で息を吸ったら6秒かけて吐く、というように息を細くゆっくり吐くことを心がけて深呼吸をしてみましょう。
息切れがする人の姿勢は、猫背気味になっていることが多いです。
背すじを伸ばすように心がけましょう。
そうすることで深い呼吸もしやすくなります。
深呼吸をする時は、肩を上げ下げすると肺もふくらみやすくなって、より深い呼吸がしやすくなります。
息切れを感じなくても、日頃からこまめに深呼吸をしましょう。
深呼吸のほかにも、副交感神経をはたらかせるその他の方法
①シャワーではなく湯船につかる
②玄米・きのこ類・海藻など食物繊維の多い食べ物をとるようにする
③お酢などの酸っぱい物やからい物を食べる
④ストレッチして固まった筋肉を緩める
ストレッチで緊張した筋肉をゆるめることは、副交感神経をはたらかせるとても良いの方法です。
整体を受けて、気持ちよくなって眠たくなった経験、ありませんか?
これは全身の筋肉が緩んで、しっかりと副交感神経に切りかわった証拠なのです。
自分で自分の体をストレッチでゆるめて、副交感神経が活性化させると、息切れの解消をサポートしてくれます。
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