足先の冷えについて ~食事 その5~
理想的な食事の例
前回まで、血液をサラサラにして、冷えを改善させる3つのポイントをお伝えしてきました。
では、より具体的にどのような食事が理想的なのかを、一つの例にしてお伝えしたいと思います。
血液をサラサラにして、冷え性をしっかり治していきましょう。
朝は季節の果物を好きなだけ食べる
朝はできるだけ老廃物を促す事を意識しましょう。
夜寝ている間に、体の修復作業が行われています。
そこでは古くなった細胞や、老廃物がたくさん出てきます。
それを、朝の排泄や、目やに、呼吸などから外に出してあげることで、体の中をキレイに保つことができます。
朝は体の中をキレイにするためのリセットの時間と考えます。
お腹がすいていなければ、食べないことが理想ですが、「食べないと仕事に集中できない」と言う人もいると思います。
そんなあなたには、果物だと消化に時間をかけず、朝の排泄を邪魔しないのでおすすめです。
果物も野菜と同じように、暖かい所(南国)でとれる物や夏が旬の果物は体を冷やしやすい作用があります。
その季節にあった、適度な体温を保つために最適な旬の果物をいただきましょう。
果物の豊富な水分と、栄養を取り入れて、気持ち良い一日をスタートさせましょう。
昼は野菜を7割、肉・魚・穀類を3割
朝の体の掃除も終わり、この時間帯は消化活動が活発になり始めます。
このときの摂る食事の割合は、目安として体が何でできているかに合わせるとよいでしょう。
体は70%が水分でできていますので、水分の豊富な野菜を7割くらい、そして、その他の肉・魚・穀類を3割くらいの割合でいただくと、体をつくる上でとても理想的でしょう。
この割合は、消化活動の面でもよいのです。
肉・魚・穀類は消化するまでに約1日かかりますが、野菜は、1~2時間で消化することができるので、内臓にあまり負担をかけません。
生野菜はまだちょっと自信のない人は、加熱野菜と半々の割合からはじめて、体の調子を見ながら実践してみてください。
無理をして調子を崩しては意味がありませんもんね。
このときも、以下の3つのコツを意識して、体を冷やさないようにしましょう。
-
季節の野菜
-
よく噛む
-
常温に戻してから食べる
夜はできるだけ食べないか、どうしてもの時は果物を
この時間帯に入ると、体はそろそろ内臓の修復を始めようとします。
昼間にあなたが食べたものの栄養を使って、内臓をキレイに修復したり、古くなった細胞を新しい細胞に入れ替たりします。
この時間はできるだけ何も食べずに、体の修復作業に専念させてあげることで、より丈夫な内臓にリニューアルすることが期待できます。
内臓が元気になれば、消化活動の効率も上がるだけでなく、手足に血液を分ける時間も増えていきます。
何を食べるかを意識する事も大切ですが、食べない時間を作るということも、同じくらい大切なことなのです。
冷えと関係が強い血液循環の妨げとなるカラダの歪み、そして、それに伴う筋肉の緊張を改善させる整体なら こちら→https://www.seitai-kawagoe.com/