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院長ブログ

川越市 新河岸の整体院 【スマホと腰の関係】

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スマホ利用する人は年々増えています。

そして、それに伴って不調を訴える人の数も増えているのです。

少し前に韓国ドラマが流行しました。

今でも根強いファンのクライアントさんもいます。

当時、腰痛で来院されたクライアントとのカウンセリングで明らかになったことは、韓国ドラマのDVDが次から次へと新作がレンタルされては借りてきて、1日に4、5枚のDVDを続けて観ていたクライアントさんに、腰痛の人が多かったことです。

長い時間座りっぱなし、またはソファーにずっと横になってドラマを続けて観ていたことが原因でした。

全てのクライアントさんにではありませんが、結構な数のクライアントがそうだったのです。

ウソのようなホントの話です。

私はこの腰痛を「韓国ドラマ症候群」と当時命名しましたが、最近では「スマホ症候群」の人が増えています。

スマホを使う人が増えてくると、スマホを使うことによって体の不調を感じる人が目立ち始め、こうした言葉がうまれてくるわけです。

スマホ症候群で多い症状として、スマホを操作する時の姿勢から首周辺の筋肉に負担がかかり続けて、肩こりや頭痛、目の不快感や痛み、さらには手や肘、腕の痛みやしびれなどがあります。

先ほどあげた症状は上半身に集中していますが、このスマホ症候群(私がわかりやすいように付けた名前です。)は、やがて腰痛にもつながる可能性があるのです。

現在6割以上の人が利用していると言われているスマホ愛用者は、上半身のケアはもちろんとして、放置していると腰から下にも負担をかけていく可能性があることから、腰から下の下半身のケアも必要になってくるでしょう。

 

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あなたが、スマホを使うときの姿勢を思い浮かべてみて下さい。

スマホを使う時、どのような姿勢になっていますか? 通勤、通学などの移動中に電車の中で立ちながら、座りながらという人が多いかもしれませんね。自宅では、就寝間際に布団に入って横になり、スマホの画面にくぎ付けになっている、という人もいるのではないでしょうか?

肩こりや頭痛、目の不快感や痛みなどのスマホ症候群にみられる症状は、スマホを使用しているときの姿勢やその時間による負担から生じることが考えられます。

このような習慣がつづくと、やがて姿勢も変化してきます。

また、この変化した姿勢のままで、生活を続けた結果、常に腰部への負担も生じさせるバランスになってしまう可能性が出てきます。

スマホ症候群の症状がある人は、すでに姿勢のバランスを崩しているかもしれません。

 

こんな姿勢に注意しましょう。

画面や操作に集中するとうつむき姿勢になりやすいものです。

あなたはどんな体勢でスマホを使っていますか?

 

・立ち姿勢でスマホを使う

私たちのカラダに負担の少ない状態というのは、背骨に本来あるS字状カーブがきれいに保たれた状態です。

立ち姿勢では、そのカーブを保ちやすいのですが、それは、体も顔も正面を向いた状態である時のことです。

スマホを使う時、スマホを顔の高さに持って腕でその姿勢を保持しながら使っているという人には、ほとんどいないでしょう。

街で見かける人のほとんどは、うつむき姿勢で使っています。

頻度や時間にもよりますが、このような姿勢が頭や腕を支える筋肉に負担をかけ、首や肩、腰にまで影響を及ぼす恐れがあります。

電車などに乗った時、スマホの操作に集中している人が並ぶ光景は当たり前になっています。

 

椅子に座ってスマホ

立ち姿勢での腰への負荷を1とすると、単純に椅子に座るだけで、腰への負荷は1.5倍にもなると言われています。

たとえ、スマホを使っていなくても1.5倍の負担がかかった状態では、ただ座っているだけでも、その姿勢を保つために腰周辺の筋肉だけでなく、首周辺の筋肉も頑張っています。

では、この状態でスマホを使うためにうつむき姿勢になると、手の位置が体の前側に位置しますから、猫背姿勢の傾向になります。

猫背姿勢は時間が経つにつれ、または操作にのめり込んでくると、前かがみ姿勢が増すことが多く、姿勢も腰のあたりから丸くなる姿勢になってきます。

この時、腰への負荷は座っているだけの時に比べて約2倍近くに増えてしまうそうです。

 

・足を組んでスマホ

立ち姿勢から椅子に座ることだけでも、腰への負担が増すことをお伝えしましたが、日頃からのクセでついつい足を組んでしまうことがあると思います。

あなたはどうですか?

「足を組んだ方が楽!」という人も川越総合整体院に来院された方の多くは、当初そのようなことを言います。

ですがこのような姿勢のとき、足を組んだ際に坐骨(座った時にお尻のところで座面にあたる骨の部分)が椅子の座面に均等に当たらず、不安定になるため、部分的に腰の筋肉を過剰に働かせてしまうのです。

その結果、筋肉疲労を起こしてしまい、習慣化することで、筋肉疲労も慢性化してきてしまいます。

そのまま放置されると、立ち姿勢になった時にも、関連する筋肉のバランスが崩れていることから、姿勢が歪んでしまって、見た目の変化にまで及ぶこともあるのです。

 

・寝ころがりながらのスマホ

寝ながらといっても、寝る姿勢はいくつかあります。

例えばうつ伏せになって、肘で支えて上半身を起こしてみたり、横向き、仰向け、上半身だけひねってみたり、下半身だけひねってみたり、スマホを寝ながら使う際に、感覚的に楽な姿勢を無意識にしながら、ゴロゴロと体勢を変えつつスマホを使っているかと思います。

とくに腰への負担がかかりやすいのは、うつ伏せで上半身が持ち上がり、腰がそった状態です。

少しの時間であれば、腰を支える筋肉のストレッチにもなるのですが、この姿勢は腰の関節へ負荷のかかる姿勢でもあるため、日頃から腰への負担が大きいという人には、注意が必要な姿勢です。

また、横向き姿勢で使う人も同様に、長い時間になると骨盤や首、肩への負担が増す場合があります。

今回はスマホ症候群とあえて名前をつけて、スマホを使う時に腰への負担がかかりやすい姿勢についてを紹介しました。

そんな人の中で、とくにデスクワークや力仕事が多いなど、日頃から腰への負担が多い人、そして、肩こり・頭痛・目の不快感・手・腕などに症状をすで に自覚してしまっているスマホ症候群になりかけている人に、特にスマホを使う時に腰への負担をご理解していただき、注意してみてください。


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