旧:院長ブログ
スムージーでビタミン不足を予防
スムージーでビタミン不足を予防
ビタミンは、体の機能を維持する微量栄養素です。
三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質が体内でエネルギーに変わる時や、筋肉や皮膚など体の構成成分に変わる時に、転換の手助けをします。
ビタミンは原則的に体内でつくることができないため、不足すると三大栄養素をうまく転換できなくなり、体にさまざまな影響を与えます。
各ビタミン不足によるカラダへの影響
ビタミンA
ビタミンAが不足すると、呼吸器などの粘膜が弱くなるため、感染症にかかりやすくなります。また皮膚が乾燥し、爪がもろくなります。
ビタミンB1
脳や神経の大切なエネルギー源となって、中枢神経や手足の末梢神経を正常に働かせる働きがあります。
ビタミンB2
細胞の再生やエネルギーの代謝を促します。健康な皮膚や髪、爪をつくり、成長を促進します。
ビタミンB6
ビタミンB6は皮膚や粘膜の健康と深くかかわっています。不足すると、目や鼻、耳などに脂漏性湿疹ができたり、口内炎や結膜炎にかかりやすくなります。
ビタミンB12
ビタミンB12が不足すると、造血作用が上手く働かず、悪性貧血になります。下肢のしびれ、進行すると運動失調などの神経障害を起こします。ビタミンB12は、腸内細菌によっても合成されるので、極端な偏食をしないかぎり欠乏することはありません。
ビタミンC
皮膚や腱、軟骨などの結合組織を構成するコラーゲンというタンパク質の合成に不可欠なビタミンです。コラーゲンは皮膚や骨などを強化します。このため、ビタミンCは皮膚や骨の健康を維持したり、傷を修復したりするために欠かせないのです。
ビタミンD
骨の形成にかかわりの深い脂溶性のビタミンです。骨の材料となるカルシウムやリンが充分にあったとしても、Dが不足すると満足な骨はできません。
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用のある脂溶性ビタミンで、活性酸素の害から体を守り、がん、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病を予防するといわれています。また老化防止のビタミンとしても知られています。
ビタミンK
ビタミンKは緑黄食野菜や納豆などに豊富に含まれている脂溶性ビタミンです。出血したときに血液を凝固させたり、骨の形成にも関わっています。
ビタミンP
ビタミンPは、結合組織のコラーゲンを作るビタミンCの働きを補強して、毛細血管を丈夫にするので、普段から歯茎からの出血が認められる人や、ちょっとしたことで青あざができる人にオススメしたいビタミンです。
ビタミンQ
ビタミンQは、レバー類や牛肉、豚肉などに含まれている脂溶性のビタミン様物質です。ビタミンEに負けないくらいの抗酸化作用を持ち、細胞膜の酸化を防ぎ、酸素の利用効率を高めます。CoQ10(コエンザイムQ10)ともいわれ、医薬品として使用されています。
ビタミンU
核酸はたん白質の合成に不可欠ですが、ビタミンUはその核酸を作るのに必要な物質です。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の場合、傷ついた粘膜の上皮細胞を修復するためにたくさんのタンパク質を必要とするため、ビタミンUの必要性も高まるのです。
パントテン酸
ビタミンB6や葉酸などとともに免疫力強化にはたらきます。不足すると、風邪をひきやすくなります。体の抵抗力を高め、風邪をひきにくい丈夫な体を作るために必要なビタミンです。
ビオチン
ビオチンは、髪や皮膚の健康に大切なビタミンです。不足すると、疲労感や憂鬱などの症状とともに、湿疹ができる、髪が抜ける、白髪になるといった皮膚や髪の症状として現れます。
イノシトール
イノシトールは、「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれ、肝臓に脂肪がたまるのを防いだり、コレステロールの代謝をよくしたりと、脂質の運搬をスムーズにする働きがあります。このため、脂肪肝や肝硬変の治療薬としても取り入れられています。
ナイアシン
アルコールや、二日酔いのもととなるアセトアルデヒドを分解します。血行をよくし、冷え性や頭痛を改善します。大量に投与することで血清のコレステロールや中性脂肪を下げる薬理効果があることもわかっています。
コリン
コリンは豚レバー、牛レバー、卵、大豆などに含まれる水溶性のビタミン様物質で、血管を拡張させて血圧を下げるアセチルコリンの材料になります。
パラアミノ安息香酸
パントテン酸、あるいは葉酸といっしょにとることで、白くなりかかった髪の色を元に戻す作用があるとされています。また、肌の老化を防いで、しわが出るのを遅らせる働きもあります。
葉酸
葉酸はビタミンB12とともに、補酵素として、赤血球を作り出すはたらきがあります。赤血球は4ヶ月で死滅しますが、新しい赤血球を作るのに葉酸が足りないと、正常な赤血球ができず、貧血になってしまいます。
リポ酸
リポ酸はビタミンCやビタミンEが不足すると、その代役としてはたらきます。さらに、CやEの効果を高めてくれます。
ルチン
ルチンは毛細血管を強化するため、出血性の疾患に効果があり、脳卒中や歯茎からの出血などの、出血性疾患の予防に役立ちます。特に、ルチンはビタミンCの吸収を促進するため、ビタミンCを併用することで、よりいっそう、その効果を発揮します。
そこでいま、チョットしたブームにもなっているスムージーでしっかりビタミンを補給できるといいですね。
スムージーの基本は3つの要素(原料)からできています。
1.液体(ジュースなど)
2.フルーツ、野菜(まるごと使うので繊維入り。)
3.氷
フルーツがとても冷えているもしくは凍っている物を使う場合は氷は入れない場合もあります。
スムージーにも種類があり、大まかにカテゴリーで分けるとこうなります。
①フルーツスムージー
メインがフルーツでとりわけ甘くて香りの強いフルーツを使う。
②グリーンスムージー
メインがグリーンの強いホウレンソウ、ケールなどを使う。
③ヘルシースムージー
ビタミンサプリメントを摂る代わりに必要な栄養素を能率的に自然な物から取り入れるようにしたスムージー
④ダイエットスムージー
砂糖を添加せず空腹感を抑えるようなナッツ、シード類を使い、緑茶、コーヒーなどのカフェイン入りにすることによって新陳代謝を上げ食欲を抑える効果がある。
⑤デザートスムージー
アイスクリーム、シロップなど糖分が加えらる。
多くのレシピ本のスムージーには乳製品、糖分が入りデザートを飲み物の様にしたスムージーが多いです。
今回のテーマはビタミン補給でもありますので、①〜③のスタイルをお勧めしたいと思います。
次回からは、各ビタミンの働きと捕りかたについてをより詳しくお伝えしようと思います。
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