便秘を改善させる、自然の動物を参考にした3つの習慣
前回の記事で「自然の動物のようにする」と言われても、何をしたら良いのか分かりにくいと思い追記することにしました。
前回の記事はこちら→
https://www.seitai-kawagoe.com/blog/2015/12/entry_1363/
なので今回は、自然の動物を参考にした、3つの便秘改善への習慣をお伝えしたいと思います。
薬に頼る事なく、毎日自然に便を出せるようにしていきましょう。
①朝食は食べない
「便秘の改善には、朝食を食べると良い」と聞いた事があるかもしれません。
けれど、じつは1日3食を食べていると、便秘になりやすい事をご存知でしたか?
ある研究者は「消化は排泄のジャマをする」という鉄則があると述べています。
これは、食べ過ぎると、胃腸が「吸収」することに力を入れ、「排泄」をする能力が下がってしまうという意味なのです。
お肉や米を消化するには、半日〜1日もの時間をかけています。
これを1日3食も食べていると、腸はずっと消化をするのに一生懸命で、いつまでたっても排泄の仕事ができません。
とくに、朝は普通なら便を出して、体の中をリセットする為の時間帯、便に限らず、目やにがでたり、朝比較的息が臭いのはカラダが排泄をする時間帯だからです。
その時間に食べていると、腸は排泄のタイミングを逃してしまう可能性があるのです。
便秘のときこそ、出してから食べるを毎日の習慣にしましょう。
朝食抜きの1日2食にすることで、落ちていた出す力はどんどん高まっていくでしょう。
理想的な1日の食事のメニュー
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朝(6:00~12:00)→ 基本は食べない。どうしてもお腹が空いてしまうときはフルーツを食べるようにしましょう。
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昼と夜(12:00~20:00)→ 消化によい水分の豊富な野菜を多めに食べるようにします(食事全体の約7割くらい):米・魚・肉を少し(食事全体の約3割くらい)を目安にします。
②野菜はできるだけ「生」で「まるごと」いただく
野菜が多く、消化によい和食は、便秘を改善する為の代表的な食事と言われています。
ですが、そんな和食にも一つだけ欠点があります。
それは、「生の野菜」が少ない事です。
煮物にしたり、焼いたり炒めたりする過程で、野菜の豊富な水分が蒸発してしまい、便を作るときの水分が足りず、硬い便になってしまい、便秘になってしまうでしょう。
野菜を食べるときは、できるだけ生のままで、皮を剥かずに「まるごと」いただくことが理想です。
自然界の動物も、食材を調理をしたり、皮を剥くことはせずに、まるごと食べていますよね?
生のままたべる事で、野菜の豊富な水分を摂ることができ、便を柔らかく、また食物繊維が豊富な皮をいただけて、腸内をキレイに掃除してくれます。
そして、生野菜を食べるときのコツは、常温にして、よく噛む事です。
そうすることで体が冷えるも事なく、野菜そのものをいただくことができます。
食べ方は、サラダやお漬物などを中心にして、できるだけしっかり摂って便秘を解消していきましょう。
生野菜を食べるときのポイント
③よく動く
本来、体を動かすとは、野生の動物のように、逃げたり、追いかけ流など、または食料をもとめて移動したりすることを言います。
現代人にはここが大きく不足しています。
日中は動きによって腸が刺激され、その活動によって夜はヘトヘトになり、ぐっすりと眠る。
このような生活のリズムを築けると朝はするっと便が出るようになるでしょう。
ウォーキングやスポーツジムのように、同じような動きを機械的に続けていても、どうしても腸には刺激が伝わりにくいのです。
腸を活発に動かすには、全身を使ってたくさん体を動かし、程よく疲労することが大切です。
子供の頃にした、鬼ごっこなどの遊びはとても良い例ですね。
あなたの日常生活の中でも、カラダを動かす事を見つけて実践してみましょう。
そのような動きが、腸への心地いい刺激になり、腸の働きを促して便秘の改善へとつなげることができます。
理想的な体の動かし方
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ぞうきんで床や窓の掃除したり、屈伸や前後屈、左右屈などの様々な動きを取り入れられるラジオ体操をする
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ワンちゃんがいる方なら、公園で一緒に走ったり、追いかけたりしてみる
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童心に帰って、お子さんと一緒にカラダを使って遊ぶ
上記を参考に無理なく実践してみてください。
カラダは、良い事にも、悪い事にも正直に反応してくれますので、便秘改善のプロセスを楽しみながらできるといいですね!
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