足先の冷えについて ~食事 その3~
血液をサラサラにするための食事②
今まで色々試してみたけれど、なかなか良くならなかった頑固な冷え性。
これからは、食事を見直した分、頑張りに見合った成果を手に入れたいものですね。
冷え症を改善するために、食事の際に気をつけたい
「3つのポイント」の2つ目お伝えしたいと思います。
1日3食をやめてみる
一日三食は体に良いと言われていますが、1日三食を食べる冷え性体質の人にとっては体に悪いこともあります。
ちゃんとした理由もありますので、読んでみて下さい。
消化活動は目には見えない作業ですが、じつはお肉や穀物を消化するのに、丸一日もの時間をかけて消化しているのです。
【消化時間の目安】
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20分~30分・・・・・果物
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1時間~2時間・・・・・・野菜
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8時間~12時間・・・・・炭水化物
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10時間~24時間・・・・タンパク質
ということは一日三食を食べて、内臓が1日中働き続けることで、内臓ばかりに血液が集中してしまい、手足の血液が少なくなってしまいます。
それが毎日続けば、内臓はヘトヘトになって手足の冷えも進んでいくのが想像ができます。
消化活動では、食べたものを液体状に消化し、腸の中で体にとって「必要なもの」「不要なもの」とに分別しています。
ですが、内臓が疲れてくると、消化の効率が下がり、「必要なもの」と「不要なもの」の分別が難しくなってしまいます。
そうすると血液の中に、本来消化によって分けられるはずの不要なものが混ざりやすくなって、血液を汚してしまいます。
ということは、一日中食事をして内臓を使いすぎると、手足の血液が減る上に、血液がドロドロになりやすいのです。
食べる時間を12時~20時に意識すると血液はキレイになる
「では、いつ、どのタイミングで食事を取るのがいいの?」ということになりますが、じつは、体の中で消化活動がもっとも盛んになる時間帯があります。
それが12時~20時の間です。
この時間に1日のメインとなる食事(昼食や、晩ご飯)をいただくことで、消化の効率を上げることができます。
たとえば、朝は、息が臭かったり、目やにが出たり、排泄をしたりと、体は排泄モードになっているのが分かるかと思います。
朝にガツガツとご飯を食べてしまうと、体の中の不要なものを外に出すことができず、血液中に不要なものが溜まりやすくなってしまいます。
このことからも、できるだけ体の排泄の邪魔にならないように、朝は消化に時間のかからない、果物がおすすめです。
逆に、20時以降でもご飯を食べていると、内臓は休む暇がありません。
夜寝ているときに、体を修復したり、古くなった細胞と新しい細胞を入れ替えて、体を回復させリセットしています。
この時間帯は、消化活動よりも、体の修復に力をいれているので、できるだけ内臓を休ませる事が大切だからです。
日中の12時~20時の間に食事をとる事は、体にとって理想的といえます。
できるだけこの時間に食事をとり、あとの時間は内臓を休ませて、手足にも血液を送れるようにしてあげましょう。
次回は、3つのポイントの3つ目についてお伝えしたいと思います。
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