【仕事から帰って、お休みの日に、のんびりして過ごしたはずなのにどうして腰痛に!?】
あなたが楽だと感じている姿勢が、時として腰に負担をかけていることがある事をPart1.ではお伝えしました。
今回、あなたのくつろいでいる時の姿勢は腰に負担をかけ続けていないか?をチェックしてみて下さい。
あなたの楽な姿勢、大丈夫ですか?
「だいたい座るときはこの姿勢は楽なので、しています」とクライアントさんがよく言われる座り姿勢は、他の人にも共通していることがあります。
同じような姿勢をしていても、くつろぐ場所が、フローリングにカーペットや座布団を敷いた上なのか、柔らかいソファなのか、座椅子なのかといったことで、腰への負担は違ってきます。
くつろぎ姿勢の中で、腰を支える筋肉や関節などが悲鳴をあげやすい、よくある姿勢をいくつかお伝えしてみます。
フローリングやカーペット編
フローリングやカーペットは姿勢も自由に変えやすく、寝そべってゴロゴロ過ごしたい人には心地いいですよね。
でも、少し間違えると、腰に負担をかけ続けてしまうこともあります。
1. うつぶせでのスマホ、読書
うつ伏せで長い時間スマホや読書わすることは、腰の関節に負荷をかけることがあります。
感覚的に楽なように感じるかもしれませんが、後から腰痛や首の痛み、肩こりを招きやすいので注意が必要です。
反り返るような姿勢を続けることで、腰や骨盤付近に負担がかかりやすくなります。
2. あぐらや横座りの姿勢
あぐらや横座りをする人はとても多いです。
楽に感じるあぐらの姿勢は、腰や背中が丸まりやすく、そのため長い時間続けていると腰を支える働きが低下することがあります。
また、横座り姿勢は、両脚を左右どちらか一方へ向けて座りますが、これは背骨の乗っている土台となる骨盤と腰の骨が傾いた状態に加え、骨盤と太ももの骨をつなぐ股関節にも負担をかけるだけでなく、さらにはひざの関節にも負担をかけていることもあります。
横座りの体勢の時、腰は不自然な状態を強いられ、姿勢を維持すること自体がカラダを疲れさせてしまいます。
3. 頭を手で支えて横になる姿勢
いま現在、骨盤やその周辺の筋肉に問題が出ている人は、すでに症状が出るかもしれません。
ゴロンと横になって、テレビを観るときなどに多い姿勢です。
肘を床につけて、手で頭を支え、ある意味でリラックス状態です。
ですがカラダのバランスで見たとき、普段の姿勢からすでに骨盤に負担がかかっている人の場合、さらに負担をかけやすくなるので注意が必要です。
椅子やソファでの姿勢
1. ソファでの姿勢
ふかふかして、ゆったりとしたソファは、カラダを預けて全身の力を抜いてリラックスできるため、心地よく感じる人も多いようです。
ですが、座って何かをするような時は、お尻の沈みこむ具合によっては、腰に負担をかけて違和感を覚えることがあります。
また、そのような時にテーブルの高さや、ソファとカラダの位置関係が合わないことが多いために、ソファに座りながら、ノートパソコンをテーブル上に置いて作業をしたり、食事をする場合などには、よりカラダに負荷をかけることになってしまいます。
2. イスに座る姿勢
今では色々なデザインの椅子が店頭に並び、機能性よりもデザイン重視の椅子も増えています。
そのような椅子は、部屋に置くだけでも雰囲気が変わるので人気もあります。
しかし、このようなデザイン重視の椅子の中には、背もたれや座面の角度が腰に負担をかけやすく、座った時に安定しない感覚のデザインのものも少なくありません。
また、座面が硬さも重要で、長い時間ゆっくりと座っているのに適さない椅子もあります。
このようないすも、腰などに余計な負担をかけてしまいます。
いかがでしたでしょうか?
思い当たるところが多い人、すでに何らかの違和感を腰などに覚える人は、ご参考していただき、もう一度見直してみてはいかがでしょうか?
川越総合整体院