前回はゆがみについてお伝えしました。
今回は、なぜ骨盤のゆがみを引き起こすような、筋肉の緊張が生まれてしまうのか?
筋肉だけが骨盤のゆがみの原因なのか?
骨盤のゆがみを作る3つ原因について、1つ1つ詳しくお伝えしたいと思います。
原因その1:筋肉の緊張
右利きのバドミントンやテニスの選手の右腕は、左腕と比べて太かったり、長くなっています。
毎日練習をするうちに筋肉が発達したり、サーブやスマッシュなどの動作をするときの遠心力により腕が引っぱられる事をくり返すことで、個人差はありますが、腕が伸びてきます。
このように人間のカラダはその環境や習慣に順応していきます。
これは骨盤をはじめ、カラダのゆがみも同じことで、あなたが何気なく繰り返し行っている動作や姿勢が影響してカラダをゆがめていきます。
右利きの人はスポーツならば、テニスや野球ならボールを打つとき体を左にひねる(回転させる)ことが多くなります。
仕事でも、職種にもよりますが右利きの人は、仕事でも右手でパソコンのマウスを操作したり、ペンまたは道具を利き手で使うことでそれを繰り返すうちに、カラダをひねるときに使われる筋肉の頻度が多くなり、より発達していきます。
すると筋肉のバランスや使用頻度のへだたりが起きて、骨盤もそちら側に自然と引っぱられやすくなります。
また家事や、重い物を待つような姿勢では、腰を少し低くして、上半身を前にかがめることが多くなります。
使う道具や場所によってには、カラダ使い方は左右対称ではないことから、その人のクセなどによってはその方向にカラダがゆがみやすくなっていきます。
今ではだいぶ見かけなくなりましたが、農作業をしているおばあちゃんも毎日背中を丸めて作業をしているうちに、腰がどんどん曲がって、丸くなってしまった方もいます。
このような状態のとき、おなか側(カラダの前面)の筋肉がいつも縮んだ状態になるので、伸びづらくなり、腰を反らすことが苦手になってしまいます。
この他、女性で悩んでいる人が多い、骨盤の開き
文献を調べると、生理用品がなかった頃の女性は生理のとき、骨盤周辺の筋肉を使い、膣を締めて経血をためておき、トイレに行ってからためておいた経血を出していたそうです。
しかし、現代女性は生理用品がサポートしてくれるので、そのようなことをする必要がなくなり、骨盤周辺の筋力低下によって骨盤が開きやすくなっていることも原因として考えられます。
骨盤の開きは、骨盤を締める筋肉である、骨盤周辺の筋肉を上手に使うことができないからです。
現代では、その筋肉が意識的にトレーニングできていると、出産後でもすぐに開いた骨盤が元に戻っていきます。
● いつも左手でかばんを持つ
● いつも組む足が決まっている
● いつも横向きやうつ伏せで寝る
このような日常生活で何気なくしている動きも同様に、筋肉のバランスを大きく崩してしまいます。
あなたのゆがみは知らぬ間に、生活習慣の中で作らられていくのです。
次回は原因その2 生活習慣についてお伝えしたいと思います。
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