今回は、ご自身での腰痛ケアに活用できるよう、効果的なツボとその押し方についてお伝えしたいと思います。
まず、ツボを押すことが効果的な人
・腰が重だるい人
・腰にハリを感じる人
・腰に慢性的な痛みがある人
このような腰痛の方にはツボ押しは効果を発揮します。
ここで覚えておいて欲しいことは、ぎっくり腰のような急性の痛み「軽く腰に触れるだけでも、痛くて触れない程の痛みがある方」はツボ押しは向きません。
痛いからなんとかしたいからといって、無理をするとかえって悪化する可能性が高くなるからです。
効果的なツボの押し方
ツボは呼吸と合わせながら、それぞれゆっくり3回ずつ押していきます。
1.鼻から息をたくさん吸います。
2.口からフーッと息を吐きながら、ツボを押していきます。
3.ツボを押し続けた状態で3回深呼吸をしてます。
4.3回深呼吸をしたら、ゆっくりと指を離していきます。
5.ここまでを1回として、1〜4を3回行ないます。
自分で腰のツボを押す際は、足を肩幅に開いて、立った状態で押します。
この時、できるだけリラックスした状態でおこなうことが効果を発揮させるためには大切です。
ツボを押す強さについて
ツボを押す時の強さは、痛気持ちいいと感じる一歩手前位です。
今まで強く押す傾向の人には、はじめ物足りないと思うかもしれませんが、この強さがもっとも効果が出ます。
押す時は親指の腹の部分を使って優しく押します。
腰痛に即効性のある5つのツボ
ツボには大きく分けて2種類のツボがあって、腰痛であれば、、、
・腰を直接押すツボ
・手や足を押して、腰痛にアプローチするツボ
この2種類です。
どちらも腰痛に効果はありますが、ご自分で押して即効性のあるツボは、腰を直接押して、腰痛にアプローチするツボです。
1.命門(めいもん)
ツボの見つけ方
「命門」はへその真後ろです。
背骨上にあるツボなのでやさしく押しましょう。この後お伝えする、2つのツボはこの「命門」が基準になります。
2.腎兪(じんゆ)
ツボの見つけ方
「命門」のツボから「横に指幅2本分離れた場所」です。
3.志室(ししつ)
ツボの見つけ方:「命門」から「横に指幅4本分離れた場所」です。
4.大腸兪(だいちょうゆ)
ツボの見つけ方:背骨を上からたどって、「骨盤の骨ラインとぶつかった場所」です。
5.腰眼(ようがん)
ツボの見つけ方
「大腸兪」から指幅3本半横にいった場所です。
ご自身で出来ることはしっかり試したい人へは、このツボ押しの他にストレッチをすることをお勧めします。
あなたは「ツボを押した結果、自分の腰痛が少しでも緩和されたり、改善されること」を求めているのではと思います。
まずはご自身で出来ることは試したい人へ、ツボを押しに加えてストレッチをするとさらに効果的です。
ツボ押しのと、ストレッチの組み合わせは、ご自分で出来る試みとしては、着実に腰痛を改善の方向にむかわせることを期待できます。
また、腰痛を起こす生活習慣を知っておきましょう。
腰痛の原因は硬くなった筋肉です。
筋肉が固まってしまうのはあなたの生活習慣にあります。
例えば、姿勢や運動不足、寝具、重いものを持つ、食生活、ストレスなどです。
まずは、あなたの腰痛の要因になっている生活習慣を見直して、腰痛ケアと並行して改善していきませんと、どんな治療やケアも一時的な効果になってしまいうからです。
安易な気持ちでは腰痛は治らない
腰痛ケアのプロとして、少し厳しいことを言いますが、腰痛はあなたの生活習慣の結果です。
毎日の生活習慣の積み重ねが「腰痛」という痛みを作りだしているのです。
今までの積み重ねは「ツボ」を押したぐらいで簡単に治るものではありませんし、緩和しても一時しのぎでしかありません。
腰痛を根本的に治そうと思ったら、まずはあなたの行動から変えてみてください。
「そんなこと、わかっているけど・・・」と言い訳を言っている間は根本的には治りません。
自分だけでは、、、と思うのであれば、川越総合整体院の腰痛整体と、より具体的な生活指導をご利用いただき、最短の期間で腰痛を根本改善するためにサポートいたします。
川越総合整体院