【便秘と整体④】
便秘知らずの腸を目指す3つの食べ物
前回お伝えしたデトックスウォーター試してみましたか?
デトックスウォーターで溜まった便をスッキリ出しきったら、次はお腹に良い食べ物を取り入れていきましょう。
きれいになった腸内だからこそ、その効果は最大限に発揮され、便秘知らずの腸を本当の意味で目指すことができるのです。
①「生の食材を摂って」で水分を適度に含んだもっちり便を作る
「生の食材」に含まれている豊富な水分は、もっちりとした便をつくるためにも欠かせません。
けれども、ほとんどの食材は加熱調理をすることによって水分が蒸発してしまっています。
毎日スッキリと便をしっかり出すためにも、生の食材のもつ豊富な水分を取り入れる事が大切です。
このことから、生で食べられるものはできるだけ生で食べ、加熱しないと食べられないものは加熱する。
その両方をバランスよくとりながら食事をしましょう。
「何から始めたらいいの?」と聞こえてきそうですね。
では、まずはじめに朝食を果物に変えることをおすすめします。
②腸は毎日使います。「食物繊維」で腸内の大掃除
以前の記事では「食物繊維は食べ方を間違えると逆効果になる」ことをお伝えしました。
けれども、正しく食べることができれば、その効果は絶大な食物繊維。
食物繊維は、便の量を増やしたり柔らかくして、腸壁にこびりついた汚れをきれいにお掃除してくれます。
毎日の食事でたくさん食物繊維を取り入れることを意識すると、腸内の汚れを排泄しやすくなるでしょう。
では、「正しい食べ方」とは何でしょうか?
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類があり、それぞれ作用が異なるため、便秘のタイプによって食べ分けることが必要となります。
その判断を大きく間違えると、余計に便秘を悪化させてしまいますので注意しましょう。
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水溶性…りんご・にんじん・海藻類・こんにゃくなど(便の量を増やしゲル状にする)
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不溶性…大豆・芋類・キノコ類・ごぼうなど(便の量を増やし柔らかくする)
自分の便秘のタイプを性格に判断をするのは難しいですよね。
以下を判断の指標にするとよいでしょう。
・便が硬くなりがち→水溶性
・下痢になることがある→不溶性
を多めにとるよう意識すると良いでしょう。
どちらのタイプか分からない時は、どちらにも偏ることなく、2つの食物繊維をバランスよく食べてみましょう。
食材を見分ける時は、「水溶性」はサラダなどの生で食べられる水分豊富な食材に多いです。
また「不溶性」は煮物などの加熱しなければ食べられない水分の少ない食材に多いです。
下記の食物繊維の豊富な食材だけちょっと覚えて、ストレスにならないように取り組んでみてください。
食物繊維の代表的な食べ物
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穀類:玄米、胚芽米、麦類、オートミール、トウモロコシ、日本そば
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豆類:大豆、納豆、おから、グリーンピース、小豆、枝豆
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海藻類:ひじき、わかめ、海苔、昆布
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きのこ類:しいたけ、えのきだけ、なめこ、まいたけ、しめじ、わらび
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芋類:じゃがいも、さつまいも、里芋、山いも、こんにゃく
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野菜類:オクラ、ホウレンソウ、ごぼう、レンコン、なす、かぼちゃ、にんじん、たまねぎ、大根、たけのこ、パセリ、いんげん、芽キャベツ、明日葉、ブロッコリー、モロヘイヤ、かんぴょう、ゴーヤ、ごま、セロリ
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果実類:リンゴ、バナナ、みかん、いちご、キウイ、いちじく、あんず、すいか、アボカド
③「醗酵食品」で腸内環境の改善を
醗酵食品は、腸内環境の向上に大きなな効果を期待できます。
腸の働きもよくなって、便秘知らずの腸をマスマスつくります。
意外と知られていませんが、調味料も醗酵食品の一つなのです。
けれども、残念なことにスーパーに並んでいる調味料のその多くは、早く安く作る為に自然な醗酵の過程を省略されて作られています。
成分表示を見たときに、「米・大豆・塩」だけで作られている調味料は本物ですね。
聞きなれないカタカナの名前がたくさん表記されているものは避ける、という目安になります。
醗酵食品の代表的な食べ物
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納豆
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漬け物
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醗酵して作られた調味料(味噌・しょうゆ・酢など)
腸は、脳との関連性も大きいと言われています。
腸内環境を整えることは、脳にも良い!という事ですね。
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