足先の冷えについて ~食事 その2~
血液をサラサラにするための食事①
今まで色々試してみたけれど、なかなか良くならなかった頑固な冷え性。
これからは、食事を見直した分、頑張りに見合った成果を手に入れたいものですね。
冷え症を改善するために、食事の際に気をつけたい
「3つのポイント」をお伝えしたいと思います。
①生野菜でサラサラ血液をつくることで体を温める
冷え性を改善するために、「体を冷やさない食事」を意識している人も多いでしょう。
確かに、これ以上体を冷やさないためにも大切なことです。
ですが、今お伝えしている事は血液をサラサラにしていった結果、体が温まるということですので、体を冷やさないための食事についてではありません。
頑固な冷え性は体を温めているだけでは改善しません。
「サラサラ血液」になることを目指します。
加熱料理ではサラサラ血液にはなれない理由
体を冷やさない食事としての代表例の煮物は、一見体に良さそうにも感じるのですが、今回のテーマからは1つだけデメリットがあります。
それは、食材を煮たり焼いたりすることで、野菜が本来もっている、栄養が壊れてしまうことです。
さらに、野菜に含まれていた豊富な水分も蒸発してしまい、その代わりに水道水や、油、調味料などが、食材に含まれます。
血液は、ただの真水ではないように、野菜の水分も、水道水とは違う、栄養たっぷりの水分が含まれています。
血液をつくる上で、体が求めているのは、水道水よりも野菜に含まれる栄養豊富な水分です。
生野菜の豊富な「水分」と「栄養」で、サラサラな血液がつくられるようになります。
体を冷やさない生野菜の食べ方
生野菜は体を冷やす事は多くの人が常識として認識しつつあります。
逆説的と思われるかもしれませんが、体を冷やさない生野菜を食べるコツがあります。
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常温で食べる
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季節の野菜を食べる
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よく噛んで食べる
野菜は水分が多いので、冷え性の人は寒く感じるかもしれません。
けれど、野菜を常温に戻して食べたり、冬は体を温める作用のある旬の冬野菜を食べることで、体を冷やすことなく、野菜を摂ることができます。
さらに、生野菜は消化に悪いと言われていますので、よく噛んで食べることで、解決できます。
生野菜=体を冷やすではなく、じつは私たちの食べ方自体に工夫が必要なだけだったのです。
昔は、畑の野菜を冷蔵庫に入れることはありませんでした。
そのまま調理して食べていました。
農業技術の進歩で今ではどの季節でも夏野菜を手に入れることができますが、昔は冬の寒い時期に、体を冷やす夏野菜は食べることはできませんでした。
「体を冷やすからダメ!」と言われている生野菜ですが、食べ方を少し変えるだけでデメリットな面をなくすことができます。
生野菜で血液がサラサラになれば、体の末端である手足にも血が通いやすくなり、自分の力で体を温める力がついていきます。
次回は、3つのポイントの2つ目についてお伝えしたいと思います。
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