前回は、目の疲れと肩こりの関係、目に負担をかけているパソコンやスマホのディスプレイから発せられる光(ブルーライト)についてをお伝えしました。
今回は、引き続きブルーライトからの人体への影響と、その対策についてお伝えしたいと思います。
肩こり、ブルーライトの影響で生体リズムも狂わせる?
川越総合整体院を訪れる肩こりの自覚症状のある人に多いその他の症状とし睡眠障害があります。
布団に横になった時に、肩に力が入っていて、力を抜こうとしても脱力できずになかなか眠れないという人、枕が合わないようで首のあたりに違和感があるなど、肩こりのために心身の緊張が強く、眠りが浅くなるという人もいます。
そしてブルーライトの影響からも、このような睡眠の問題が、さらに悪化してしまう要素が加わる恐れがあります。
私たちの体は朝日によってカラダが目覚めて活動できる状態になります。
そして日の沈む夕方から夜にかけて、カラダが休まる状態へと変化していきます。
しかし、夕方から夜遅く、深夜まで、パソコンやゲーム機などで、明るい光を浴びていると、カラダ本来のリズムが崩れて、夜になってもカラダを休める状態に切り替えることができなくなります。
このようなことが、さらに睡眠の問題を引き起こすと考えられています。
肩こりや目の疲れを回復させるためにも、質の良い睡眠は必要なのです。
目の負担を少なくするブルーライト対策とは?
目のコンディションが低下することで、さらに肩こりを悪化させてしまうことを予防するために、前回お伝えしたブルーライトに対する知識も頭に置いて、目の疲れ・肩こり対策に役立てて下さい。
①眠る直前まで、パソコンやスマホなどのディスプレイを見ないようにする
仕事のために、主にパソコンディスプレイを見ながらのデスクワークは仕方のないことだと思います。
その場合は、仕事で目に負担をかけ続けていますので、せめて眠くなるまでスマートフォンを操作するといった、眠る直前まで明るい光を浴びることは、避けるようにしましょう。
②暗い所ではディスプレイを見ないようにする
明るさが十分でない場所で、明るい画面を見ると、目の負担は増えます。
目の疲れが、増すことにもなりかねませんので、日の光があたる、または照明の明るい場所で見るようにしましょう。
③ときには遠くの景色を見るように
自宅やオフィスから遠くの美しい自然を眺めることは難しいので、雲や遠くの建物でもOKです。
ディスプレイの前から離れて、遠くの見渡せる窓などへ移動して、遠くの景色を眺めることも、目の筋肉の緊張を和らげることに役立ちます。
④ブルーライト対策用グッズを使う
ブルーライトを遮断するメガネやシート・プロテクターなどを利用する方法もあります。
遮断率が商品により異なりますので、調べてから購入しましょう。
⑤1時間以内に1度は目を休める
肩こりの人は、特に目が疲れやすい状態にありますので、なるべく1時間以内に1度は、目を閉じて目を休める時間をつくりましょう。
蒸しタオルなどで目の周りを温めると、目の筋肉の緊張がゆるみ楽になります。
目の疲れを伴う肩こりの解消なら
川越総合整体院