「腰の痛み、いつもよりしぶといなぁ」「この背中のこり感はなに!?」と、いつもとちょっと違う症状を自覚していませんか?
「 この背中の痛み、腰痛は内臓の病気?」と疑ってしまうことがあるかもしれません。
痛みは、体の異常を知らせてくれるサインではありますが、痛み=出ている部分が悪いとは限りません。
必ずしも悪くない場合があります。
腰痛なのに腰自体には原因が無いということもあるのです。
筋肉の緊張を緩めても改善しないケース
筋肉の筋肉を緩めても効果が出ず、症状が強まっていく場合もあります。
例えば、背中や腰の筋肉ひ張りを感じて、テニスボールやゴルフボールの上に寝て、ぐいぐい圧したり、お風呂で温まってほぐれるようにしたり、筋肉の緊張を緩めるようにしても、思うような変化が出ない、それどころか症状は強くなってしまう、という場合があります。
一般的な肩こりや背中、腰の張り感は、ほぐしたり温めたりすることで、多少楽になったり、体を休めると軽減したりと、改善された感覚があると思います。
しかし、「なんかいつもよりガンコだなぁ〜」と感じる場合は、以下のようなこともある事を知っておきましょう。
筋肉のこりは内臓の不調を知らせるサイン?
筋肉のこりと内臓の不調との関連を不思議に思うかもしれませんが、こうした腰や背中に出る痛みや張り感の中には、内臓疾患に繋がるものがあります。
内臓疾患がなぜ内臓付近に違和感がでるのではなく、内臓とは離れた部分に出るのか、イメージできない人もいるかもしれません。
これは、専門用語になりますが「関連痛」と呼ばれるものです。
例をあげると「左肩が痛むと心臓に問題がある可能性が!」という話を聞いたことはありませんか?
このように、内臓の異常がその他の部分に表れることもあるのですが、自分のコリや痛みがあまりにもつらく、長引いている場合、すぐに内臓の病気?と 疑ってしまい、心配や不安感が高まってそれがストレスとなり、かえって症状が悪化してしまう場合もありますので、過剰な心配にもご注意ください。
関連痛とは?
内臓の異常から特定の筋肉が収縮を起こすことがあります。
内臓や骨、関節周りの深部にある組織から、脳へ痛みを伝える神経の経路と、皮膚からの痛みの情報を伝える経路が同じであると、内臓による痛みが特定の皮膚を過敏に感じさせることがあるのです。
痛みが脳へ伝わる時に、交感神経系や運動神経にも影響することで、発汗したり、特定の筋肉の収縮、血流が低下するなどして、こりや張り感、痛みを起こすことになります。
各臓器の異常により腰や背中などの痛みや張りの出る部分は異なります。
このように、内臓からの刺激と皮膚からの刺激を勘違いしてしまう働きがあります。
各内臓と収縮する筋肉の関連性があることから、内臓の位置から離れ箇所にこりや痛みを起こす「関連痛」の仕組みとなります。
腰や背中へ症状が起こりうる場合は、お腹の後ろ側に位置している筋肉が収縮するのですが、一般的な腰痛でも緊張して硬くなりやすい骨盤を引き上げる作用や股関節を曲げたり腰や、骨盤を安定させる筋肉にも影響を及ぼす可能性があります。
そのために、腰の痛みや張り感、背中の違和感やこりを感じることがあるのです。
腰と関連の深い臓器
子宮や卵巣、腎臓
背中や脇腹と関連の深い臓器
胃、胆のう、膵臓
などがあります。
特に心当たりもなく起こった、いつもと違う腰痛や背中の痛みが続いた場合は注意が必要です。
例え症状を我慢できたとしても、どんな体勢や対処をしても緩和せず、夜もつらい場合は念のため病院を受診してみましょう。
特に異常が見当たらない場合は、川越総合整体院の腰痛整体にて、専門的にその腰や背中のこりの原因を見極めて調整いたします。
(初期の内臓の弱りの場合、病院の検査では検出できない事もあります。それを放置し続けると、やがて病院での検査で内臓疾患が見つかることもあるでしょう。早めの処置が大切です。)
川越総合整体院